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交通事故被害時効まであとわずかですが困っています

交通事故の被害(車全損+人身-治療は終了)に6年前に遭いました。 大まかな状況は (1)相手は示談交渉を代理人(弁護士)を通じて申し出てきた。 (2)こちらが被害を立証する書類を提出すれば、賠償金の提示を  するとの申し出あり。 (3)時効の中断承認は得てはあるが、残りの時効まであと約2週間 こういった場合、 (1)こちらが書類を出した時点から示談交渉の開始と見なされ、  再度時効は中断するのでしょうか? (2)ここまできてしまったら、こちらも代理人を立てた方が  よいのでしょうか? (3)その他、似たような経験をお持ちの方、アドバイスをいただけたら  幸いに存じます。 忙しさにかまけ、書類準備と提出をここまで引き延ばしてしまったことをとにかく反省しています・・・

みんなの回答

回答No.1

極めて似た状況(だと思います)にあったことのある者です。相手方は保険会社指定代理人弁護士、こちらは私本人で、事故から解決まで7年程度かかりました。最後は、紛争処理センターに持ち込み、殆どこちらの思惑通りの損害賠償金を取れました。 余談はさておき、 「時効」には保険金請求権の時効(2年)と損害賠償請求権の時効(知ってから3年又は不法行為時より20年)の2種類があることはご存じですよね。そして時効は中断事由(民法147条)により中断することも文面から見てご存じだと思われます。その147条中の「請求」「承認」にどこまで入るかを心配されているように見受けられます。で、私の答えは: (1)こちらからの資料提出及び相手方の受け取りの回答は、上記「請求」「承認」に当たりますので心配ありません。ただし、私も心配だったので、明らかに請求に該当するように「請求額」を記載した書類を相手に送りました。この額は概算でふっかけた額で構いません。実際の金額はその後じっくり話し合えばいいのです。それでも心配だったので、請求額を記載し、時効の中断を求める旨を記載した内容証明郵便を相手方に送りました。ここまでやれば、略確実に時効の中断が認められ、時効は新たに開始することになります。まあ、一般的に時効が争点になるのは、本訴になるほどこじれた場合ですので、和解・調停の段階では相手もそこまで悪意的に突っ込んでくることはないと思います。ただ、相手からの「時効の中断を認める」旨の回答を書面でも口頭(録音)でも得られれば安心です。 (2)上述しましたように、私は代理人を立てずにやりました。感情を抑えて論理的に請求額とその理由を主張できるなら、裁判の手前までは代理人は不要だと思います。あと、資料をじっくり読み、論理を組み立てる手間と、相手とのやりとりに必要な時間も捻出する必要があります。但し、私の場合、適宜法律事務所や相談センターの法律相談を利用しました。しかし、私の主張に対して常に慎重かつネガティブなアドバイスしかもらえず、あまり役立った印象はないです(相談役としては責任回避のため積極案は支持できないのかもしれません。)。しかし結果として私の主張にかなり近い額(法律事務所の弁護士がこのくらいとれるだろう、と言った額の約2.5倍程度)を取りました。 (3)心構えとして、  ・感情論は厳禁。感情は金額に換算すること。そして単なる「勝負」であると割り切って闘ってください。「勝つ」ことだけが必要です。  ・請求額を遠慮する必要はありません。特に保険会社が相手の場合、相手は非常識と思えるほどあらゆる汚い手を使います。遠慮は致命的です。一般常識や相手の事情にとらわれず、堂々と請求額を伝えること。  ・その請求額には、必ず理屈と証拠が必要です。遠慮する必要はありませんが、何の根拠もなく20億円とは言えません。その理論武装を入念にすること。  ・すべての書類はきちんと整理して残し、解決後3年くらいは保管しましょう。そして、すべての会話は録音しましょう。面談も電話も。  ・失う時間と得られる金額とを天秤にかけ、失う時間が大きいと思ったところで最終判断をしましょう。所詮損害賠償請求交渉は後ろ向きの事案です。あるところで前向きに切り替えなければ人生損します。 以上長くなりましたが経験者のアドバイスです。頑張ってください。納得いく解決を図られることをお祈りしております。

kaijirou
質問者

お礼

お心強い回答、ありがとうございます。大変参考になりました。

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