- ベストアンサー
(大学受験)質問2つ
浪人生で、センター化学は96でした。 よろしくお願いいたします。 ・ヨウ素デンプン反応について 問題集に、「ヨウ素分子はデンプン分子の螺旋構造に入り込み、青色に呈色するが、加熱すると熱運動によりヨウ素分子はデンプン分子から離れ、呈色しなくなる」と書いてありました。 疑問ですが、加熱してもしなくても、ヨウ素が分子として存在するのなら、どちらも青色をするはずだと思うのですが、どうなのでしょうか? ・フルクトースの鎖状構造における不斉炭素原子の数について OH-CH2-CH(OH)-CH(OH)-CH(OH)-C(=O)-CH2-OH 上のような構造(間違っていたら指摘してください)で、左から2位、3位、4位の計3つが不斉炭素原子になるのは分かるのですが、問題集の解答では4つとなっています。 どう数えたら、4つになるのでしょうか?
- coffeebeat
- お礼率97% (379/390)
- 化学
- 回答数4
- ありがとう数4
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>ヨウ素が分子として存在するのなら、どちらも青色をするはず 沃素分子が青いのではありません。 デンプンに沃素分子がはまった構造が青いのです。 そもそも、色というのは光の吸収スペクトルです。 デンプンだけでは可視光を吸収しないのが、沃素分子がはまることにより構造が変わって、可視光を吸収するような形になるのです。(詳しい仕組みは未解明らしいが) これはバネの共振と似たようなものです。たとえて言うならデンプンというバネに沃素という重りを付けたら共振周波数が変わったということです。 フルクトースの方は私にも3つにしか見えません。 No2さんの言われるように環状構造と間違えているのではないでしょうか(あなたがor出題者が)
その他の回答 (3)
- ht1914
- ベストアンサー率44% (290/658)
ヨウ素を見たことはありますか。 昇華の例としてみる機会があったのではないかなと思います。蒸気はきれいな赤紫色ですね。水にはあまり溶けませんが少し溶けて薄い褐色になります。I-イオンのあるところにはよく溶けます。濃い褐色になります。蒸気の色とは全く違うということで構造が変わったということが分かります。I2とI-がくっついたI3^-だ出来ていると言われています。普通実験ではヨー素ヨー化カリウム水溶液を使います。青から赤紫色の範囲で変わります。でんぷんの鎖の長さで色が変わりますがI3^-の色というよりはI2の色の系統ですね。 ヨー素をアルコールやエーテルに溶かしても赤紫の系統の色になります。周りにある物質の影響で少しずつ色合いが変わりますがすべてヨー素の分子の色が見えていると言ってよいと思います。 でんぷんの鎖の長さで色が変わる性質を利用して消化酵素による分解の程度を知るという実験を組み立てることも出来ます。
お礼
どうも有り難う御座います!! 理転で、化学は独学でした。それで、実験の問題については、実際の色などの知識が少なく、今後の課題です。 デンプンの鎖の長さで色が変わり、それが実験をする上での指標になる、という点、面白いと思いました。
ヨウ素ですが、デンプンから離れたヨウ素分子の色は極めて薄いので滴定等にはデンプンが欠かせません。 フルクトースは鎖状構造では三つしか不斉中心はありません。環化したときに四つになります。
お礼
どうも有り難う御座います!! ヨウ素について、よく分かりました。 フルクトースについても、やはり3つで理解しておきたいと思います。
-C(=O)-を入れれば4つになるのではないでしょうか。こういうのを不斉炭素と言うのかどうかは知りませんが。
お礼
どうも有り難う御座います!!
関連するQ&A
- ヨウ素デンプン反応の呈色理由
大学一回生で化学勉強してます。ヨウ素の実験をしたんですがデンプンとの反応で青色に呈色する理由が分かりません。解説では「デンプンの鎖状分子がらせん構造をしておりその内部にちょうどヨウ素がはまり込む」て言ってたんですが、どうしてヨウ素が取り込まれると色がかわるんでしょうか?どなたかヒントでもいいので教えてください。
- 締切済み
- 化学
- フルクトースの鎖状構造(大学受験)
よろしくお願いします。 フルクトースの鎖状構造の書き方について質問です。 http://www.tennoji-h.oku.ed.jp/tennoji/oka/2004/04ko3-19.htm のページによると、フルクトースの鎖状構造は、ピンクの枠でかこんである2番炭素の部分で、ケトン基が上で、CH2OHが下にきています。 ですが、私がもっているテキストでは、上にCH2OHで下にケトン基が書いてあります。ここで質問なのですが、これはいずれか一方が間違っているのですか?それとも、どちらも正解なのでしょうか? 環状構造の場合は、面の上か下かの区別があるので、上下が逆だとそれは違う物質になってしまうと思いますが、鎖状構造の場合は、上下は関係ないのでしょうか?どちらでもいいのでしょうか? どなたかご存知の方にアドバイスをいただきたいです。よろしくお願いいたします。
- ベストアンサー
- 化学
- 環状構造の不斉炭素原子の考え方
不斉炭素原子は、炭素の4本の手にすべて異なる原子団(基)が結合したものですが、以下のような環状(シクロヘキサンにCH3とOHが1,3で結合した構造)では、どう考えたら良いのでしょうか? -CH2-CH2-CH(CH3)-CH2-CH(OH)-CH2- CH3の結合しているCの両隣の基は、CH2なので、不斉炭素原子はないと考えましたが…?(ボート型とイス型が関係しますか?) Cを2個まとめて考えると、-CH2-と-CH2-CH(OH)-となるので 不斉炭素原子は2個になります。どちらが正しいでしょうか? ※ご指導よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 化学
- 化学の質問です。教えてください!!
CH3-CH2-CH(CH3)CHO って還元すると CH3-CH2-CH(CH3)CH2-OH で不斉炭素原子もちますよね?まちがえてますか? C5H10Oの構造異性体で還元して不斉炭素原子を持つものはどれか? という問題で CH3-CO-CH2-CH2-CH3 CH3-CO-CH(CH3)-CH3 が答えになっていたのですが…どういうことでしょうか?
- ベストアンサー
- 化学
- α-アミノ酸の種類と名称
グリシンとα-アミノ酸Aからなる鎖状のトリペプチドBがある Bは分子量が203.0であり、光学活性であった (1)α-アミノ酸Aの名称と構造式を書け。不斉炭素原子をC*とせよ。 この問題で、名称ってのが良く分からないです。 他もよく分からないんですけど、α-アミノ酸はα-アミノ酸であって 他に名前はないんじゃないでしょうか? それと構造式もよく分かりません。 自分で考えると、 H R1 O | | || N-CH- C というのしかできません すべて書けとかいてますが、ひっかけ問題で一つしか答えはないんでしょうか? (2)トリペプチドBとして考えられる構造をすべて書け。不斉炭素原子をC*とせよ。ただし、光学異性体を考慮する必要はない。 これは本当に分からないです。 グリシンとα-アミノ酸のつながり方がいくつか考えたら、無限に存在するんじゃないかと思ってしまいます。 どうしたらいいか困っています おねがいします
- ベストアンサー
- 化学
- PVAのヨウ素呈色反応について
大学で「ポリビニルアルコール(PVA)水溶液にヨウ素-ヨウ化カリウム水溶液を加えると青色を呈する」という実験を行なったのですが、なぜPVAにヨウ素を加えると青色になるのかがわからず困っています。 ヨウ素-デンプン反応と似ているので、PVAもデンプンのようにらせん構造をとっており、そこにヨウ素が入ることによって呈色するのかな?と予想したのですが、参考書などを調べてみても水溶液中でPVAがどのような立体構造をとっているのかがわからず、確信がもてずにいます。 どなたかご存知の方はいませんでしょうか?
- ベストアンサー
- 化学
- ヨウ素デンプン反応による呈色
ヨウ素デンプン反応による呈色は,加熱により消えるとされています。どうしてヨウ素の色は消えるのですか?水素結合が関係していると耳にしたことがあります。そうであればどのように関係しているのですか?この原理を詳しく教えていただけたら幸いです。
- ベストアンサー
- 化学
- 不斉炭素原子になぜなる?
有機をやっていて定義だけを見たら余計わからなくなりました。 不斉炭素原子は定義では 4つの手にそれぞれ違う原子が結合している場合 を指すのですよね? OH | Cl-CH-Br だとか。 ここまでは説明通りで理解できたのですが。問題は添付した画像です。 これも不斉炭素原子である。と書いてあるのですが この炭素はCH2, CH2 とダブりなので定義では不斉炭素原子ではないのでは? と悩んで先に進まなくなりました。 上記程度の理解力ですがここの内容理解が有機を進めていくうえで大切だとフォースを感じます。 内容理解に努めたいのでご面倒おかけしますがなぜこれは不斉炭素だ!!と絶対的に言い切れるのか丁寧な説明をしてくださる方。ご教授お願い申し上げます。
- ベストアンサー
- 化学
お礼
どうも有り難う御座います!! ヨウ素デンプン反応が青色になる理由について、よく分かりました。覚えておきます。 また、フルクトースなのですが、問題集を確認したところ、やはり鎖状で4つという解になっていましたので、問題集の解答が間違えていると思います。その問題集によりますと、この問題は東京農工大で出たもののようです。