長時間放置していたHPLC(液クロ)の使い方と注意点
- HPLC(液体クロマトグラフィー)は2~3年放置しても正常に動作するか不明です。具体的な試験を行うことで確認する必要があります。
- HPLC(液体クロマトグラフィー)を使う前に、最初に洗浄を行うことをおすすめします。メタノールや蒸留水を使用してカラムやラインを洗浄し、コンタミネーションを防ぐことが重要です。
- HPLC(液体クロマトグラフィー)を使う際には、初心者でも取り組める入門書やオンラインコースを活用することをおすすめします。正しい使用方法やトラブルシューティングの情報を学ぶことができます。
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長時間放置していたHPLC(液クロ)について・・・
HPLC全くの初心者です。よろしくお願いします。 先日、2~3年ほど放置していたHPLCを使いたいといわれ、使えるかどうか確認して欲しいといわれました。 カラムなど線はすべてきちんとつながれていて、電源も入るみたいなんですが、何かを試しうちしないと正常に動くのか分からないと思うんです。(ピークもちゃんと出るかどうかすら分かりません。) どうすればよろしいでしょうか? その前に、2、3年も放置していた液クロを使うにあたって、 何か最初にしたほうがいいことってありますか? (たとえばメタノール?や蒸留水?などでの洗浄など。) 全くの初心者で何から手をつけていいやら分からない状態です。 ご指導よろしくお願いします。
- cyappii
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質問者が選んだベストアンサー
基本的にはNo1さんのおっしゃているような作業が必要ですが、私の場合は自分でいろいろいじって動作確認をし、手に負えないところはサービスを呼ぶという感じにしています。ちなみに、サービスを呼ぶ時は近隣の部署でそのサービスが来る日を確認し、その時についでに寄ってもらうようにすれば、旅費分だけでもサービス料が安く済む場合があります。 質問者の場合は初心者ですので、放置以前の使用者を引っ張り出してレクチャーしてもらうか、あるいは、メーカーさんから各機器の取説を入手して勉強するということから始めれば良いのでは。どっちにしろ、しばらくHPLCと向き合う日々が続くのでしょうから、手に職つける機会と思って頑張ってみてください、 特殊な使い方をしない限り、一般にはHPLCはデガッサ、ポンプ、カラムオーブン、検出器、プリンターから構成されています。質問内容だ各機器つながった状態とのことですので、とりあえずカラムをはずし、デガッサ+ポンプが動くか水で洗浄を兼ねて試すと良いでしょう。前の人がどのような溶離液を使っていたかによって洗浄に用いる溶媒は変わってくるかもしれかせんが、塩類を含む溶離液を使っていた場合はメタノール等の有機溶媒は使わないほうが良いでしょう。残存塩類の析出が流路内でおきる危険性があるので。で、水のボトルに突っ込んだチューブからデガッサを通じてポンプにまで通水されてきたら、あとは流速やプログラムを遊び感覚でいろいろ変えて動かしてみて操作に慣れてください。 ここまで来たら次に、デガッサー+ポンプに検出器をつなぎ、検出器の流路洗浄です。それが終わってようやく実験に使う溶離液にデガッサのチューブを移し入れ、流路の水を溶離液で置換していきます。そしてこれが終わったらカラム接続です。 検出器が使えるかどうかは検出可能な物質を打ち込めばわかるでしょう。UV検出器でしたら芳香環を持つ物質で標準液を作り、うちこんでください。
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- nyaa-sw20
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ラインの洗浄確認や検出器の確認、カラムだけでなくポンプの交換も必要になるかもしれません。 分析において、機器の動作確認は最も重要です。 メーカのサービスにお願いしましょう。 (その程度の予算も取れなければその研究室は終わってます) 使えているのかどうかもわからないのであれば、「とりあえず使えればいい」という議論すらできません。 素人判断では間違った結果が出てもそれを真としてしまう可能性があります。これによって引き起こされるのは言わば、悪意のない捏造です。
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