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アトムエコノミー(原子効率)について

グリーンケミストリーについて勉強していて、原子効率が高い反応について調べているのですが、付加反応や脱離反応については例が分かったものの重合反応についての例が見つかりません。 わかる方、よろしくお願いいたします。

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回答No.1

付加重合はモノマーの原子が全てポリマーに含まれます。 一方、縮合重合は一部が抜け落ちます(多くは水として)。

gacchoman
質問者

お礼

なるほどですね。考え方がよく分かりました。ご回答ありがとうございました。

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回答No.2

最近研究されている重合反応としては、ROMPというものがあります。 去年のノーベル化学賞がアルケンメタセシスに対して与えられましたが、これを利用してポリオレフィンを合成する手法です。 ROMP = ring opening methathesis polymerization 要するに、環状アルケン(ノルボルネンとか)に対し、メタセシス触媒(Grubbsタイプなど)を作用させることで、二重結合部分で開環してメタセシスし、重合してポリオレフィンとなります。 他の手法では得にくいポリマーが得られますが、メタセシスなので当然エチレンが抜け落ちます。ですから、これもアトムエコノミーの観点ではよくない、ということになってしまいます。 そのほかカップリング反応を用いて、機能性ポリマーを得る方法もありますが、これも縮合重合と同じでモノマーユニットの一部が抜け落ちます。

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