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CDコピー 音質向上?

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回答No.5

既に回答があるように、音楽CDにはプロテクトはないですね。 まあ、SCM(Serial Copy Management)は通常機能しますが、通常CDは製品世代が0(マスター)であるため、コピーフリーでこれによって制限されることはありません。 ただ、エラー訂正に関して言えば、バーストエラーが多ければ間違いなくノイズおよび音の欠落になりますので、耳で聴いて分からないかどうかは、そのCDの品質によります。オーディオエラー訂正のCIRCには読み取り不可能と判断されたバーストエラーを飛ばすという処理もあり、補正がかかり必ず音が回復されるわけではありません。尚バーストが、繰り返されると再生不良となります。 さてここからが本題です。 例えば、ドライブであれば音質をより安定させるために記録線幅/線速を調整するものがあります。それは、Yamahaが昔CD-R/RWドライブで投入していたAudioMasterというもの。最近プレクスターが、同技術を搭載した製品を再投入したと記憶しています。 これは、CDからCD-Rにコピーする場合に、必ず1回以上のC1/C2エラーが発生しますから、それらを低減することができます。線速、線幅を調整することで余裕を持った音楽書き込みを行うため、安定しますからね。この技術は、そもそもCDも読み出しには光学的技術(アナログ)が用いられているという前提にあります。結局は光の反射を判断しなければいけません。 そこで、凹凸の境界線をより鮮明に安定させることで、エラーを低減するのです。 ただし、この技術は最近のものではなく、CD-R/RWドライブ開発末期の2003年頃までに開発されたものです。 また、他にも技術はあります。 コピーマネジメントは関係なく、CDはそもそも16bit/44,1KHzで収録されたPCM音源です。ただ、実際の音はより多くの情報から構成されています。そこで、ソニーなどはWideBitStreamと呼ばれる技術を使いCDになる前のマスターオーディオを意図的に高いサンプリングレート、ビットレートに対応したエンコーダーでエンコードさせることで、より綺麗な音(原音に近い音)を再現させるという手法を、CDの作成過程などで使っています。 これは、2000年よりもっと前90年代には既に確立されていました。 この手法は、16bit(2の16乗)までの音のトーンが指定できるものを、2の20乗や24乗の回路で処理することで、欠落部を補正・復元し音をなめらかにするという効果があります。この技術でエンコードすると、ものによっては失われた音を補正し再現することも可能になります。 これは、映像技術等(オーバードライブなど)でも今では当たり前の技術で液晶テレビなどでも活躍しています。ただ、最初に普及したのはオーディオです。 尚、コピープロテクションの回避によって音質を向上するというものは、存在しませんが、コピープロテクションが音質を下げる効果を持っているならば、それが機能しないようにして音を原音通りに再現させるということは可能でしょう。ただ、先にも述べたように、CDにはコピープロテクションはありません。(RedBookに基づく) 尚、いくらデジタルでも読み出しにはディスクを回転させる、レーザーで凹凸を判断するというアナログが使われます。完全なデジタルではないのです。これが、ノイズの原因となり、エラーの原因となります。 音質を原音並みに維持するという意味では、これらをどれだけ低減するかが重要になります。そして、記録時点でエラーが他より減らせれば、聴いた時の音質は他より多少良くなるかもしれません。 ただ、マスターオーディオより向上することは不可能です。実際には、ワイドビットのような技術を拡張すれば失われた音もしくは今ある音を忠実またはより拡張して再生することもできますが、そもそも好みの音と原音(正しい本当の意味で綺麗な音/Real)は別物ですから、音が元より良くなるならば、その時点で本当の意味で正しい綺麗な原音には決してなりません。 音でも色でもそうですが、五感を使うものは、好みと現実があり何をもって良いより良いと感じるかは異なり、少なくともマスターより向上すると謳った場合は、既に現実の音とは遠い可能性が高くなるということになります。 そのため、そういう製品があったとしても技術ではなく、物を実際にテストしてみて好みかどうかが重要です。元より向上という文句は当てにしてはいけません。

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