• ベストアンサー

発達障害児を持つクラスメイトの教育

大学の授業で発達障害について調べることになりました。 その中で私は、発達障害児を持つクラスメイトの教育や親についての担当となりました。 親御さんについてはHPを探していると見つかるのですが、 クラスメイトへの教育はなかなか見つかりません。 教職課程の授業なので、先生の視点から考えたいと思っています。 具体的にどんな教育をしているのでしょうか? もしくは、あえて何もしていないのでしょうか? どんな方でも、またどんな些細なことでも構いませんので、 現在の学校の現状を教えていただければ嬉しいです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Ama430
  • ベストアンサー率38% (586/1527)
回答No.6

御指摘の通り、軽度発達障がいの子どもたちへの集団指導の場面での具体的な指導方法の研究はまだまだ遅れていると言わざるをえません。 一般的に行われている共通の指導は確立していないと思います。 個人的な経験を書きますと、 (1)子どもの理解 (2)自己肯定感を育てる (3)コミュニケーション能力を育てる (4)関係スタッフの共通理解 ということです。 これらは、医療的なケアを必要としている「発達障がい」に限らず、全ての子どもに必要な視点と思います。 例えば、「暗黙の了解」が苦手なアスペルガーの子どもと対話するときには、なるべく具体的に話をするように心がけたり、絵を使ってわかりやすく説明するという配慮が求められるでしょう。 ADHDの子どもは、じっとしているのが苦手ですから、運動系のイベントで活躍できるようにしたり、授業の中で、操作活動や実験を多用するなどの配慮が必要かもしれません。 しかし、固定観念が強いと、子どもの立場に立ちきることは簡単ではありません。 教員でさえも、「診断」が出ていない子どもに対して、常識にとらわれた指導をしてしまうことはよくあります。 トラブルは障がいを持つ子が悪いのでなく、必ず「みんなで」乗り越えられるというスタンスで、トラブル解決の追体験を何度もさせることが指導の基本なのだと思います。

Tomikko
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 大変参考になりました。 先生が生徒1人1人と真剣に向き合って、1人1人の個性を理解していくことも必要なんだなと感じました。

その他の回答 (5)

  • suzuko
  • ベストアンサー率38% (1112/2922)
回答No.5

>もしくは、あえて何もしていないのでしょうか? 統計を取った上では無いので断言は出来ませんが、現在「寝た子を起こすな」的な教育は少ないのではないでしょうか? ウチの学校(養護学校)にも地域の先生達から「支援教育」の相談が、頻繁に持ち込まれていますし、その時の話題の1つにクラスメイトへの指導もでますよ。^^

Tomikko
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 何か、その学校や地域によって、対応はいろいろあるんだなぁと思わされました。 国レベルでそういう動きが現れてくれればと思いますね。

noname#26507
noname#26507
回答No.4

#1です。 うちの子は今12歳(6年生)なんですが、同級生の子が生まれた直後に阪神大震災があったんです… 生まれて数週間の赤ん坊を抱いてニュースを見ながら泣いていたんです(ちなみに埼玉ですけど…) どのママに聞いてもおなじように出産直後だったり、何人かは臨月だったり…  それと小学生が誘拐されて殺されるような事件も(首を切られたとか言う事件)ちょうどその頃でしたよね… それとなぜか第一子が多い学年なので、親の感覚が上の学年の親達よりも、子供を守るということに対して敏感なのですが、反面(?)偏見が無いというか…「皆平等。お互い様」みたいな感覚が非常に浸透しているというか… 過去にあったようないじめが 息子の学年以降は皆無と言ってもいいくらいになっているそうです。 一応…通学班とか他の問題はいろいろあって、校長さんと話をしたり、担任とも意見交換など(個人で)しましたけど、授業参観などでも生徒の問題よりも先生側に問題があるように感じました。 >その親御さんが自分の娘や息子に、障害を持った子と遊んではいけないというような差別的なことを教えたりはしていないんでしょうか? 上記のような理由だと思うのですが、差別的なことを教える人は居ないようです。 (「もともと変な一家 ※イナカには結構こういう一家がいるのです」が偏見を持っていることが多いみたいです…)

  • kanarina
  • ベストアンサー率0% (0/2)
回答No.3

厳しい言い方になるかもしれませんが・・・ 先生の視点から考える必要があるのでしょうか? 教師とは特別な職業ではありません。 「先生の視点から」ということは、その時点で、上から物を見てるような感じに聞こえます。 また、「障害児」という言葉に、偏見を持ってはいませんか? 私は、自分の子供が小学校に入学したときに、 「あのクラス(特殊学級)のみんなもお友達。  少し○○たちより苦手なことが多いだけだからね。」 と教えました。 素直にそう教えるだけで十分じゃないですか? でも、ご自分がそう思っていなければ、 子供たちは、素直に受け取らないでしょうね。 子供のほうが、大人の何倍も敏感です。 その後、私は病気で両目半盲と障害者になりました。 私は、障害者・健常者という言葉が嫌いです。 障害者でも一生懸命生きている。もしかしたら、 障害者のほうが一生懸命生きようとしている気もします。 私は教師ではありませんが、今の教育には、かなりの疑問を感じます。

Tomikko
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 先生は確かに特別な職業ではないと思いますし、今の教育に私も疑問を抱かずにはいられません。 でも、先生の仕事の大半は生徒に教え、学ばせることであることから、他人(生徒)に与える影響力は普通の人よりも大きいように思います。 「先生の視点から」というのは、そういった影響力をふまえて、これから教師を目指していく人の心構えとして、 どういった対応をしていけばいいのかという意味で「先生の視点」という言葉を使わせて頂きました。 紛らわしい言い方をしてしまってすみません。 あと、私自身は「障害児」という言葉に偏見を持っているつもりは一切ありません。

  • ruck
  • ベストアンサー率44% (589/1321)
回答No.2

3人の子を持つ母です。またちょっとしたお教室をやっているので、他の子供とも接する機会があります。 子供達の通った学校(公立小中)には特殊学級があります。 しかし保護者にも子供にも、特殊学級がある事も、どういうお子さんが通うのかも一切説明はありません。 子供達の話しを聞くと、なんとなくちょっとおかしい子、知恵の遅れた子が通う教室と認識している子がほとんどです。 体育、図工、音楽などクラスで受け、勉強系の学科は特殊学級で受けるお子さんが多いですが、中には明らかについて来れない状況にあるのに特殊学級に通うことを拒否している家庭もあります。 一番トラブルがあるのは、そういう家庭のお子さんです。子供達も特殊学級だと、最初からそういう目で見て、いたわったり世話をするのですが、普通学級にいて問題行動のある子はクラスの困ったちゃんとして扱われているようです。 授業中寝てしまった、習字の墨をなめてしまった、図工の教材をかじってしまった、など教室の子供達もびっくりした様子で時々話してくれます。 ほとんどの場合先生は、静かにしている限り放っておき、逆に騒いだときは対応に追われて、その間他の子供達が放っておかれるようです。 教室に来る子供達からも、「あいつは本当は○組(特殊学級)だから。」「あいつがいると授業の邪魔。」「ばかは○組に行けばいいのに。」などかなりきつい言い方の不満が出る事もあります。低学年のうちはまだいいのですが、高学年になると馬鹿にして無視する、関わらない、という態度に出るようです。 懇談会で親から苦情が出た時は、先生からは「親の同意を得ないと特殊学級に通うよう、学校は強制できない。」という回答だったそうです。 あるクラスでは、「先生、○○君寝てるよ。」と言われて、「静かでいいから起こすな。」と思わず本音(?)を言ってしまった男性教師や、これは娘が小1のときですが、皆と同じ事が出来ずにすぐ泣く子がいて、割と厳しかった担任の女性教師はその子が泣くと「泣くなら廊下に出なさい。」という対応をとっていたそうです。ある日自習時間にその子が泣いたら、素直な1年生は先生の言葉通り廊下に出してしまい、姿が見えなくなって校庭のすみで遊んでいるところを保護されたという事件もありました。 発達障害が論じられるようになったのは最近で、きちんとした対策がとられる前に現場に押し付けてしまっているという感じがします。障害を持つお子さんから学ぶ事も多いと思いますが、それはクラスメイトが落ち着いた環境で授業を受けられる事が前提だと思います。

Tomikko
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 先生自身も戸惑っているというのが現状のようですね。 今回いろいろ調べさせて頂いて、この問題には先生(学校)・親御さん・地域の3つの連携が必要だと感じました。

noname#26507
noname#26507
回答No.1

先生じゃないんですけど、、 息子のクラスに~保育園のときから一緒のダウン症の子が居ます。他の学年にはダウン症ではない障害のある子が居ます。 >具体的にどんな教育をしているのでしょうか? 「そういう人がいる」ということだけです。 逆に言えば「いじめないようにしましょう」「差別しないようにしましょう」と教えたら「じゃ、他では差別されているのか?」と変な風に解釈する人(子供)が出てきます。 ですから最初から「苦手なことが多いだけの、みんなと同じ子供」であるだけで一緒になんでもやります。だれも嫌ったり、特別視しているようには親の目からは見えません。親の世代の方がびっくりするくらいです。(親の方が、「あんな子」とか平気で言うので これもびっくりです)

Tomikko
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 とても納得させていただきました。 健常児の親御さんのほうが、偏見のような目で見てしまっているんですね。 その親御さんが自分の娘や息子に、障害を持った子と遊んではいけないというような 差別的なことを教えたりはしていないんでしょうか?

関連するQ&A

専門家に質問してみよう