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感動について研究
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1のCaryo_tです。 ご質問があったので,お答えします。 感動とは,sora0410さんも書かれている通り,「心動かされる」こと ですので,ダイレクトに扱うのは心理学になると思います。 ただし,心の所在を脳に求めるとすれば,脳科学研究の分野でも 感動という現象を扱うことができるでしょう。 また,そのような心の動きを目に見える形にしようと思えば, 電子工学の分野で研究を行うこともできます。現に,画像電子学会 という学会で,1999年に宮原誠さんが発表された研究には, 「高度感性情報(感激,深い感動,実在感,アウェアネス)を 電子画像システムで表示するにはどうすればよいか」 というタイトルがついています。 さらに,感動を与える側のメカニズムを知りたければ, 画像や文章表現などの芸術の分野を研究することもできると思います。 さて,以上のように「感動」を扱える分野は沢山あるのですが, それぞれの分野だけで言えることには限りがあります。 文学で研究できるのは,「感動するであろう」表現を探ることですし, 工学ならば「感動しているであろう」状態をどう映し出すか, 脳科学は「感動しているはずの」脳において,どの部分が活性化して いて,どのような連絡がされているのかを研究します。 つまり,感動というものが捉えどころの無いものである以上, 「感動している」ということに確証が与えられないので, 「実は感動しているけど,そう見えない」なんて場合は 扱えないことになります。 そうそう,心理学ならば「感動とはどんな状態か」ということを 生態的指標,行動特性,インタビュー(!)などによって浮き彫りに しようとするでしょうが,やはり出自が哲学なので,根拠が曖昧で 万人に対して適用できず,そのためモヤっとしたものになりがちだと 心理学に携わる者としては推察します。
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- Caryo_t
- ベストアンサー率45% (112/246)
「感動」という単語を使うことは珍しいのですが,例外として 立正大学の斉藤勇教授が,心理学研究という日本で一番の雑誌に 「対人感動と対人行動と情緒の関連」というタイトルで, 1986年に論文を発表されています。 斉藤教授の現在のご関心は,専ら恋愛や対人関係のようですが。 ご著書も多いので,一度ご覧になってはいかがでしょうか。
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補足
ご回答ありがとうございます。拝見してみます。 やはり「感動」とは心理なのでしょうか。