月刊誌・週刊誌ともに、「出版が基本的に定期的に継続する」形式をとっていま
す。特集はその時代や事件、流行によって、変わっていきますが、内容の多くは連
載です。実は、ここにたるたるさんを含む読者全員に「影の依頼」を始めたのが、
疑問の原点だったのです。5月号とは「4月に購入した読者の方は、この連載の続き
は5月にありますので、購入して下さい」という意味を持っていたわけです。週刊
誌についても、基本的には一週間先の号になりますが、正月・ゴールデンウィー
ク・お盆の際、ずれる可能性があるので、合併号をとり、二週間先にいくことがあ
ります。この時には懸賞の数を増やして、読者を減らさない対策をとっているよう
です。少年マガジンや週刊宝島では「ビンゴカード」を付録としています。
編集部だけではなく、出版社全体の利益の保持から生まれた「不思議な時差」で
した。雑誌を買うと流行の先端にいくように思わせる心理要素もあります。いかが
でしたか?