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自覚の薄い(?)精神病

わたしの母は精神分裂症との診断で入院して半年、病棟のなかでもかなり重い方の患者でした。(当初は自宅で対応していたのですが、日に日に行動が激しくなり、家族だけではどうにもならなくなったため入院に至りました) 投薬治療ではあまりに反応が悪いため、電気ショック療法にて現在治療中です。 (以前にも行いましたが、大きな変化が起きてようやく普通に口が聞けるような状態になったかと思いきや、数日で次第にもとの状態に戻ってしまいました。それでも一番ひどかったころに比べればまだましだったんですが・・・) 今日で電気ショック治療の4回目なんですが、今までこちらからの問いかけにようやく返事をするといった状態だったのが、治療の効果により普通に話しもでき、体も動くようになりました。 しかし、ここで弊害が起こったのですが、自分の病気の自覚があまりないのです。 そのため今日面会に訪れたところ、「自分を無理やり入院させた」、「知らない間にこんなところに入ってたのでここがどこかもわからず驚いた」となじりとにかくすぐに退院するといって聞かないのです。 もちろん、刺激の少ない程度にはなぜ入院したのか、そして今後はしっかり治療をしていかないといけないということはきちんと説明しましたが、「あなたたち(父と私)はひどい」と言って泣くのです。 わたしも途方に暮れてしまいました。 とにかく今日は何とかなだめて帰ってきましたが、病院に入れさせられているという意識のままではきっとわたしたちを恨むだけで、治るものも治らないと思うのです。面会にも行けません。 みなさんの中に似たような例をご存知の方はいらっしゃいませんか? そのような方にはどうやってわかってもらえましたか? よろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • buran
  • ベストアンサー率33% (259/782)
回答No.2

私はうつ病による自殺企図で総合病院の精神科病棟に昨年1か月半ほど入院していました。 その病棟は軽症患者が中心ということでしたが、私のようなうつ病患者以外にも精神分裂病の患者さんがいらっしゃいました。 デイ・ルームや食堂でご一緒するのですが、幻聴や幻覚などの具体の症状で悩んでいる患者さんや陰性症状が強くてこちらが話しかけても反応の無い方以外は、早く出たいといって被害妄想的になっておられるケースがよく見られました。 面会時間以外でも、出せ、退院させろと当直スタッフと揉めるケースもしばしありました。 私の感想と見聞きしたことによる個人的な考えですが、電気ショック療法は効果が短期間にとどまることが多いそうです。また、中途半端に退院をさせてしまってまた戻ってきてしまう(重症化する)ケースもあります。(再入院○回目という方が多かったです) やはり今ではキッチリ治療すれば治る(寛解するという方が正しいですね、再発の可能性はありますから。)とお医者さんも言いますから、ここはこらえて入院を続行される方がよいと私は思います。 その代わり面会はできるだけ行ってあげるほうがよいでしょう。本人の変化をこまめに捉えておくことが家族には必要だと思います。 病状がある状態では、どれだけ理を尽くしても本人が了解しないケースがほとんどです。お辛いこととは思いますが、お医者さんともよく話をされて退院(通院への切り替え)時期を慎重に検討されるべきだと思います。 今の状態では、退院されても家族が支えられないと感じます。

参考URL:
http://www.zenkaren.or.jp/
noname#1447
質問者

お礼

ご丁寧なアドバイス、本当にありがとうございました。 書店やネットで色んな情報を得ようとしていますが、やはり実際に体験なさった方のお話をどうしても聞きたくて質問した次第です。 やはり電気ショック療法というのは効果も限定的ということもあるのですね・・ 母の場合は投薬治療では副作用ばかりがでやすい体質らしくて、副作用の少ない薬では効果のほうも少ない・・といった状況が続いていました。 そういう事情で母の症状を鑑みて、このまま投薬だけを続けても限界なのではないかという判断から電気ショック治療に踏み切ったわけです。 再発が一番怖いですね。 何とか頑張って、お互いつらくてもきちんと治るまで入院での治療を続けていくようにしようと思います。

その他の回答 (2)

  • a-kiti
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回答No.3

入院時の状況が良く分からないので、はっきりとしたことは言えません。しかし、初診時(この場合、入院時の主治医との最初の診察)にどのような、治療契約が結ばれたかにもより今後が変わってくることはあります。もちろん、この病気の方々は、病気の自覚がない(病識がない、うすい)といわれているのが、現状です。まずは、主治医からお母さんへ、入院の理由をきちんと説明してもらうようお勧めします。それからでも、今後のことは遅くありません。 その前に、yokoppeさんは、この病気の理解ができていますか?おそらく、どんなにエライ、すごいいい先生 に、説明されても理解には程遠いと思います。なぜなら、当事者ではないからです。これは、どなたでも同じです。 あきらめろというわけではないです。病気を抱えた、お母さんそのものを受け入れてください。面会もできれば行って下さい。入院している方は、家族から見放されることが、一番つらいことですから。今、お母さんが入院しているのであれば、yokoppeさんも少し休んでください。

noname#1447
質問者

お礼

アドバイス、ありがとうございました。 母が今のような状態になってから自分なりに病気に対する知識や、家族の心構えなど、いろいろな文献やネットでの情報収集にも努めてきたつもりでしたが、未だ何が答えかはわからずにいつも悩んでばかりです。 でもa-kitiさんがおっしゃる通りかもしれませんね、当事者にしかわからない・・・ 見放したりする事はありません、母はどのような状況のときでもわたしの母であり、かけがえのない家族です。 上手に付き合っていきたいと思っています。

  • -mizuki-
  • ベストアンサー率38% (212/555)
回答No.1

精神分裂病の患者さんは病識(自分が病気であるという認識)が低いことで知られています。 また、副作用の多い薬などで治療すると、 自分が病気であると思っていないため、 「毒を飲まされた」などと被害妄想が強くなり、帰って病気が悪化します。 従って、お母さんの例は典型的な例ではないかと思います。 こればっかりは気長に説明して理解を得るしかないと思います。 また、病気が一番ひどかった時をビデオか何かにとって、 それを少し回復した患者さんに見せてみてはどうでしょうか。 はっきりとした証拠を突きつけられれば納得するかも・・・ また、専門家にきちんと説明してもらう方が良いでしょう。

noname#1447
質問者

お礼

さっそくのアドバイス本当にありがとうございます。 病棟の他の患者さんをみても何だか自分の状態を受け入れていらっしゃるように見えたものですから、母の場合は治そうとする意志を持ってこれから入院できるのだろうかと、ひどく不安になってしまいました。 分裂病とは病識が薄いのが多く見られる症状だと聞いて、母だけではないという部分ではすこしほっとしました。 とはいえ、本人としてはそう思いこんでますから、何とか無理強いしない範囲で理解してもらい、入院治療を受けるように勧めたいと思っています。