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TOPIXと東証一部時価総額の関係について

5月19日および4月末(4月28日)のTOPIXと時価総額を比較したところ、TOPIXの下落率に比べて、時価総額の下落率のほうがやや高くなっています。 TOPIXは、浮動株比率を考慮して算出されるとのこと。 とすると、TOPIXより時価総額の下落率が大いのは、「 浮動株が少なくTOPIXへの影響が相対的に小さい銘柄より、浮動株が多い銘柄の値下がり率のほうが高かった」からだと解釈できますか? 暴落でも暴騰でも、浮動株比率が少ない銘柄のほうが激しく値動きしそうな気がします。 なぜこうなるのでしょうか?

  • ass559
  • お礼率99% (112/113)

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回答No.2

今、東証のホームページがメンテ中で利用できず、微細な点を確認できませんが、以下はおいどんの考えでごわす。 Step1  TOPIXと東証1部時価総額を直接比較することは意味がない  東証1部時価総額には、新規上場、上場廃止、指定替え(2部・マザーズ→1部)が  ダイレクトに反映され、TOPIXはその影響を基準時価総額を変更することにより  中和させている。  4/28~5/19までの間に、東証1部には3銘柄が指定替えで追加されています。 Step2  ご質問の現象を観察するならば、現在のTOPIXは、浮動株比率の2/3を反映した  状態でごわす、残り1/3は6月末に反映します。従って、浮動株比率を完全に  すべて反映した状態のTOPIX指数を、現在、東証は、『参考東証株価指数』と  言う名称で公表しています。  『参考東証株価指数』とTOPIXは、6月末に合体することになります。  こちらと比較すると、よりはっきり変化がでるかもしれましゃん。 Step3  さて、ご質問者の現象は事実ですが、東証1部時価総額に3銘柄が追加されたなら、  なおのこと、TOPIX下落率<東証1部時価総額下落率 が気になります。  そこで、おいどんの推量でごわすが、これは、今回の株式市場下落の  大きな一因である、裁定解消が原因ではないかと思います。 単位:億円         外人    裁定買い残 4月第1週   5787   43637 4月第2週 ▲3962   43472 4月第3週   2312   46679 4月第4週 ▲2090   43369 5月第1週    970   44927 5月第2週 ▲ 831  40977 5月第3週 ▲3597   37390  表は、外人投資家売り越しor買い越し、裁定買い残高を示しています。  5月第2・3週に裁定解消(先物買い-現物売り)が非常に大きな金額で  進んだことが見て取れます。短期金利が上昇し、先物取引をロールオーバー  する事にリスクを感じた証券ディラー(自己売買)が、裁定残高を  急ピッチで減少させています。  〔余断でごわすが、6/9SQはかなり荒れると見ています〕  さて、裁定取引(先物売り-現物買い)、その裁定解消(先物買い-現物売り)で  ごわすが、ここで使われている銘柄は、東証1部の  大型、浮動株が多く、流動性の高いものが利用されています。  浮動株比率の低い銘柄、流動性に難点のある銘柄は除外されます。  このことが、2/3とは言え浮動株比率を反映したTOPIXより東証1部時価総額の  下落をわずかに大きくしてのではないでしょうか?  では、では、がんばって下さい。

ass559
質問者

お礼

銘柄の追加があったのですね。まったく思いつきませんでした。 >さて、裁定取引(先物売り-現物買い)、その裁定解消(先物買い-現物売り)で  ごわすが、ここで使われている銘柄は、東証1部の > 大型、浮動株が多く、流動性の高いものが利用されています 現物バスケットというのは、日経平均を構成する全銘柄の詰め合わせかと思っていましたが、日経平均への影響力が大きい大型株だけの詰め合わせなんですね。 知りませんでした。 詳しいご説明、ありがとうございました。勉強になりました。

その他の回答 (1)

  • hidamari3
  • ベストアンサー率59% (2274/3836)
回答No.1

鋭い分析ですね・・・ 私の予測ですが、やはり外人が好んで買うような銘柄は流動性の高い(=浮動株比率が高い)銘柄が多いのではないでしょうか。 5月の投資主体別売買動向では、1年ぶり?に外国人が大幅な売り越しに転じたことが分明らかになっています。3年以上も買い続けていた国際優良銘柄を一度は利食いしようという動きが出たのだと思っています。

ass559
質問者

お礼

納得がいくご説明です。 ありがとうございました。

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