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絵に着彩するときの明暗・着彩の仕方などについての質問

絵を描いていていくつか悩みがあるので質問させてもらいます。 美術科の学校に通っているのですが、自分の絵はよく先生に色の幅が少ないと言われます。(油絵がメインです) 確かに遠近感があまり感じられずそのとおりだとは思うのですが自分の中では見えた通りの色で描いているつもりなんです。 素描(デッサン)をしていても先生に「ここが一番明るいでしょう」とか「こっちとこっちでは明度が違うのがわかるやろう」とかも言われるんですけど全然同じに見えてしまします。 たとえば林檎とかを描いているときは明度の違いはまずわかるのですが壁や机などの大きい平らな面になると明度の移り変わりが緩やかで自分の目には同じように見えてしまいます。 完成してみんなのと比べるともっとこの部分は明度の低い色を使っても大丈夫だったんだなと気づくことがよくあります。 こういうのはどうすれば訓練できるのでしょうか? 今はよくわからなくても見ようとして枚数をかさねていくうちにできるようになるものでしょうか? あと、もうひとつは結構完成した絵に筆跡が残ってしまいます。 筆跡が残ると言うよりは一応明度を意識して色を塗っていくのですが色を作るのが苦手なのと明度の差がよくわからないので筆で色を塗って色を変えていくときに少しずつほかの色を混ぜないといけないと思うんですがまったく新しい色をベチャっとおいてしまうので線がはっきり分かれてしまいます。 これは性格の問題かもしれません。 丁寧にやるのが苦手なんです。 もしこのことでアドバイスがありましたらよろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.1

難しいご質問ですが、提案、という形で書き込みしてみます。 「見えているように描いている」と言われるのに、違うだろうとチェックされてしまうのでしたら、頭で考えて描く訓練をされてはいかがでしょうか。 「照明があたっている部分が明るい」「影になっている方は暗い」 わけですね。 (厳密にはそんな単純ではないのですが、今のところはおおざっぱに…) それを頭に置いておいて、描く対象をざっと見て、照明が当たっている部分と影になる部分をまず分けてみます。 暗い方からざっと描いて、立体感が出てきたら細部を描き込む。 …という方法はいかがでしょうか。 着色する場合はもっと複雑なのですが、まずは明暗を描き分けられるようになれば自然に着色もうまくいくようになるかも。 筆跡については、質問者様の絵を拝見しないと何とも言えませんが、筆跡が残る絵がいけないってことはないので、それをご自分の味にしていけば良いのでは…と思いました。 たとえば、ゴッホの絵は筆跡こそが生命といった画風です。 もしも質問者様が「筆跡の見えない絵」を目指しておられるのなら別ですが、そうでないなら無理に合わない画風に慣らしていく必要もないのでは? 絵の具はパレットで混ぜるものと決めつけず、どんどん塗り重ねることで味が出るのは油彩の持ち味ですから、思い切って色を乗せていって試行錯誤されるのが一番だと思います。 色に深みを出す手法として、目で見た時に見える色と逆の色を下地に置くというのは一般的です。 この部分はこう見えるからこの色…と最初から決めつけずに、自由に色を置いてみると違った世界が開けるかも知れませんよ。 あと、好みがあるので質問者様に合う技法かどうかはわかりませんが、絵の具を乗せる道具は筆以外にもパレットナイフという便利なものがあります。 大胆に色を乗せていって、パレットナイフで画面上で色を混ぜ合わせるという手段も使えます。 これも、他の画材ではなかなか味わえない油彩の醍醐味と思います。 「こうあるべき」という概念にとらわれすぎずに、楽しんで描くことが一番だと思いますよ。

noname#107554
質問者

お礼

なるほど。 参考になりました。 回答ありがとうございます。

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