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宮部みゆきの「模倣犯」のタイトルについて
宮部みゆきさんの「模倣犯」がなぜ「模倣犯」というタイトルなのかわかりません。小説の最後のほうで、前畑さんが「この犯人はこの小説(『JUST CAUSE』)の模倣犯なんですよ」みたいなことを言っていたけれど、あれはピースをひっかけるためのブラフで、結局ピースの犯罪はオリジナルだったんですよね?なのになぜ「模倣犯」というタイトルにしたのかわかりません。 わかる方がいましたらぜひ教えてください。
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私も疑問に思ったんですが、自分なりの見解をだしました。 「模倣犯」という言葉に足元をすくわれたからではないでしょうか? 完璧な自信もあの言葉で崩れていったから・・。
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- dec02
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ピースは自分のすることの独自性に プライドと美学さえ持っていたわけで、 それを否定されることだけは許せなかった。 完全犯罪と言う目的以上に。 健全な者には不可解な世界 狂気の淵に立たせることが出来れば、 推理作家の大成功かも知れませんね。
お礼
そうですね。 ピースの書き方はうまいな、と思いました。すごく嫌なやつだと思いましたから。
- zappa-z
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読んでも読んでも「模倣犯」のタイトルの意味がわからん!と思い続けて読んでいましたが、それこそ最後の最後で、「やられた~それで模倣犯か、さすが宮部さん」と思いました。 1,2の方同様、非常に上手いネーミングだと思いました。 「模倣犯」の一言で崩れ去るとはね…。 本のタイトルって、最後の最後で「あ~、そうか」って言うパターン意外と多いですよね。
お礼
回答ありがとうございます。宮部さんの作品のタイトルは「タイトルのつけかたうまいな~」っていうのが多いと思ってましたが、これはわからなかったので回答をいただき、ありがたかったです。
こんにちは No1の方と同じ意見です。 ほとんど完全犯罪が成功しかけた時、 そのキーワード一つですべてがくつがえされたからではないでしょうか。 みごとな題名をつけたものだと自分は感心しました。
お礼
回答ありがとうございます。長いあいだの疑問に答えがでて良かったです。
お礼
回答ありがとうございます。確かにそう考えると納得がいきますね。参考になりました。