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国民の3つの義務について

小6(もうすぐ卒業)のこどもに 以下のように 話したのですが 間違っているのかわかりません。 特に関連付けが心配です。 (こどもとは 対話しながら 以下の結論に私が導いてゆきました。数日後 こどもに聞いたら 私の考えを覚えてしまっているので 心配になりました。) ======= 日本国民の3つの義務って 関係付けられる? 納税、勤労、教育。結局は、納税に向かっている。 国のしくみを動かすために。 国ってなんだろう?住むところがあって、人がある程度いて でもそれだけじゃ 国じゃなくて、国の仕組みがひつよう。そうしないと 国土、国民にならない。 新聞などで 自分と関係ないような 尖閣諸島が話題になったり、人口減が話題になったりするのは 生活水準などとも関係があるけど 国土、国民の量に関わることだから話題になる。 国の仕組みを動かすのには お金も必要。それは、税金で集める。でも 働いて収入がないと税金がはいらない。NEETが増えてくると問題だよね。それ以前に (義務)教育を受けてないと 今の世の中で働けるだろうか? 学校では 3つの義務ってならうけど、それは 強く結びついているんだよ。 ========

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回答No.1

三大義務の関連付けはどのようにでも説明出来ますが、一つ義務に関する捉えかたに誤りがあるようです。 それは、「教育の義務」についてです。 憲法では、教育を受けさせる義務があると規定しています。このことは、子供が教育を受けなければならないのではなく、大人が子供に教育を受けさせなければならないという事です。 さらに、「教育を受けさせなければならない」のであって、「学校教育を受けさせなければならない」のではないのです。 つまり学校に行かせなくても教育を受けさせれば問題無いのです。簡単に言うと、家で勉強を教えるだけで「教育の義務」は果たしているのです。(T.エジソンも学校に行っていない間は母親に勉強を習っていたのです。) 不登校の子供がいたとしても、義務教育の義務に違反しているのは不登校の子供たちではなくて、不登校になった子供の周りの大人(両親だけではありません)なのです。 ここでも大きな勘違いが生じやすくなっています。 国民に与えられた義務は、「子供に教育を受けさせること」であって、「学校に行かせること」ではないのです。 「義務教育」とは「学校で受ける教育」のことではなく、「教育を受けさせる義務」のことなのです。 以下に、中学2年生が書いた作文(東京都知事賞)があります。(主題は納税について書かれたものの一部ですが、三大義務について述べてあります) 国が豊かになる為には、まず個人が豊かである事です。国民は教育を保障され、豊富な知識を得、移動教室等学校行事を通して様々な体験や経験をします。次第に自活能力を身につけ、職につき、収入の一部を納税します。徴収された税金は、国民の為に活用され、国も国民も豊かになります。豊かさは、気持ちを安定させ、平穏な暮らし、平和な国を生みます。この仕組みを当然の様に受け入れていますが、これは先祖代々継承され続けている進行形の正に人間の知恵と文化の結晶です。税金が築き上げた技術でもあります。

overtone
質問者

お礼

ありがとうございます。 義務については、理解しているつもりです。 (私の 他のかたへの回答を読んでいただくとわかっていただけると思います。) それ以前に、学校だけが 教育の場とも考えておりません。(近代社会での しくみのひとつと捉えています。) あくまで、学校は 制度してあり、サポート的なものと考えます。 集合教育は 確かに 学校制度は効率的ですが・・。 また、学習?ということについても 最近 「過去に人が考えたことを 自分で理解すること」 と 捉えています。(数学でもなんでも) その目的は、 「未来(次の瞬間以降)に 自分の身の回りに起こる事に対処してゆくため」 と 考えています。 ========= でも 教育を受けさせる義務 の 義務を勘違いしている保護者の方々(PTA活動してて 他の保護者と話しててわかりますが)がいたり、「義務」を 道義的なものとしか 捉えてない保護者の方々が いらっしゃったりしますね。 40代のオヤジでしたぁ。

overtone
質問者

補足

東京都主税局が 主催?のやつですね! http://www.tax.metro.tokyo.jp/school/index.html こどもには、 「国の役割って、税金をいかに 国民に対して 効果的に利用するようにするか を 決めて、実施してゆくこと」 って 言ってます・・・。 (間違えてるかもぉ はずかしぃですぅ。)

その他の回答 (2)

  • hakkei
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回答No.3

国家は、国民によって、国民のために存在するもの。そのために、さまざまな権利が保障され、それと同時に、それらを担保するために義務がある、そういう意味で国民の三つの義務は密接に関連しているという説明も可能です。たとえば、 納税義務。 国家は、国民自身によって運営されます(国民主権)。だから、国家運営費用(税金)も国民自身が決定します(これを租税法律主義といいます。)。自分で決めたことは、自ら当然守らなければいけません。これが納税義務です。 勤労の義務。 国家は国民のためにある以上、国民の最低限度の経済的生活を保障しなければなりません(これを生存権といいます。)。そのためには,働く意思と能力のあるものに対して、労働の機会を保障する必要があります。これが「勤労の権利」です(職業安定法や失業保険法によって具体化されています。)。これは裏を返せば、機会と能力があるのに働こうとしない者には、勤労義務の懈怠として、これを保障しないことがあるということです。つまり、これが「勤労の義務」の意味合いです。 教育を受けさせる義務。 勤労の権利と同様に、国家は国民のためにある以上、国民の最低限度の文化的(知的)生活を保障しなければなりません。これが「教育を受ける権利」です。教育基本法が、「経済的な地位」による差別のない教育の機会均等を定め、義務教育を無償とする旨を定めるのもそのためです。そして、教育を受ける権利を担保するため、親や使用者は、子どもを就学させる義務を負っています。これが、教育を受けさせる義務です。 なお、日本における義務教育とは、普通教育を受けさせる義務(教育基本法)のことであり、具体的には、就学させる義務(学校教育法)のことです。ですから、家庭における教育は、「教育を受けさせる義務」の履行にはなりません。諸外国における「教育義務」とは違うのです。

overtone
質問者

お礼

ありがとうございます。 いろいろと味方があるんですね! 最後のご指摘の部分は、基本法の (義務教育)第4条 国民は、その保護する子女に、9年の普通教育を受けさせる義務を負う。 のことですよね? No.1さまへの お礼の欄に書きましたように、 教育の場は 学校だけではない (通学させていれば それだけで 十分ではない) と 考えております。

  • ojasve
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回答No.2

学問的にどういう意味かも知りませんし、 勤労が義務、ということも知りませんでしたので、あくまでも感想ですが、私だったら 「国のしくみを動かすために」 のかわりに 「人々が幸せになるために」 としたいです。 人々が幸せになるための相互援助の単位として国があるのではないでしょうか? ほとんど思想的な感想ですみません。 国ありき、仕事ありきの話には抵抗がありますので。

overtone
質問者

お礼

ありがとうございます。 そうですね! 前文も説明してますので、こどもが 理解しているかを それとなく 確認してみます。 抽象的に 「人が幸せに」の理解では、もう 中学生ですから ヤバイとは 思ってますが・・。 (もちろん 大切なことですが) また、理想とできること やらなければならないこと などは 分けて 考えるようになれるように こどもには (いつも)伝えている(つもり)です。

overtone
質問者

補足

こどもに 確認してみました。 「国って なんであるんだろうねぇ?」 「難しいって パパ言ってたよね。国については。 最初は、その国の人たちが 良くなれるように で 作ったんじゃない?国があるほうが良いのか 無いほうが良いのか は わからない。でも、国以外のしくみは 今の僕じゃ考えつかないし・・。世界が ひとつの行政って言うのも 習慣や歴史から考えて無理がありそう。」 とのこと。 「ネットでね 『人々が幸せになるために』って 言う人がいたんだけど」 「その『人々』って どう考えたらいいんだろう?どの人々なんだろう??地球上の全員?ある国の人?難しそう・・。」 って 言ってました。 ご報告まで。

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