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3連敗4連勝が囲碁で5回、将棋で0回の理由? ~ 佐藤棋聖3連勝でタイに!
本日、羽生王将vs佐藤康棋聖のゴールデンカードである王将戦第六局二日目が終わり、佐藤棋聖が3連勝して、3勝3敗のタイに持ち込みました。 将棋のタイトル戦では、3連敗4連勝は過去1度もありません。 一方、囲碁では、過去5回ありまして、うち、趙治勲十段(二十五世本因坊)が3回、林海峰名誉天元が2回です。 http://tony.cocolog-nifty.com/misc/2005/11/3077_6640.html 特定の2名が達成していることもありますが、5回とゼロ回という差は、偶然が起こしている現象とは、とても思えません。 そこで、私の質問は、 「なぜ、囲碁では3連敗4連勝しやすいか?」 です。 できれば客観的な分析・理屈を望みますが、主観的ご意見でも構いませんので、よろしくお願いします。
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囲碁はコミがあります。それによって黒と白の有利さの差を調整してます。 しかし、将棋は先手番が後手番より若干有利といわれてますが、それを調整する方法がありません。 ですから、囲碁より将棋のほうが連勝する事が難しいのではないでしょうか? 連勝するには後手番でも勝つ必要があります。将棋では戦法的に後手番対策が大変だと聞いたことがあります。ちょっと専門的になりますが、一時期居飛車党が後手矢倉を嫌い四飛車を指していたし、現在は横歩取り8五飛戦方が流行してます。 調べてないので正確なことは分かりませんが、そもそも囲碁では3連敗3連勝のケースがたくさんあり、将棋では3連敗3連勝のケースが少ないのではと思います。第七局になるとどちらが有利といえないので、3連勝3連敗のケースが多い囲碁がそのいくつかのチャンスを物にしたんじゃないですかね。 いずれにせよ、囲碁より将棋のほうがゲームの性質により連勝することが難しいからでないかというのが、私の主観的な意見です
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- hawkwind
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対戦相手の相性によるところが大きいと思われます。 将棋の場合ですが、棋風という言葉が存在します。 自分から動いていく棋風とか、受けの棋風というようにです。 この棋風が正反対だと星が偏ることが多いと感じます。 かつての大山-升田みたいな関係ですね。 また、棋士だれもが好不調のときがありますが、 この絶好調時、不調時の周期を1月としまして、 タイトル戦はだいたい2月くらいかけて行われますから、 この波高の範囲に最高と最悪の二人が対戦すれば星は一気に偏ります。 星の偏りが発生しやすい要因として、相性と好不調を挙げましたが、 実際はこの2つの要素が互いに絡んでいます。 そこへタイトル戦の開催期間の長さが影響を与えているとみます。 さて、羽生-佐藤は星が偏りやすい対戦として有名です。 過去の相性は羽生が7割近く勝っており、佐藤には分が悪い相手です。 ごく最近でも去年の夏に3タイトルが集中して戦われましたが、 羽生の調子が悪い前半は佐藤、羽生の調子が回復した後半は羽生と ものの見事に星が分かれました。 結果としてタイトルの移動はなかったわけですが、 今回の王将リーグも全勝ですし、強い佐藤にしては不思議な感じです。 現在、羽生の調子は下降ぎみなので、佐藤としてはチャンスです。 一方、羽生は棋王戦、王将戦、名人プレーオフと重要な一番が目白押しで、 ここが踏ん張りどころの厳しい勝負が続きます。 2つのタイトルを失ったうえに名人戦まで逃したとあっては 目も当てられません。
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なるほど。 得手不得手、相性、好不調の波。 今、羽生四冠は、森内名人との棋王戦に加えて、名人挑戦をかけてA級最終戦~谷川九段とのプレーオフでエネルギーを使わされていますからね。 七冠制覇後のインタビューで「20代だからこそ出来た」という意味のことを言ってました。複数のタイトルを保持するのには体力もいるのでしょう。 ありがとうございました。
「囲碁では3連敗4連勝しやすい」と言えるかどうか疑問です。当該5回は特定の2名だけだし、特に趙治勲が4回も絡んでいます。特例というべきかも。が私の感想です。
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趙十段が将棋のプロだったら、やはり3連敗4連勝できたということですかね。(笑) たしかに、趙十段は個性的というか勝負士というか・・・ たまたま見たNHK杯で、序盤の数手目で10分全部使ったのがありました。時間の10連敗10連勝? ありがとうございました。
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将棋の先手・後手の件は、全然気づきませんでした。 なるほど。 たしか先手の勝率は、全ての棋戦・棋士で集計すると五十数%だと思うのですが、この前、NHKのBSでA級最終局の生中継をしていたとき、勝又五段がPCで示した「A級での先手勝率」は6割でした。 ・強い人同士ほど先手が有利 ・強い人ほどタイトル戦に登場しやすい ・タイトル戦では、先後が交互 これは、少なくとも、連勝確率や連敗確率を下げている要因でしょうね。 ありがとうございました!