- ベストアンサー
●日本の海外支援は、どこまで評価されている?
・日本の海外支援が正当な評価を得られていないように思うのですが、どうなのでしょうか? ・外交戦略に問題が有るのでしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
まず当初のODAは第2次大戦の後始末、賠償金という位置づけだった。海外の国もそう見ている場合が多い。 さらに現在のODAも東アジア地域に非常に偏っていて、さらなる貧困国が存在するアフリカへの援助金は大して多くない。 元々ODAを出すのは国益にかなっている。当初はODAによる工事などを日本企業が請け負うなどして儲けていた。 最近はそれも減って2割ぐらいを占めるだけになったけど、途上国のインフラ整備がODAにより進むと、日本企業がその国へ進出しやすくなるのでこれも有益に繋がる。 さらに軍事費に使われてる可能性の高い中国へのODAが一番多い事。 ODAの軍事利用などはしっかり監視するよう定められてるのでそれをしてないのではという批判がある。 さらに人的支援、具体的に軍事的な支援を一切していないのは他の先進国からすると納得行かない。 他に、GNPや日本人の個人所得からODAの支出比率を見ると、日本より何倍も高いスウェーデンやオランダ、フランスなどが存在するため日本がそれらの国の影に隠れるのもしょうがない事。 ただ支出総額で見ると、やはり一番多いのでODAで作られた東アジアの公共施設にはそれと分かるようにジャパンだかなんだかの看板なども付いていて(中国は一切ない)それなりに現地人からは評価がある。
その他の回答 (2)
前に竹村健一さんのラジオで聞きました。 その時は中国の話だったのですが 中国の人々は日本からの支援の事を ほとんど知らないとの事でした。 そして他の国にしてもほとんど国民は知らないのだそうです。 理由も聞いたのですが それは「日本の政府のPRが下手」だとの事でした。 別に恩着せがましくする事は無いと思いますが 日本はやっているって所は知って欲しいですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 多くの諸外国はODA支援を受けていながら、知られないのは日本政府に責任転嫁しやすい傾向にありますね。 『見えるODA』の実現に期待したいです。
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
ODA改革については、昨日のニュースで出ていましたね。 とりあえずネタ元を紹介しますので、じっくりと読んでみてください。 『海外経済協力に関する検討会』 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/oda_2/
お礼
情報提供ありがとうございます。 外務省のメールマガジンでは、実施の概略は記述されているのですが、効果や評価が記述されていないのと、昨今の新聞記事で日本が思う以上にODAに対する理解等が食い違っているように感じました。 『見える海外経済協力』実現に期待すると共に、絵に描いた餅で終わらない事を期待したいと思います。
お礼
詳細なご意見ありがとうございます。 現在の日本のODA最大受入国はインドになったそうです。インドは民主主義の国だそうですがカースト制がハードルの一つちなっているようです。 日本のODAが一部の国家の一部の方々にしか認知されていないようで心配です。 日本の武家時代から続く【不言実行】の美徳は、海外では通用しませんね。 ODAが東アジアに偏っていながらも、国連の北朝鮮人権問題決議で反対や棄権が占めた事は、とても心配です。東南アジアのある国ではNGOに加え政府からも、ODAは日本の国益最優先さとクレームされる状況ですからね。使途の不透明性に問題が有ると思います。 政府も【見える海外経済支援】を考え始めているようです。早く成果が出る事を祈るばかりです。