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SATA-HDDと40ピンパラレルHDDの正式な呼び分け方は?
以前から気になっていました。 パーツショップや広告では、SATA-HDDに対して従来のパラレルHDDをIDEとかUltlaATAとかATA100など、不適切な表示がされています。 SATAの対語としてパラレルHDDを指す正式な呼称は存在しないのでしょうか。 PATAなら適切ですが、正式な呼称なのでしょうか。
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- rinkun
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SATA以前のIDE拡張規格は基本的に上位互換なので、IDEあるいはEIDEと呼んで良いと思います。 ・LBA、BIOSジオメトリ変換 ・バスマスタ高速転送(UltraATA) ・ビッグドライブ(128GB以上のHDD)対応 これらは全部がIDEの技術と言って良いです。 これらはANSIでATA-4、ATA-5などと順次規格化され、2002年時点でATA-7までは規格化あるいは審議中のようですが、最新の状況がどうかは分かりません。 SATAはどちらかというとATAよりATAPIの延長上にあると思いますが、物理形状からしてIDEとの互換性はないので独立した規格と考えて良いでしょう。 > 従来のパラレルHDDをIDEとかUltlaATAとかATA100など、不適切な表示 不適切ではないでしょう。それらのHDDは実際にIDEやUltraATAやATA100などの機能を持っているでしょうから。
- char2nd
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パラレルHDDという言い方はしませんね。 シリアルATAが登場する前の規格がIDEで、最近の物はEnhanced-IDE(E-IDE)というのが正式な言い方です。 Ultra-ATAはE-IDEと同じ物です。規格を制定した団体が違うので名称が異なるのです。 ATA100は最大転送速度が100MB/sのものをいいます。単純にE-IDEとかUltra-ATAというと、ATA33~ATA133までありますから、製品の性能を表す場合は転送速度で表示することが多いですね。 ちなみにパラレルATAという言い方は、シリアルATAが登場してから出来た物ですが、実際はほとんど使われていないようです。 http://www.atmarkit.co.jp/icd/root/46/5785746.html http://www.atmarkit.co.jp/icd/root/39/5787639.html http://www.atmarkit.co.jp/icd/root/36/5787636.html http://www.atmarkit.co.jp/icd/root/17/5785417.html
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ご回答ありがとうございます。 でも、 > Ultra-ATAはE-IDEと同じ物です 同じではありませんよ。 E-IDEは、それまでの512MBまでのHDDしか使えなかったIDEを、さらに大容量のHDDやIDE-CDROMなどを使えるようにした規格です。 UltraATAとは、それまでの16.6MB/Sだった転送速度を33MB/Sに改善したときに命名された規格です。 > シリアルATAが登場する前の規格がIDEで SATAとは、IDEに対するSCSIのような根本的に違う規格なのでしょうか。 SATAとはIDEの一種と思っていました。 それなら、考えを改めなければなりません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 > 不適切ではないでしょう。それらのHDDは実際にIDEやUltraATAやATA100などの機能を持っているでしょうから。 SATAはIDEの一種なのに、SATAと分類する意味でPATAをIDEと呼ぶことがおかしいと感じました。 またUltraATAやATAxxは、PATAだけに存在する規格なので間違いとは思いませんが、SATAとは比較する次元が違うので不適切と感じたのです。 もっとも、SATAはIDE規格と違うと定義されているならPATAをIDEと表現して正しいということになりますが。 でもSATAという名前からして、IDE機器と認めざるを得ません。 結局、知りたかったSATAに対する40ピンパラレルIDEの正式な呼称は存在しないのですね。 やはり、個人的に納得できる呼称はPATAしかありません。