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耐震補強の方法

 昭和58年3月竣工の1戸建ですから、新耐震基準に適合しているとは思いますが、1階16畳の居間について心配があります。  居間の南面は、部屋内から見て、右から1間のガラス引き戸、半間の壁、2間のガラス引き戸、1間弱の壁で構成されています。  2間のガラス引き戸部分は、開口部が大き過ぎて耐震上問題があるのではないかと心配なのです。  事実、この部分の窓枠上辺が少し落ちてきていて(想像)、ガラス戸の開け閉めの際、滑りが悪く、開け閉めにかなりの力が必要です。  そこで、この部分の中央に柱を挿入(かます)すれば、耐震補強とガラス戸の滑り改善に効果があるでしょうか?  それとも他に何か良い方法があるでしょうか?  よろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • altosax
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回答No.3

> 信頼できるものでしょうか? すみません、特定のこの業者については何も知りませんのでご勘弁下さい。 但し、木造の耐震診断には「簡易診断」と「一般診断」の二種類があるん ですよ。 簡易診断というのは、有料でプロに頼むこともできるし、全く同じ物を自分 で実施することもできる内容程度のものです。 自分で簡易診断するには、地元の役所の建築指導課に「我が家の耐震診断」 という診断記入用の小冊子を無料で配布されていますので、もらってくれば わかります。 (小冊子をもらっても、やはり素人なので不安だからプロにやってもらいた い、という場合に大体三万円~六万円ぐらいで実施されています) ご心配されているお家の傾き具合に関しては、簡易診断の対象には入ってい ません。 一般診断というのは、非常に緻密な現場調査と診断計算をおこないます。 床下や天井裏にもぐったり柱の傾きや壁の中身を調べる労働量や、その後 の非常に高度な計算にかかる労務を考えますと、たいがいは20万円前後 かかるのが普通の仕事量です。 もし28,000円で一般診断ができるというのであれば、どんな理由でこのよ うに安くできるのかという説明を聞いてみたほうが無難だと思います。 > さらに心配なのは、不要な補強工事を強いられないか、ということです。 そうですね、不要な工事で元を取るのかどうか、よく確かめてみないと、 診断料金だけを見ると、逃げたほうが無難、と自らアピールしている ように見えてしまいますので、契約前には慎重に見極めてください。 一番信頼できるのは、やはり社団法人の日本建築士事務所協会 http://www.njr.or.jp/a09/index.html などからお近くの都道府県市区町村の建築士事務所でなおかつ木造耐震診 断の講習をきちんと受けている専門の建築士に見てもらって、きちんとし た報告書をもらって、わからないこと、不安なことをすべて調査してもら って、きちんとした納得行く回答をしてもらうのがいいと思います。 マンションの耐震偽装問題でニュースにも出ていますのでご存知と思いま すが、耐震診断をする、というのは、ほぼ家一軒もう一度設計しなおす、 というのに等しい仕事量なので、安くできるというのは何かの補填される 別の金銭的な理由がないと成り立たないことになります。

参考URL:
http://www.njr.or.jp/a09/index.html
ramirez
質問者

お礼

 いろいろありがとうございます。  地元の役所に、アドバイスいただいた簡易診断用のチェックシートがあることが分かりました。取りあえずそれでやってみます。  また、建築士事務所協会さんにも「一般診断」が通常どのようなもので、費用はどのくらいかお聞きしてみます。  また、市で無料でやっている56年3月以前竣工の建物の診断について、対象外のものでも有料でやっていただけないか、も聞いてみます。  本当にありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • altosax
  • ベストアンサー率56% (473/830)
回答No.2

こんにちわ 新耐震、という用語は主にコンクリート造の建物の構造計算方法が大幅に変更された、という意味で用いられています。 木造も同じ昭和56年に基準強化されたのですが、これは昭和48年に始まった「軸組計算」が少し厳しくなった、という意味です。 「軸組計算」というのは壁を構成する木材の組合せ(軸組)によって強度をランク付けする、という主旨で、「構造計算」は行なわない簡略法になっています。 軸組計算は構造計算を行なっていない、ということはどういうことかといいますと、建物の東西方向と南北方向それぞれに、建物サイズに応じて何倍かの軸組量を確保すればそれで合格としてしまう、という意味です。 つまり、地震で起きるねじれの力に対する考慮(これを中心のずれという意味で偏心といいます)がゼロのままで、縦横(東西)の必要基準とされた頭数さえ合っていれば合格、という考え方でしたので、昭和56年の改正から2000年の大改正までの間の木造住宅は偏心で耐震性能に問題が起きている場合にはノーチェックなのが懸念されています。 偏芯がどの程度かという答えは綿密に壁材料とすじかいの種類を調べて専門の建築士に計算してもらわないと回答が出ない複雑なものですので、お住まいの市区町村役所の建築指導課などで相談してみてください(耐震診断助成金制度がたいていありますので)。 建て具のたてつけが悪くなって来た、ということは、建物のゆがみの発生を推定するうえで重要な要素ですので、建築士資格を持った木造診断の講習を受けた建築士の方に相談してみて下さい。 (通常は、和室のむきだしになった柱に「下げふり」を垂らして柱の傾きを測定します。この傾き具合が特定の方向に向いていればそちらに建物が傾いてたてつけが悪くなったということが判明します) 柱の数の多さと強さについて#1の方がご回答されている通り、よく混同されがちなのですが、垂直の重さを支えるためには必要ですが、横に揺さぶられる地震に対しては柱はまったく無関係で、壁の強さ、すじかいの太さ(軸組量)だけが要因になります。 ですので、耐震補強の方法、というのは、足りないすじかいを増やす、という大原則でおこないます。 ところが実際には後から新しくすじかいを足す、という工事がむずかしいので、柱と柱の間に構造用合板を張ってすじかい代わりに補強する方法がよく行なわれています。 大原則は適度な強さの壁が、均等にあることが理想です(偏心が起きない)が、窓の関係で現実はそうもいかないので、窓の多い面には少ない壁に太いすじかいを入れて補うようになっています。 ですので間口が非常に狭かったりすると必然的に偏心が起きやすい形になります。 昭和56年以降の建物だと「偏心を除いて一応大丈夫」な建て前ですので、心配な点は偏心と、施工がほんとうに設計図通りになされているかどうか、という点になります。 地域によっては昭和56年以後というだけで助成金の対象外になってしまうところもありますが、自費の検査を希望すれば紹介もしてくれると思いますので、最寄りのお役所の建築指導課や、建築士事務所協会に相談してみてください。

ramirez
質問者

補足

 詳細なご説明、ありがとうございました。  これで大分理解が進みました。  地元の市でも耐震診断をやってくれますが、昭和56年より前の建物に限られています。  ネットで見つけた有料サービスがあります。28,000円で実地調査をやってくれます。URLは次のとおりですが、信頼できるものでしょうか?さらに心配なのは、不要な補強工事を強いられないか、ということです。  お手数掛けますが、よろしくお願いします。  http://www.zenshincho.jp/index.php

  • ipa222
  • ベストアンサー率20% (903/4455)
回答No.1

1間のサッシュは、何の問題もありません。 2間のサッシュは上の胴差しは大きな物が入っているか,補強されていると思います。 問題ないと思いますよ。 地震は,横から力がかかります。それを受けて立つのは,耐震壁と言う筋交いの入った壁です。 サッシュの間に柱を入れても,地震時には特に効果はありません。 問題なく作っていれば,耐震性能には問題ないです。 2間のサッシュの上枠が下がっているかどうかは,計ってみてはいかがですか? それとサッシュの滑りの悪さには、関係ないかもしれません。

ramirez
質問者

補足

 早速ありがとうございます。  耐震の面では心配しなくて良いと言うことですね。ほっとしています。  2間のサッシュの上枠が下がっている点ですが、中央部の上下の幅が両脇の上下の幅より5~6ミリ狭くなっています()。中央のサッシュを左右に開ける時、最初はかなりの抵抗があるのですが、ある程度開けると後はスムーズに動きます。サッシュの上辺を少し削ってみようか、とも思っていますが問題ありませんよね。また、5~6ミリ程度の下がりであれば構造上余り心配しなくて良いですか?

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