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石灰硫黄合剤の使い方
ミニバラですが、ベランダで育てているためかうどん粉病がひどく、来年に備えて石灰硫黄合剤を散布しようと思います。 最初は刷毛塗りでと思ったのですが、3~4本植わっていた物を1本つポットに植えなおしたため数が多く、ポットを置いてあるカゴ(トレー)ごと外の空き地に持って行ってスプレーしようと考えています。 そこで気になったのですが、スプレーするとどうしてもポットやカゴに合剤が付着しますよね。今、トレーをスチールラックに乗せて管理しているのですが、合剤の付着したトレーを置いたらラックが腐食してしまいますか?また、水やりなどで流れ出た水に溶け込んでラックが腐食するという事はあるのでしょうか?
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前の方が仰る通り、確かに腐食性が高いので散布時、散布場所(風向き)を 確認することはとても大切です。 私は毎年数鉢の落葉樹に散布しますが、植木鉢(プラスチック製、陶器いずれも)が 変質することは無く、また散布後にそれらを戻す台(桧製、ステンレス製)が変色、 変質したこともありません。 ゴム手袋は捨てる寸前の物を使っています。 物持ちが良いほうなので、今有る台はいずれも5年以上、サイズと形の関係で 陶器製の鉢の中には十年以上使い続けて毎年石灰硫黄合剤を散布している ものもあります。 病原菌を始末するわけですから、薬剤が鉢に掛かるのは意味のあることでは ないかと勝手に解釈しています。 我が家は放し飼いの動物もいますので、極力農薬は使いたくありませんが、 それでも石灰硫黄合剤とオルトラン粒剤だけは別で、特に前者を初めて使った時は その効果に驚かされました(藤の鉢植えです)。 もぅ何年もこの2つの薬剤だけでベランダの植木は病害虫に悩まされた 経験がありません。 幹や枝を洗うようにしっかり薬を付着させるのがポイントですが、 この時期関東ですと10分もあれば表面が白っぽく乾いてしまいます。 スプレーの効用の一つに”広い範囲に散布するのが楽である”と、云うことも ありますが、希釈倍率と展着剤の容量を正確に守りスプレーで散布すると 粒子が細かく、より効果が高いことも挙げられます。 ゴム手袋/マスク着用、散布後は衣類をすぐに洗濯する、露出していた部分の肌は 石鹸で丁寧に洗うなどの注意事項を守って下さいね。