- ベストアンサー
「ねじれの位置」の定義に関して
現在中学生に空間図形を教えているのですが、その中で生じた疑問点です。 一般に、2直線が互いに異なる平面上にあり、交わらない時、「ねじれの位置」にある、といいますよね? 中学生の問題だと、通常立方体が与えられて、「辺ABとねじれの位置にある辺はどれか」みたいに聞かれるのですが、その場合には解き方として「辺ABと平行な面上の辺のうち、ABと平行でない辺」を見つければそれが答えになります(と思っています)。 しかし、それは一般的な解法なのでしょうか? つまり、 「2直線l,mが互いにねじれの位置にある」ということは 「互いに平行な2平面が存在し、それらがそれぞれ直線l,mを含む」ということは同値と言えるのでしょうか? よろしくお願いします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ねじれの位置、の正確な定義は2直線を同時に含む平面が存在しないこと、です。 で、仰る条件のうち後者は2重の意味で不都合なものです。 「互いに平行な2平面が存在し、それらがそれぞれ直線l,mを含む」 それぞれが、という言葉に意味を持たせようと考えられたのでしょうが、数学の論理においてはこの言葉はでは2直線を同時に含む平面は存在しないといえるか、については何も語っていないからです。 実際この言葉に従ってl,mを平行な2直線にとる事が可能です。 またそれぞれが、という言葉は独立性をいっているだけです。つまり各平面が、一方はlを、他方はmを含んでいますよ、といっているだけですから。以上全く同値ではありません。確かにねじれの位置にある2直線をそれぞれ含む2平面を平行にとる事はできるので、部分集合にはなっているようですが。(ただし微修正必要) 「2直線l,mが互いにねじれの位置にある」⇒「それらがそれぞれ直線l,mを含む2平面を互いに平行にとることができる」は言えるようです。
その他の回答 (3)
- ojisan7
- ベストアンサー率47% (489/1029)
>「2直線l,mが互いにねじれの位置にある」ということは 「互いに平行な2平面が存在し、それらがそれぞれ直線l,mを含む」ということは同値と言えるのでしょうか? 違います。それは誤りです。もし、それが正しいとすると、平行な2平面にそれぞれ、直線l、mがあり、また、l、mがお互いに平行の場合はどうでしょう。 ともかく、難しく考えることはありません。 「ねじれの位置にある2直線」とは、「同一平面上にない、交わらない2直線」 です。それ以上でも、それ以下でもありません。
お礼
質問内容の吟味が足りなかったようです。申し訳ありませんでした。 ありがとうございました
- bakachau
- ベストアンサー率21% (5/23)
まず、「平行である」「交わっている」「ねじれの位置にある」のいずれの位置関係においても「互いに」という言葉は不要ですよね。 >一般に、2直線が互いに異なる平面上にあり、交わらない時、「ねじれの位置」にある、といいますよね? これは誤りです。 「異なる平面」には平行な平面も含まれますので、上記定義には平行な直線も含まれてしまいます。 正しくは、「2直線が同一平面上にないとき」言い換えれば「2直線が平行でもなく交わってもいないとき」、ねじれの位置にあるといいます。 立方体の場合は面や辺の数が少ないためにうまくいっただけで、例えば正六角柱で試されると明らかですね。 一般的な解法は「交わる辺と平行な辺を消去していく」ではないでしょうか。 キーポイントは「辺」で考えるのではなく、「辺を延長した直線」で考える事です。 しっかり教えてあげてください。
お礼
おっしゃるとおりです。 質問内容の吟味が足りなかったようです。申し訳ありませんでした。 ありがとうございました
- kamejiro
- ベストアンサー率28% (136/479)
>「互いに平行な2平面が存在し、それらがそれぞれ直線l,mを含む」ということは同値と言えるのでしょうか? この場合、直線l,mは交わらないけれど、平行な2直線の場合もあり得ます。ねじれの位置の定義と同値とは言えないと思います。
お礼
その通りですね。。。 間違えてしまったようです。 失礼しました
お礼
質問内容の吟味が足りなかったようです。申し訳ありませんでした。 僕が実際質問したかったのは、まさに 「2直線l,mが互いにねじれの位置にある」⇒「それらがそれぞれ直線l,mを含む2平面を互いに平行にとることができる」 が正しいかどうか、でした。ありがとうございました。 できるなら、その命題がどのように導かれるかを教えて下さると助かります。