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アルカリ金属とアルカリ土類金属について。
水素はアルカリ金属に入るのですか? 後、アルカリ金属とアルカリ土類金属の酸化物は、非金属と金属でなっているから、イオン結合ではないのですか?どうして、共有結合なのですか?教えてください。お願いします。
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vikkyiさん、こんにちは。 「金属酸化物はイオン結合ではないのか?なぜ共有結合なのか?」というご質問については、まだ回答が得られていないようですね。やさしいようで、よく考えると結構奥の深い質問のような気がしてきました。 edogawaranpoさんもご指摘のように、化学結合にはイオン結合と共有結合の中間的な結合もあります。「共有結合性が高いイオン結合」などという言い方をすることもあります。 Na+イオンと、Cl-イオンは水溶液中ではそれぞれイオンとしてバラバラに溶けていますが、溶媒が無い状態ではそれぞれのイオンの電荷を補うように交互に規則正しく並んで結晶化します。これがイオン結合ですよね。 共有結合は、最外殻電子の一部を2つの原子で共有することで互いの最外殻電子をいっぱいにする結合ですね。水素分子H2のそれぞれの原子が2つの電子を共有している例がわかりやすいですね。水素分子はH+イオンとH-イオンが結合したものではないですよね。このあたりはご存知のことと思います。 さて金属酸化物の場合ですが、たとえば酸化カルシウム CaOの場合は水に溶かすと反応してCa(OH)2となり、一部が溶けてCa2+イオンとOH-イオン2つになります(あるいはCaOH+イオンとOH-イオンに)。CaOはCa(OH)2の結晶から脱水したものですが、Ca2+イオンと02-イオンが電気的に打ち消し合うように規則的に並んだ結晶ではないので共有結合と考えて良いのではないでしょうか。(Ca2+イオンとO2-イオンが交互の並んでいると考えても良いのだろうか??? うーん混乱してきた) Ca(OH)2の場合はどうでしょう。ちょっと自信なしですが、イオン結合性と共有結合性の両方があるのではないでしょうか。水に溶かしたとき、イオンに解離する率が高ければイオン結合性が高く、低い場合は共有結合性が高いと考えていいのでは?と思います。解離定数は物質により違います。(自信なしですので、念のためご自身で再度ご確認ください) 詳しい方、補足、訂正お願いします。
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単なる「水素」は金属ではありません。が.「金属水素」(名称疑問)なんて物質がありまして.金属の性質を持ちます。当然ですが.金属結合状態の電子雲を持ちます。この特性を活用したのが.水素きゅうぞう合金でしょう。 あと.原子同士の結合は.イオン結合・共有結合と別れていますが.必ずしもはっきりした境界がない場合があります。例としては.酸化水銀の場合に一応イオン結合に分類しますけど.共有結合としての性質を持つので.色々変な性質を持ちます。 両結合の違いは.電子雲の状態で. 一方の電子が片一方へ移動し.あんていな軌道のイオンを作り.イオン間の静電引力で結合している場合が.イオン結合であり. 両方の原子の軌道が混ざり.電子を複数の原子で共有している状態が共有結合です。 後半は.おそらく水素酸化物としての水についてと思います。 水分子の.電子の状態を計算してみると.イオン結合と近似した場合のエネルギーと共有結合として近似した場合のエネルギーを比較してみると.共有結合のほうがより安定な状態にあります。従って.イオン結合で存在する水もない事はないでしょうが.よりあんていな構造の共有結合の状態にあると考えられています。 (計算しろはなしですよ.計算式を打てないし.計算がやたら面倒で.自分ではする気持ちになれないですから。シュレジンカー方程式のあたりを原子物理学(量子力学)の本からよんでください)
- chukanshi
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水素はアルカリ金属ではありません。 アルカリ金属、アルカリ土類金属の酸化物はイオン結合でOKです。 水素はアルカリ金属ではないので、水素の酸化物、すなわち 水は共有結合です。
- sasakama7
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はじめまして。 水素はそもそも金属元素でないです。おそらくそれが根拠だと思いますが、、アルカリ金属には入りません。 元素の周期表で高校あたりの教科書に載っているものは、たぶん金属元素と非金属元素の区別がなされていると思うので、もし手元にあれば確認してみてはいかがでしょうか。 あと、たまたま高校の教科書を見ていたのですが、アルカリ金属とアルカリ土類金属はどうやら酸素とイオン結合しているようですよ。 私も高校のころ ・金属-金属 →金属結合 ・金属-非金属 →イオン結合 ・非金属-非金属→共有結合 と確実に習いましたし。