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ライブドアの株主総会の議案

ライブドアの株主総会での議案が送られてきました。 ・利益は全額繰越で配当金は0円とする(会社提案) ・配当金は2円とする(株主提案) という2つの相反する議案があるのですが両方可決されたら一体配当金はいくらになるのでしょうか。 また、会社提案については賛否の表示がない場合は賛成、株主提案は賛否の表示がない場合は否の表示があったものとするとありますがこのように会社が議案を恣意的に扱う事に問題はないのでしょうか

質問者が選んだベストアンサー

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  • kanarin-y
  • ベストアンサー率64% (211/325)
回答No.3

株主提案が配当についてだけなのか,利益処分全般を処理しているのかによって扱いが違ってきます。 利益処分全般を処理している場合は,どちらかの議案が承認されればそれによって利益処分は確定しますので,他方の議案は自動的に否決されたことになります。 両方可決される事態は生じません。 配当についての提案で利益処分全般の処理がされていない場合,議事の運営によって違いが生じます。 修正案先議とする場合株主提案を先に採決し,可決されれば必要な範囲で会社提案の議案を修正して可決承認します。 あるいは議場に諮って会社提案の議案を先に採決し,可決されればそれで利益処分は確定しますので,株主提案の議案は採決することなく否決されたこととなります。 会社提案については賛否の表示がない場合は賛成,株主提案は賛否の表示がない場合は反対の意思表示があったとして取り扱うことも許されるという大阪地裁判決が平成13年に出ていますので,特に問題はないでしょう。

palace
質問者

お礼

ありがとうございます。 株主提案は配当についてのみ言及しています。 両案共には議決を取らないというやり方で乗り切るわけですね。 議案の差別は納得いかないのですが、問題ないのですね

その他の回答 (3)

  • utama
  • ベストアンサー率59% (977/1638)
回答No.4

ありえないけれど、万一にも、両方議決してしまったらどうなるかということですよね? 条文も判例も無いのであくまでも個人的な見解です。 他の方もいわれているように、現実的に内容が相反する議決が行われること自体、ありえません。 このような、ありえない議決をすると、株主の意思がどちらにあるか確定できません。株主の意思がわからないような議決というのは、社会通念上認められるものではありませんから、議決手続き等に重大な瑕疵があるとして、どちらの議決も無効にすべきでしょう。 議長や運営担当者の頭がおかしくならないかぎり、このような議決が行われることはありえません。頭のおかしな議事運営を、くそまじめに議決の内容や先後を考慮して、無理やり有効なものとみなし、救済してあげる必要は無いと思います。

palace
質問者

お礼

ありがとうございます kanarin-yさんの意見と同じで両案とも可決されないように議事を進行するという事ですね。

palace
質問者

補足

せっかく皆さんに意見を聞いたのですが、やはり気になるのでライブドアに聞いてみました。   2案共に採決を取るそうです。 そして両案とも賛成多数の場合は、利益処分案(配当)についての相反する議決はどちらも無効になり、利益処分案は可決されず。 →結果的には会社案と同じ利益は全額繰越、配当0円になるそうです。

回答No.2

A案とB案のどちらがいいのかを決めるのです 万が一にも両方の案が通ることはありえませんよ^^

palace
質問者

お礼

ありがとうございます。 両案は独立して採決を取るので両案に賛成する事もできます。(普通の人はしないでしょうが) 票が拮抗した場合には、両案とも可決される可能性が0%ではないと思うのですが。

  • HAL007
  • ベストアンサー率29% (1751/5869)
回答No.1

相反する2つの議題が両方とも採決されることは先ず考えられません。 >>議案を恣意的に扱う事に問題はないのでしょうか 良くある事です。 会社側提案は既に大株主の同意が得られている場合が 殆どで否決されることは希です。 以前に比べれば期間投資家が投資家の立場を不利にする議案に 反対する(もの言う投資家になって来た)ことが増えて来た為 否決されることも増えてはいますがライブドアの株主構成では 無理でだと思います。

palace
質問者

お礼

ありがとうございます。 確かに両方通る確率は極めて小さいと思いますが、 ”万が一”場合に法律的にどうなるかを教えていただけないでしょうか。

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