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調性の感じ方 移調などについて教えてください

Ta595の回答

  • Ta595
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回答No.3

こんにちは。トロンボーン経験者(アマチュア)です。 クラシックでは,「○調は○○な雰囲気」という,ある共通認識のもとで作曲された曲が多いです。それは,質問者さんがおっしゃるような,音律に起因する相対的な音程関係の違いの問題もありますが,他にも,楽器の構造,ハ長調との調性関係,過去に作られたその調性の曲の性格なども影響していると思います。 つまり,平均律に調律された楽器での演奏であっても,「○調の和音はこういう響きになるから」ではなく,「作曲家がそういうつもりで書いたから」という理由で,雰囲気は変わります。 他にも,「シャープ(フラット)がいくつついた譜面を見ているか」「黒鍵をどのくらいの頻度で使うか」といった奏者側の都合も影響するような気がします。 質問者さんがお求めの答えになっているかどうか自信はありませんが,作曲家がどういうつもりで調性を使い分けていたかという背景は,知っておいて損はないと思います。移調された曲がもともと何調であったか,という情報が,表現を作る上でのヒントになる場合もあると思います。 ただし,もちろんのこと, >「調の違いがわからないなんて かわいそうだ > 音楽を演奏する資格も聴く資格も無い」 などと言う事はありませんよ。 音の高さが違う,というのは別問題とするならば,響きそのものの違いが感じられないとしても,何ら不思議なことではないと思います。

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