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物やぬいぐるみが喋る一人称の小説
主人公の周りの物、キーホルダーやぬいぐるみが 「吾輩は猫である」のように 一人称で自分を取り巻く環境について話す小説を探しています。 ジャンルは全くといません。 知っている方いましたら、教えてください。
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ご質問では、キーホルダーやぬいぐるみ、と無生物をご要望のようでしたが、今までの回答・お礼を拝見すると動物でも全然構わない? 人間でないモノならナニモノでもよいのでしょうか?? 人工知能や妖怪、妖精による一人称ってのもいろいろありますが。 私自身未読の物も含んでますが、いくつかあげてみます。 ロバート・J・ソウヤー著「ゴールデン・フリース」 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=18756966 宇宙船の管理コンピュータ・イアソンの一人称。 柴田 よしき著「ゆきの山荘の惨劇―猫探偵正太郎登場」(シリーズあり) http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30735681 猫の正太郎の一人称。 ジョナサン・ストラウド著「バーティミアス サマルカンドの秘宝」(シリーズあり) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4652077351/qid=1126673683/sr=1-2/ref=sr_1_2_2/249-2935941-6431516 魔神のバーティミアスによる一人称、ナサニエル視点の三人称もあり (絵本)きたやまようこ著「ゆうたくんちのいばりいぬ」(シリーズあり) シベリアンハスキー犬のじんぺいによる一人称。 同じ著者で、くまのくまざわくん一人称の「いぬうえくんがやってきた」や犬のポチによる「りっぱな犬になる方法」など多数あり。 「フレディ―世界でいちばんかしこいハムスター」(シリーズあり) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4010695579/qid%3D1126674710/249-2935941-6431516 ハムスターのフレディによる一人称。 佐藤さとる著「豆つぶほどの小さないぬ」(「だれも知らない小さな国」の続編) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061470337/qid=1126675231/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-2935941-6431516 コロボックルのクリノヒコの一人称。 (絵本)菊田まりこ著「いつでも会える」 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30476615 犬のシロによる一人称。 神林長平著「膚(はだえ)の下」(火星三部作完結編) 人造人間(作中ではアートルーパーという用語になります)の慧慈による一人称。 完結編とはいうものの、これ一冊でまったく違和感なく読めます。 というのも、内容的には前二作の前の時代の話だから。 なので、「膚の下」を先に読むと最初の話「あなたの魂に安らぎあれ」のネタがばらされてしまい、面白かったから前作も読もうと思った場合、ちょっと損をします。 人間以外のモノが語るというと、ミステリ・SFの、技巧・ネタの一つとして書かれる場合と、人間以外が語ることで逆に「人間とは生物とは」ということを考えさせる主旨を持つ場合などがあると思います。 paisonさんが、人間以外の一人称小説を読みたい理由が前者なら、「ゴールデン・フリース」。後者なら「膚の下」がおすすめかな。
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#9です。 既に推薦されていたのですね。 見落としていました。すみません。
ミステリーですが、 宮部みゆきの「長い長い殺人」は、 登場人物の財布が喋って、 事件が解決される様子が書かれています。 参考URLは新書ですが、文庫もあります。
お礼
回答ありがとうございます。 お礼が遅れてしまって申し訳ありません。 二回も推薦がでた「長い長い殺人」。 かなり面白そうだと感じ、読書リストにメモしてます。 ありがとうございました。
- 4096
- ベストアンサー率62% (10/16)
『ブロックルハースト・グローブの謎の屋敷』(シルヴィア・ウォー作 講談社)から始まる「メニム一家の物語」はいかがでしょう。 児童書に入るのでしょうが、大人が読んだほうがおもしろいかもしれません。 このシリーズは5巻まで出ていて、主人公たちはみな人形です。 登場人物にはもちろん、普通の人間もいますが。 時にミステリアスで、ユニークで、人間以上に人間くさい。 「本当にこんな屋敷があって、こんなことがあるかも…」という気分になったシリーズです。
お礼
回答ありがとうございます。 お礼が遅くなって申し訳ありません。 『ブロックルハースト・グローブの謎の屋敷』。 タイトルから興味をそそられます。 ぜひ読ませていただきますね。 ありがとうございました。
- nakaizu
- ベストアンサー率48% (203/415)
ポール・ギャリコは猫を描いた小説が幾つかあります。 トマシーナ以外にも「ジェニィ」が新潮文庫にあります。また、小説とは言えないかもしれないですが、「猫語の教科書」がちくま文庫にあります。猫が猫のために書いた本です。 また、猫以外でも「七つの人形の恋物語」とか「雪のひとひら」(主人公は雪です)のように物が主人公の話もあります。 ギャリコの作品は心暖まる作品が多くていいですね。物が主人公ではありませんが「スノーグース」もおすすめです。 ぬいぐるみについては新井素子さんの「わにわに物語」が良いと思います。小説というよりもぬいぐるみが書いたエッセイです。また「ぬいぐるみさんとの暮らし方」という本も出しています。(この本は正確には新井素子訳です)
お礼
回答ありがとうございます。 お礼が遅くなって申し訳ありません。 ギャリコ作品は、モノが主人公が多いんですね。 「雪のひとひら」は聞いたことがあるので、チェックしてみます。 ありがとうございました!
- ungaikyou
- ベストアンサー率46% (132/284)
ミステリなので詳細はあまり書けないのですが、北森鴻『屋上物語』は、デパートの屋上にある色々なものの視点で描かれています。
お礼
回答ありがとうございます。 お礼が遅くなって申し訳ありません。 屋上のいろんなものが主人公!? こちらも、とっても面白そうですね。 ありがとうございました!
- tamausagi
- ベストアンサー率65% (201/308)
物、が主人公ですよね? (ついうっかりネコがしゃべる小説を考えてしまいました) 日本のものでしたら東野圭吾さんの「十字屋敷のピエロ」はどうでしょう? 屋敷においてあるピエロ人形の目線から殺人事件を推理する話です。 海外のものだとトーマス・M・ディッシュの「いさましいちびのトースター」 これはタイトルどおり、主人公はトースターです。 とある別荘の家具たちが、来てくれなくなったご主人の元へ行こうと冒険を始めるのです。 私は見たことないですがアニメ化もされたそうですよ。 第2弾はなんと火星に行ったりします。 ……ピエロのほうは一人称だったと思いますが、トースターは一人称ではなかったかもしれません。 #2さんの「ぶたぶた」シリーズは私もオススメです。こころがほんわかして、読んでる自分をもし俯瞰で見れたら穏やかな顔して読んでるに違いないと思える作品です。
お礼
回答ありがとうございます。 お礼が遅くなって申し訳ありません。 ピエロが主人公のミステリーですか~。 考えるだけでわくわくしてきます。 トースターの冒険の方も面白そうですね。 両方、読ませていただきます! ありがとうございました。
- ten2jp
- ベストアンサー率0% (0/1)
ネコつながりでよろしければ、ポールギャリコ『トマシーナ』はいかがでしょうか。心が暖かくなる小説です。あと、私も『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズが大好きです。今3冊目まで出ていますが、mana_koさまのご紹介された『ルドルフとイッパイアッテナ』『ルドルフともだちひとりだち』は本当にお勧めです。児童文学ですがお子様だけでなく日本国民全員に読んでいただきたい本です。
お礼
回答ありがとうございます。 「トマシーナ」面白そうですね。 心が暖かくなるという内容、とても心惹かれます。 mana_koさんにも薦められた「ルドルフ」シリーズは 絶対に読んでみようと思います。 ありがとうございました。
- mana_ko
- ベストアンサー率31% (210/666)
ネコでしたら、斉藤洋さんの『ルドルフといっぱいあってな』。 続編『ルドルフともだちひとりだち』。 児童小説です。 小学生の私は本当にネコが書いたと信じていました・・・。
お礼
回答ありがとうございます。 「吾輩は猫である」以外にも、動物や物が主人公の小説ってたくさんあるんですね。 参考になりました。「ルドルフ」シリーズ、読んでみます。 ありがとうございました。
- milk111
- ベストアンサー率30% (228/740)
ぶたぶた日記 光文社文庫 矢崎 存美 (著) はいかがでしょう? 主役はぶたのぬいぐるみ…?? でも心温まる作品で私は大好きです。 他の登場人物のさまざまな悩みが少しずつ 解決していく、ショートストーリーです。 読みやすくてお勧めです~!
お礼
回答ありがとうございます。 主役はぶたのぬいぐるみ!? すごく面白そうですね!癒しや再生の物語は大好きなので、ぜひ読ませていただきます。 ありがとうございました。
ジャンルは問わないということはミステリもOKですか? 「物」に動物が含まれるのでしたら(「吾輩は猫である」が例にあがっているので)、 宮部みゆきの最初の長編「パーフェクトブルー」とその続編に当たる短編集(タイトル失念)。共に創元社推理文庫。語り部は元警察犬のマサ。 生物以外では同じく宮部みゆきの「長い長い殺人」(光文社文庫だったかな?)。語り部は財布。但し、一つの財布ではなく、各章ごとに異なる財布が語ります。
お礼
回答ありがとうございます。 宮部さんも、そんな小説かかれていたんですね。驚きました。 さっそく読ませていただきます。 ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 お礼が遅くなって申し訳ありません。 本当に、探せばたくさんありますね。 自分の知識のなさが恥ずかしいです。 人間以外が一人称で話す小説が読んでみたい、と 単純に思っただけなので 「ゴールデン・フリース」から読み始めてみようかと思います。 丁寧な回答、ありがとうございました。