• ベストアンサー

物やぬいぐるみが喋る一人称の小説

主人公の周りの物、キーホルダーやぬいぐるみが 「吾輩は猫である」のように 一人称で自分を取り巻く環境について話す小説を探しています。 ジャンルは全くといません。 知っている方いましたら、教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • apuro-
  • ベストアンサー率37% (19/51)
回答No.11

ご質問では、キーホルダーやぬいぐるみ、と無生物をご要望のようでしたが、今までの回答・お礼を拝見すると動物でも全然構わない? 人間でないモノならナニモノでもよいのでしょうか?? 人工知能や妖怪、妖精による一人称ってのもいろいろありますが。 私自身未読の物も含んでますが、いくつかあげてみます。 ロバート・J・ソウヤー著「ゴールデン・フリース」 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=18756966 宇宙船の管理コンピュータ・イアソンの一人称。 柴田 よしき著「ゆきの山荘の惨劇―猫探偵正太郎登場」(シリーズあり) http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30735681 猫の正太郎の一人称。 ジョナサン・ストラウド著「バーティミアス サマルカンドの秘宝」(シリーズあり) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4652077351/qid=1126673683/sr=1-2/ref=sr_1_2_2/249-2935941-6431516 魔神のバーティミアスによる一人称、ナサニエル視点の三人称もあり (絵本)きたやまようこ著「ゆうたくんちのいばりいぬ」(シリーズあり) シベリアンハスキー犬のじんぺいによる一人称。 同じ著者で、くまのくまざわくん一人称の「いぬうえくんがやってきた」や犬のポチによる「りっぱな犬になる方法」など多数あり。 「フレディ―世界でいちばんかしこいハムスター」(シリーズあり) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4010695579/qid%3D1126674710/249-2935941-6431516 ハムスターのフレディによる一人称。 佐藤さとる著「豆つぶほどの小さないぬ」(「だれも知らない小さな国」の続編) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061470337/qid=1126675231/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-2935941-6431516 コロボックルのクリノヒコの一人称。 (絵本)菊田まりこ著「いつでも会える」 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=30476615 犬のシロによる一人称。 神林長平著「膚(はだえ)の下」(火星三部作完結編) 人造人間(作中ではアートルーパーという用語になります)の慧慈による一人称。 完結編とはいうものの、これ一冊でまったく違和感なく読めます。 というのも、内容的には前二作の前の時代の話だから。 なので、「膚の下」を先に読むと最初の話「あなたの魂に安らぎあれ」のネタがばらされてしまい、面白かったから前作も読もうと思った場合、ちょっと損をします。 人間以外のモノが語るというと、ミステリ・SFの、技巧・ネタの一つとして書かれる場合と、人間以外が語ることで逆に「人間とは生物とは」ということを考えさせる主旨を持つ場合などがあると思います。 paisonさんが、人間以外の一人称小説を読みたい理由が前者なら、「ゴールデン・フリース」。後者なら「膚の下」がおすすめかな。

paison
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 お礼が遅くなって申し訳ありません。 本当に、探せばたくさんありますね。 自分の知識のなさが恥ずかしいです。 人間以外が一人称で話す小説が読んでみたい、と 単純に思っただけなので 「ゴールデン・フリース」から読み始めてみようかと思います。 丁寧な回答、ありがとうございました。

その他の回答 (10)

noname#16403
noname#16403
回答No.10

#9です。 既に推薦されていたのですね。 見落としていました。すみません。

noname#16403
noname#16403
回答No.9

ミステリーですが、 宮部みゆきの「長い長い殺人」は、 登場人物の財布が喋って、 事件が解決される様子が書かれています。 参考URLは新書ですが、文庫もあります。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334072364/250-1219899-8040237
paison
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 お礼が遅れてしまって申し訳ありません。 二回も推薦がでた「長い長い殺人」。 かなり面白そうだと感じ、読書リストにメモしてます。 ありがとうございました。

  • 4096
  • ベストアンサー率62% (10/16)
回答No.8

『ブロックルハースト・グローブの謎の屋敷』(シルヴィア・ウォー作 講談社)から始まる「メニム一家の物語」はいかがでしょう。 児童書に入るのでしょうが、大人が読んだほうがおもしろいかもしれません。 このシリーズは5巻まで出ていて、主人公たちはみな人形です。 登場人物にはもちろん、普通の人間もいますが。 時にミステリアスで、ユニークで、人間以上に人間くさい。 「本当にこんな屋敷があって、こんなことがあるかも…」という気分になったシリーズです。

paison
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 お礼が遅くなって申し訳ありません。 『ブロックルハースト・グローブの謎の屋敷』。 タイトルから興味をそそられます。 ぜひ読ませていただきますね。 ありがとうございました。

  • nakaizu
  • ベストアンサー率48% (203/415)
回答No.7

ポール・ギャリコは猫を描いた小説が幾つかあります。 トマシーナ以外にも「ジェニィ」が新潮文庫にあります。また、小説とは言えないかもしれないですが、「猫語の教科書」がちくま文庫にあります。猫が猫のために書いた本です。 また、猫以外でも「七つの人形の恋物語」とか「雪のひとひら」(主人公は雪です)のように物が主人公の話もあります。 ギャリコの作品は心暖まる作品が多くていいですね。物が主人公ではありませんが「スノーグース」もおすすめです。 ぬいぐるみについては新井素子さんの「わにわに物語」が良いと思います。小説というよりもぬいぐるみが書いたエッセイです。また「ぬいぐるみさんとの暮らし方」という本も出しています。(この本は正確には新井素子訳です)

paison
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 お礼が遅くなって申し訳ありません。 ギャリコ作品は、モノが主人公が多いんですね。 「雪のひとひら」は聞いたことがあるので、チェックしてみます。 ありがとうございました!

  • ungaikyou
  • ベストアンサー率46% (132/284)
回答No.6

ミステリなので詳細はあまり書けないのですが、北森鴻『屋上物語』は、デパートの屋上にある色々なものの視点で描かれています。

paison
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 お礼が遅くなって申し訳ありません。 屋上のいろんなものが主人公!? こちらも、とっても面白そうですね。 ありがとうございました!

  • tamausagi
  • ベストアンサー率65% (201/308)
回答No.5

物、が主人公ですよね? (ついうっかりネコがしゃべる小説を考えてしまいました) 日本のものでしたら東野圭吾さんの「十字屋敷のピエロ」はどうでしょう? 屋敷においてあるピエロ人形の目線から殺人事件を推理する話です。 海外のものだとトーマス・M・ディッシュの「いさましいちびのトースター」 これはタイトルどおり、主人公はトースターです。 とある別荘の家具たちが、来てくれなくなったご主人の元へ行こうと冒険を始めるのです。 私は見たことないですがアニメ化もされたそうですよ。 第2弾はなんと火星に行ったりします。 ……ピエロのほうは一人称だったと思いますが、トースターは一人称ではなかったかもしれません。 #2さんの「ぶたぶた」シリーズは私もオススメです。こころがほんわかして、読んでる自分をもし俯瞰で見れたら穏やかな顔して読んでるに違いないと思える作品です。

paison
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 お礼が遅くなって申し訳ありません。 ピエロが主人公のミステリーですか~。 考えるだけでわくわくしてきます。 トースターの冒険の方も面白そうですね。 両方、読ませていただきます! ありがとうございました。

  • ten2jp
  • ベストアンサー率0% (0/1)
回答No.4

ネコつながりでよろしければ、ポールギャリコ『トマシーナ』はいかがでしょうか。心が暖かくなる小説です。あと、私も『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズが大好きです。今3冊目まで出ていますが、mana_koさまのご紹介された『ルドルフとイッパイアッテナ』『ルドルフともだちひとりだち』は本当にお勧めです。児童文学ですがお子様だけでなく日本国民全員に読んでいただきたい本です。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488560016/qid=1126229249/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/250-6977377-0879409
paison
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 「トマシーナ」面白そうですね。 心が暖かくなるという内容、とても心惹かれます。 mana_koさんにも薦められた「ルドルフ」シリーズは 絶対に読んでみようと思います。 ありがとうございました。

  • mana_ko
  • ベストアンサー率31% (210/666)
回答No.3

ネコでしたら、斉藤洋さんの『ルドルフといっぱいあってな』。 続編『ルドルフともだちひとりだち』。 児童小説です。 小学生の私は本当にネコが書いたと信じていました・・・。

paison
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 「吾輩は猫である」以外にも、動物や物が主人公の小説ってたくさんあるんですね。 参考になりました。「ルドルフ」シリーズ、読んでみます。 ありがとうございました。

  • milk111
  • ベストアンサー率30% (228/740)
回答No.2

ぶたぶた日記 光文社文庫 矢崎 存美 (著) はいかがでしょう? 主役はぶたのぬいぐるみ…?? でも心温まる作品で私は大好きです。 他の登場人物のさまざまな悩みが少しずつ 解決していく、ショートストーリーです。 読みやすくてお勧めです~!

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334737293/qid=1126228536/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-2893571-1935513
paison
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 主役はぶたのぬいぐるみ!? すごく面白そうですね!癒しや再生の物語は大好きなので、ぜひ読ませていただきます。 ありがとうございました。

noname#15601
noname#15601
回答No.1

ジャンルは問わないということはミステリもOKですか? 「物」に動物が含まれるのでしたら(「吾輩は猫である」が例にあがっているので)、 宮部みゆきの最初の長編「パーフェクトブルー」とその続編に当たる短編集(タイトル失念)。共に創元社推理文庫。語り部は元警察犬のマサ。 生物以外では同じく宮部みゆきの「長い長い殺人」(光文社文庫だったかな?)。語り部は財布。但し、一つの財布ではなく、各章ごとに異なる財布が語ります。

paison
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 宮部さんも、そんな小説かかれていたんですね。驚きました。 さっそく読ませていただきます。 ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 小説の一人称、三人称

    全くの無名ですが、小説を書いています。 さて質問ですが、一人称が有利な小説のジャンルは何ですか? 同じように三人称が有利なのは何ですか? お願いします。 ※今言う「ジャンル」は恋愛、純文学、ライトノベルなどのことです。 わかりづらくてすみません。

  • 一人称と三人称について

    一人称と三人称について 暇つぶしに携帯小説でも書こうかなと 思っているのですが、そこで困ったことがあります。 一人称は恋愛向け、三人称は戦闘向けと聞いたことがあります。 今、私が書こうとしている携帯小説は恋愛なのですが、 主人公の心理だけでなく、その周りの女の子達(ヒロイン)の心理も書きたいのです。 この場合、一人称か三人称どちらの方が読者にわかりやすい…というか、 書きやすいのでしょうか? 私的には一人称の方が主人公の心理を書きやすいのですが、 でもそれじゃあヒロインの心理が…って。 無知な私にどうか助言を><

  • 一人称の小説

    私は小説を読む場合、一人称で語られている方が主人公の心情に入りやすく、好きです。皆さんのお勧めの小説を教えてください。ちなみに好きな作家は村上春樹です。

  • 三人称で書かれた小説

    こんにちは。突然ですが、僕は今、趣味で友人と小説を書いています。 (共同制作ではなく、別々です) ですが、僕は小説なんて書いたこともなく、はっきり言うと初心者というレベルですらありません。そこで質問です。 とりあえず、一人称と三人称の勉強でもしとこう… ってことになったので、上記のことが詳しく書かれた指導書、ホームページなどがありましたら 教えてほしいです。一応、自分でも調べてみたのですが、納得のいく説明がなされてるものが無かったので… あと、贅沢を言わせてもらうと、一人称で書かれた小説が多いじゃないですか。 なので、三人称で書かれて、かつ面白い小説があれば教えてほしいです。 完全に僕の私事で恐縮ですが、よろしくお願いします。

  • 外国小説は一人称が多いと思うのですが、なぜでしょう

    最近の外国小説、推理小説やホラーなどを時々読むのですが、そのほとんどが一人称で書かれています。日本の物も、このごろ多くなってきたような気がします。自分の好みから言えば、三人称で書かれている方が好みで、読みながらしっくりこないことがしょっちゅうなんです。一人称が多いのは私の読む範囲が偏っているからかもしれませんが、エンタテイメント系を主に読んでいますが、気のせいでしょうか。それともほんとうに多くて、なにか理由があるのでしょうか。いわゆる古典などの作品にはあまりなかったような気がします。ご意見聞かせていただければ嬉しいです。

  • 小説の一人称?三人称?

    趣味で小説を書いている者です。 最近ネットで公開するだけじゃなく、どこかの出版社に応募してみたいと思い始めました。 せっかくなので、佳作でもいいから賞をとってみたいです。 そこで質問なのですが、一般的に一人称や三人称(神の視点)がごちゃ混ぜになっているような文章というのは、小説を評価されるにあたって論外になるのでしょうか? 私が現在執筆中の小説は、基本三人称で進めているのですが、その割りに各登場人物別の心理描写も多く、また章を境目とするわけでもなく突然一人称に変わったりします(これもその人物の心理を表現するため)。 ホームページ上で公開するだけだから…と、あまり細かいことは考えずに書いていたのですが、ここにきて手直しした方がいいのかと悩んでおります。ただ、手直しするにあたって、読者が今までよりも登場人物に感情移入しづらくなることを恐れています。三人称でも巧みに内面を描写できる力があれば良いのですが…。 更に言えば、現在書き進めたところまで数えてみますと、約95000文字でした。 丁度半分か、もしかしたら1/3というところなので、直すなら今しかないと思うのですが、いかがでしょうか。 このような基礎のできていない小説というのは、内容や文章表現以前に問題でしょうか。 ちなみにジャンルとしてはボーイズラブになります。 性描写があるのですが、応募要項に性描写に関して注意事項が書かれているサイトを見たことがありません。 基本的に性描写に関してはどのようになっているのでしょう? もしほとんどの場合が規制されているのでしたら、いっそその部分は削除してしまおうかと思っています。 長くなってしまいましたが、どなたかアドバイスをお願い致します。

  • 一人称小説の問題 : 「私」はいつ語っているの?

    趣味で小説を書いている者です。一人称小説の書き方について悩んでいます。 「私」などの一人称で書かれる小説は、<主人公が語っている>ということが前提であると思います。夏目漱石『こころ』の後半のような手紙や、日記、回想録、あるいは誰かに話していると考えることもできます。 では、「私」がその語りを行っている(小説を書いている)のはいつだと考えればよいのでしょうか。 例えば、泳ぐことのできなかった主人公が泳げるようになったあとで、その間の出来事を振り返って日記を書いている、とします。 その場合、主人公が語っているときはすでに泳げるようになっているので、小説の最初で臨場感を出すために「私は泳ぐことができない」と書くと矛盾が生じることになります。 また、「これから辛い試練が待ち受けていることを、私はそのとき知るよしもなかった」と書くと矛盾はしませんが、臨場感は失われます。白けてしまう読者もいるでしょう。 一人称小説で臨場感を失わず(未来からの視点をできるだけ入れず)、かつ語られているときと矛盾しないようにするには、「私」がいつ語っていると考えればよいのでしょうか。他に何か解決方法はあるのでしょうか。 ご意見がありましたら教えてください。よろしくお願いします。

  • 一人称で書かれている小説

    一人称(主人公視点)で書かれている小説で、オススメのものを教えてください。 日本の本でも外国の本でも、メジャーなものでもマイナーなものでもいいです。 ミステリー・恋愛などなど、ジャンルは問いません。 研究に使う可能性もあるので、ラノベ以外でお願いします。 ※村上春樹、伊坂幸太郎、乙一、西尾維新や彼らの作風に似る本は除外していただけると嬉しいです。どうしても肌に合わないので… 過去の質問で出ているものはだいたいチェックしました。 よろしくお願いします!

  • 一人称の小説を探しています。

    ひねくれた主人公の一人称小説を探しています。 森見登見彦の作品(夜は短し歩けよ乙女、太陽の塔、四畳半神話体系) のような、語り部がすこし中2病ぽくて笑える小説です。 そのような本でお勧めがあれば教えて下さい。

  • 最初は一人称、徐々に三人称を使いたがる小説家って…

    なぜ、小説家は若い頃、あるいは新人の頃は一人称で書き、段々と三人称で書くようになるのですか? 詳しく説明できる方いませんでしょうか? 最初から三人称で書いている有名な作家はいませんか? (エンタメ系、歴史小説等では最初から三人称で書いている作家を知っています。純文系で三人称から書き始めて途中で一人称で書き出すという作家を知りません)