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右翼という言葉の定義について
最近小林よしのり氏の『戦争論2』が発売され、私も参考に購入して読みました。 数日後、今度は『世界トンデモ本!』というようなタイトルの本を眺めていたら、『戦争論』が右翼系ベストセラーとして大々的に批評されていました。 本文をよんでみると、どうやら大東亜戦争(太平洋戦争)を肯定する人物は全て右翼として片付けられているようでした。(すくなくとも私は小林よしのり氏は右翼ではないと思っていますし、右翼の定義は国粋主義者のなかでも過激な部類の方々であるとおもっています。) これで本当にいいのでしょうか? 大東亜戦争を肯定すれば、皆右翼とされてしまうこの風潮は間違っていると思います。大東亜戦争を肯定する人の中には実際に戦争を経験した人などもいるのでは? そのような人を右翼扱いするのはおかしいと思います。悲惨な体験をしたから、友を失ったから、家族を失ったから、という理由であの戦争は間違っていたと考えている人もいます。 はたしてこれでいいのでしょうか? 皆様のご意見をぜひお聞かせください。
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- makochi
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>本文をよんでみると、どうやら大東亜戦争(太平洋戦争)を肯定する人物は >全て右翼として片付けられているようでした。(すくなくとも私は小林よし >のり氏は右翼ではないと思っていますし、右翼の定義は国粋主義者のなかで >も過激な部類の方々であるとおもっています。) アジア・太平洋戦争を「大東亜戦争」と呼び、それを肯定するのであれば、やはり右翼というレッテルを貼られても仕方ないんじゃないですか? それと、No1の方もおっしゃっていましたが、小林某を右翼とするのは間違っていますね。 私も、小林の言論(ともいえないような漫画)からは、右翼と呼べるだけの思想なり信条というものが感じられませんし、むしろ右翼や保守に踊らされて立場を見失っている可哀相な人間だと思います。 小林を貶すように聞こえるかもしれませんが、どうか怒らないでくださいね。 あと、 >そのような人を右翼扱いするのはおかしいと思います。悲惨な体験をした >から、友を失ったから、家族を失ったから、という理由であの戦争は間違 >っていたと考えている人もいます。 この文のつながりは変ですよ。 戦争が間違っていたという人は、肯定じゃなく否定しているのです。もちろん先の大戦を否定する進歩的右翼がいることも確かです。
- Eivis
- ベストアンサー率29% (1122/3749)
最初に小林某の本とか、右派、左派などという区別よりも問題となる事柄の[原因は何だったのか?]を考えてはいかがでしょう。 たとえば「NY国際貿易センター・テロ」は、犯行声明も、誰が実際やったのか分からない事件だが、その真の原因は何か? やっと一昨日10Ch.田原聡一郎の「朝までテレビ」の後半で、私がいつも書いて皆さんにアピールしていた[キリスト教社会]と [イスラム社会]の対立を【イスラエルの建国】にまで溯った発言が出てきましたが、田原氏は何故か「これは難しい問題だから?」 とか、アメリカを攻撃する発言を怖がっているのかあまり触れたくないようでした。(単に時間がかかるせいかもしれません) それでも珍しく【イスラエル建国にかかわったのは英国で、アメリカはそれを手助けした】という発言が出て、それに対して 反論がないのは「出席者の歴史認識」がレベル以上だったからだと思います。。。 「この問題はアメリカが拒否権を行使するから」、いつもイスラエルが助かっていて「もし拒否権がなかったら」と言う仮定には 「戦前の日本のように国連脱退・・・という事態も考えられる」という田原氏としては前向きな意見まで出ました。。。 この最後の部分【戦前の日本のように国連脱退】というのは、今の組織と違う【国際連盟】のことですが日本が【大東亜戦争】に 走らざるをえないやり切れない事情がそこに潜んでいるある訳で【大東亜戦争】なのか【第2次世界大戦の一部】なのかの問題 も含めてこの戦争の原因を考えるのが良いと考えます。 これは明治政府がなぜ大陸方面に出ようとしたかを考えていけば、必ず英国の【アヘン戦争】に端を発する西欧の殖民地政策に 言及しなければならない訳で、この辺を欧米諸国に遠慮してか目を瞑り...【日本の極悪非道】だけが東南アジアを支配していた? と考える議論が多いのには閉口します。。。つまり【功罪】というのは公平に観察しなければ正しい歴史観はありえません。 ~とまぁ、このようなことを書くと私も立派な国粋主義者?、、、右翼に一員ということに認定されるのでしょうか。。。 テロについての拙い意見も恐縮ですが読んで頂ければ幸いです。 [NYテロに関する私の発言] http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=135855 [9月15日までの分] http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=135735
- aimtls
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ご質問のままでは回答が得にくいと思います。質問を整理されてはいかがでしょうか。 右翼・左翼の本来の定義は、フランス革命のときの会派に由来するそうです。おおざっぱに言うと、平等を重視した都市プロレタリアートを基盤にする会派が左翼、博愛を重視した地方農民を基盤とする会派が右翼となるようです。 第二次世界大戦については、開戦の前、言論の自由が保たれていた時期には、右翼思想家にも中華民国との連携を模索していた人々がいることに注意する必要があると思います。つまり、博愛の対象をどこに置くかによって、右翼思想というのは、様相が異なってきます。 以上のような背景があるので、質問のままでは、明晰な回答を期待できないと思います。小林氏については、右翼思想を理解していないという意味でトンデモさんだと私的には思っています(気を悪くされたらごめんなさい)。
- kasuga
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すべての思想家を、左翼、中道、右翼と分けて考えますと 小林氏を中道に入れるのは、無理があると思います。 それより、あなたの右翼=危険な人たち、犯罪予備軍のようなとらえかたに疑問を感じます。 右翼は思想の方向性に過ぎません。
お礼
さっそくのご回答ありがとうございます。 そうですね。ちょっと文章力がたりなかったようです。 誤解を招くといけないので申し上げますが、過激な部類の方=危険な方とは思っていません。 私の過激とは、いわゆる特攻服をきて街中を車で宣伝しながら移動したりするあれです。最近は以前ほどみかけませんね。彼らは危険ではありません。騒音としては迷惑ですが、彼らの思想を否定はしませんし、全てを肯定もしません。国粋主義者の方々に排他的な方がいるのもまた事実。彼らが皆他人に危害を加える、またはそれに近い行動をとるわけではありませんが、そのような行為を行う方がいるのも事実です。
お礼
わかりやすいご指摘ありがとうございます。 右左の定義は共産主義に由来するものだとか、なんだとか、色々あって混乱していましたが、aimtlsさんのご指摘はわかりやすく、大変参考になりました。ありがとうございます。