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1ドル200円時代の到来

nekomomotaの回答

回答No.2

直接の答えではないかもしれませんが気のついたところから書いて見ます。 まず、巨額の国債発行が原因で円が暴落するか。 現在の超低金利はいずれ修正されるでしょう。このまま基調として景気が回復すればいずれかの時点で長期金利の暴力的な上昇局面はありうると考えます。国内の銀行、生保など機関投資家は国債中心の運用になっていますからこのポジション調整がされるときに激しい流れになるかもしれません。 ただし、これが原因でドラスチックな円安になるかというと必ずしもそうではないのではないかと思います。日本は国内の投資家、特に政府系の機関が国債投資をしている特殊な国です。米国と違って外人投資家が資金を引き上げるという動きは限度があります。また、国内金利が急上昇すると国債同様に外債に投資している機関投資家は余裕がなくなって、海外から資金を引き上げますから急激な円売りが一方的に起こることはないかもしれません。 1.の国内株価ですが、急激な下落の原因は円安ではなく、むしろ金利の急上昇など金融市場の混乱のほうが自然に考えられます。金利の上昇は景気の加熱による政策金利の引き上げ観測かインフレ期待によることがありえます。いずれも株式市場にとっては完全に悪い一方の要素ではなく、おそらくは株価がかなり上昇したあとそれが自然崩壊する形での下落と考えます。ですから、直前までは株価はある程度上がっていることを予想します。 2.の円安が与える影響でまずあるのは、輸入している物の値段が上がり国内物価が上昇することでしょうね。インフレです。消費を抑制し庶民の不満はある程度高まるでしょう。物価の上昇は所得を圧迫するため問題ですが、どういう悪影響があるかはそのときの経済環境によってさまざまです。一方、電気産業、自動車産業など輸出が多いセクターでは利益の上乗せが予想されます。海外に出ていた製造業は国内回帰を考えるかもしれません。国内の中小企業の一部は息を吹き返すこともあるでしょう。外貨建て投資が大ブームになりそれが後押しして円安が加速することも考えられます。しかし、そういう動きは行き過ぎの反動による円高を伴って行きつ戻りつのトレンドになりそうです。 ここまで見てくると、円安は急激ではなくじりじり進むことのほうがありそうではないかと考えました。たとえば5~7年後に150円、10年後に180円とか。当たり前ですが、こういう展開だと外債でも外国株でも外貨建て資産にドル以外にも分散して投資しておくことが得策でしょう。しかし、以上に書いたとおり、いきなり円資産から逃避することが最善かどうかは決め付けられないように思います。

noname#70621
質問者

お礼

詳しくお答えいただきありがとうございます!! なるほど。国債発のドラスチックな円安はないとお考えなんですね。私は全くの素人なのですごく勉強になります。 株は暴落などがあるわけではなく、自衛のためには外国株・外貨建て資産に分散投資って事ですね。ありがとうございました!

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