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日経平均と安い株価の違いについて
- 日経平均と安い株価の違いについて気になります。過去に分割していない株でもなお100円や200円で取引されている理由がわかりません。
- バブル時の株価高騰を除いて、日経平均は物価上昇に伴って上昇していないように思えます。なぜ一部の企業だけが数千倍になり、他の株価は上昇しなかったのでしょうか。
- 東証再開以来の日経平均の上昇と代表的な銘柄の低い株価の違いが気になります。なぜ日経平均が上昇しているのに安い株が多いのでしょうか。
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ANo.3です。 くどいですがさらに補足です。 >以前は新日鉄も頻繁に分割していたのでしょうか? 新日鉄の具体的データは私も持ち合わせていませんが、バブル崩壊前までは「無償増資(株式配当)」というような方法による株主への利益還元が多かったと聞いています。 「無償増資」は株主にとっては「配当」による利益還元よりもメリットがあります。 なぜなら、少々新株を発行して(分割して)株価が下がっても「右肩上がり」が当たり前の時代にはほどなく株価が戻るので配当と株価上昇のダブルで利益となるからです。 ですから、配当を控え積極的に分割して株価を低位に押さえておくほうが株主利益になるため企業側も積極的に行うようになります。 この頃、日経平均の上昇と個別株の上昇の乖離は非常に大きかったであろうと想像できます。 ※TOPIXのような時価総額(株価×株式数)ベースの指数にはない特徴です。 しかし、バブル崩壊後は利益を株式で受け取ると株主は余計な値下がりリスクを抱えることになるので、無償増資(分割)は急激に減少することになりました。(実質的な配当減少です。) このあたりの経緯についてネット上を少し探して見ましたがあまり適当な資料はありませんでした。 以下の記事が少しだけそのことに触れています。 『中国株も過去の日本株のように』 http://www.risingbull.co.jp/hikaku/ (参考) 『株式分割』 ※「沿革・歴史」の項を参照ください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%88%86%E5%89%B2
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ANo.7です。 >昔の方が分割していて株価を低く抑えていたってのは、意外でした 私もバブル期以前の状況は伝聞でしか分かりません。 「株価を抑える」というのも副次的なことであったろうと思います。 株主への利益還元だけなら「配当」が簡単なのにあえて無償増資(分割)を行ったのには何かしら明確な利点があったと想像できます。 たとえば、(当時の証券税制についても詳しくないですし、あくまで憶測ですが)税制上有利(節税可能)だったとか?? 私も正確なところを知りたいですが、当時を知る人は引退世代が多いでしょうからこのようなQ&Aサイトはあまりのぞいていないかもしれませんね。 高級老人ホームにでも行くと面白い話が聞けるかもしれません。
お礼
うちの婆ちゃんも爺ちゃんも株を持っていたけど 株の話なんかしたこと無いなぁ~ まぁ~、婆ちゃんなんか息子が昔に売ってしまった株を今だに持ってると思っているし
ANo.3、4です。 お礼いただきありがとうございます。 >じゃあ、日経平均は配当分を足し(or序数を変え)ているのですか? 申し訳ありません。 「権利落ち(修正)」について配当を混同した回答をしてしまいました。 配当に相当する新株発行では除数が修正されますが、単なる配当では修正されません。 『権利落ち』 http://www.nomura.co.jp/terms/japan/ke/kenrioti.html >>ここでいう権利落ちの権利とは、株式分割・増資等新株を取得する権利のことをいう。 >>なお、ここでいう権利に配当を含めることもあり、「新株落ち」、「配当落ち」と区別するケースもある。 >>日経平均等の株価指数は、このような権利落ちに伴う株価下落分を修正して、毎日の指数に継続性を持たせている。 >80年代には1→1.01の分割なんかしてるじゃないですか、意味有るのか? このような分割がいわゆる「配当代わりの無償増資」だと思います。 そうやって無節操(?)に新株発行したおかげで古参株は発行済株式数が非常に多くて低位株というものが多いです。 たとえば、新日鉄を値がさ株の京セラと比べると実に35倍も発行数が多いです。 ・京セラ 1/27終値 6,500円 発行済株式数 191,309,290株 時価総額 1,243,510百万円 ・新日本製鐵 1/27終値 194円 発行済株式数 6,806,980,977株 時価総額 1,320,554百万円 仮に京セラが1:35の株式分割すると株価は約186円になるので新日鉄と同等になります。
お礼
権利落ちに関しては了解しました 昔の方が分割していて株価を低く抑えていたってのは、意外でした だいぶスッキリしました
- qazwsx21
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分割したから安いのではなく、発行済み株式数が膨大で、少しくらいの取引では値が動かないのです。企業としても、最先端の夢を買うような会社でなく、鉄は国家なりの基幹産業で華々しさはもともとありません。 新日鉄は100円から500円くらいが似合っているのです。
ANo.3です。 ご質問の要点は「分割しない場合」だったので補足いたします。 日経平均(理論値)と実際の株価との「乖離」は配当によっても大きくなっていきます。 たとえば株価100円で一株あたり5円の配当なら配当落ち(権利落ち)で株価は5円下落しますが連続性を保つための「理論値」は100円のままです。 一回の乖離はわずかといえこれが何十年と続けば非常に大きいものとなります。
お礼
回答ありがとう御座います やっと何か聞きたいことの答えが出てきました 配当落ちは知りませんでした じゃあ、日経平均は配当分を足し(or序数を変え)ているのですか?
長いですがよろしければご覧ください。 >分割してない株もいまだに100円200円てのはどうゆうことでしょう? 日経平均は「修正平均」、つまり「理論値」なので見かけ上の8000や100という直感的な数字の比較には適さないものです。 たとえば「225種平均株価」というとイメージは、 「225銘柄の株価の合計」÷「225(除数)」 ではないかと思うのですが、実際の除数は現在「25」くらいにまで小さくなっています。 『日経平均除数とは? 』 http://blog.livedoor.jp/cloudworks/archives/65401961.html 「除数」が小さくなると理論値は大きくなります。 これは分割や権利落ちなどの影響で連続性のなくなったチャートを修正する場合を考えていただくとわかりやすいかと思います。 たとえば100分の1の株式分割が行われると株価は100分の1に下落しますが、理論上の株価は元のままです。 具体例をあげてみます。 JR西日本は1:100の分割をしましたが、日経平均がそれによって下がることはありませんでした。 「JR西日本、時系列データ」 http://table.yahoo.co.jp/t?c=2011&a=6&b=20&f=2011&d=7&e=5&g=d&s=9021.t&y=0&z=9021.t&x=sb ---------------------- なお、日経平均には「除数」の修正だけでなく「みなし額面」という考え方(修正)もあります。 たとえば200円ほどの「新日鉄」と400,000円の「JT」を単純に足してしまってはおかしなことになってしまうからです。 「JT」の場合は「みなし額面(10,000円)」を使って以下のように修正してから計算されます。 400,000円×(50/10,000)=2,000円 (参考) 『日経平均株価・225銘柄って何?』 http://www.netgokui.com/kabuhajimete/nikkeiheikin.html 第11回「みなし額面」 http://www.nikkeibp.co.jp/article/mon/20110209/81803/?ST=mon&P=1 『日経平均プロフィル』 http://indexes.nikkei.co.jp/nkave/nkidx ※右下の「日経平均ショートカット」に詳細な資料へのリンクがあります。 ※不明点、間違いなどありましたらご指摘ください。
補足
質問の題のつけ方を間違った! みんな日経平均と個別銘柄の価格の違いの説明をしてくださる そうじゃなくて日経平均が100倍になった間に 新日鉄は動かなかったのかを知りたいのです
- tom900
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例えば、A 、B 、C の3 銘柄によるダウ式の修正平均株価を考えます。 それぞれの株価は400円、500円、900円と仮定します。 ( 但し、みなし額面はすべて50円) 株価合計は1,800円です。このときの除数は銘柄数と同じ3なので、指数は600円となります。 ここでCが1株を1.2株に分割したとすると、理論的にはCの株価は750円(=900÷1.2)になります。 この時の株価合計は1,650円で、除数を修正せずに3で割ると、指数は550円に下がってしまいます。 これはCが株式分割した影響であり、市場の価格変動を反映しているわけではないので、指数だけ見ていては、相場が値下がりしたと見誤るおそれがあります。 ダウ式では、市況以外の価格変動の前後の株価合計の比率で除数を修正しますので、株式分割前の1,800円と分割後の1,650円の比率を旧除数の3に乗じて、新除数は2.75になります。 指数の値は1,650÷2.75=600となって、株式分割前と変わらず、指数値の連続性が維持されたことになる。 しかし、この方法では指数値は変わらないが、実際の株価は指数を計算するために変更されていることになります。 つまりA株は400円でしたから、それまでの平均を求めるには実質400÷3≒133円が加算されていたことになりますが、除数を変更したために、400÷2.75≒145円となり、12円ほど株価が計算上上がっていることになるわけです。 つまり、ご質問者様がご指摘するように、新日鉄などの代表的な銘柄が100~200円と冴えない株価なのに、日経平均が8,000円もの値を示しているのは、新日鉄などが株式の分割を行わなくても、日経225種に採用されている銘柄で株式の分割や、225採用銘柄企業同士の合併などがあると、そのたび毎に、分割していない銘柄にも除数が適用されるため、上昇しているように見えるのです。 こうしたことは、銘柄の入れ替えの際にも生じます。 更に、付け加えると日経平均を算出する除数は2011/09/28現在24.966ですから、225種ある筈の平均値を求めるにはおよそ一桁足りません。 東証一部上場銘柄の単純平均は220円前後ですので、その乖離の大きさは理解できると思います。
補足
ちょっと私の質問の仕方が悪かったのかもしれません 序数のことは理解しております それで、日経平均自体が上がるということは、採用銘柄が上がったと言うことでしょ? 私が知りたかったのは 新日鉄は鉄の時代にも上がらなかったのですか? 以前はかなり分割していたのですか? ということです 四季報を見てみると、鉄鋼株も60~70年代はかなり分割しているのもあるので(新日鉄は載っていないので分からないけど)どうだったのかなぁ~と思っているわけです 三菱重工も60年代はそれなりに分割してましたね
- nekonynan
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日経平均はダル理論で計算している株価。入れ換え株があれば平均は変動します。 A社株価 1000円 2分割しました⇒株価は500円ですよね 日経平均は同じで変化しません。修正された株価は変化しない。 日経平均は80倍でも 売り買いされている株価は80倍にはありません 株価を見る時は修正後の株価を見てください
補足
だから分割してるのは知ってるって言ってるでしょ 新日鉄なんて過去30年分割していないから、それ以前も頻繁に分割していなかっただろうと予想しているのです
お礼
昔はムチャクチャ分割してたんですね 東電があんなに分割してるとは思いませんでした 80年代には1→1.01の分割なんかしてるじゃないですか、意味有るのか?