染料についての実験結果と役割

このQ&Aのポイント
  • 染料実験で酸性染料や塩基性染料を使用して毛糸・絹・木綿・ナイロンを染めた結果、希硫酸を入れると色が鮮やかに染まることが判明。
  • 酸性染料【オレンジII】を使用した際、希硫酸を数滴入れることで色の鮮やかさが増す。
  • 染料【アニリンブラック】は木綿・レーヨン・合成繊維に良く染まることが文献で示されているが、毛糸・絹・ナイロンも染まることが実験結果で明らかになった。
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染料について。

実験で、酸性染料【オレンジII】・アニリンブラック・ピクリン酸・塩基性染料【クリソイデン】の4種の染料を作り、毛糸・絹・木綿・ナイロンを染める実験をしました。 そこで、【オレンジII】で染める場合に、希硫酸を数滴入れる場合と入れない場合で染色した結果、希硫酸を入れたほうが、色が鮮やかに染まりました。 この場合、希硫酸はどんな役割をしたのでしょうか?? ≪タンニン酸のような媒染剤の役割があるんでしょうか?≫ それと、アニリンブラックは、木綿、レーヨンや一部の合成繊維の染色に用いると、多くの文献に書かれていますが、毛糸・絹・ナイロンの染まり具合はどの様な感じになるのでしょうか?(○○には染まらないなど) 【自分の結果は、毛糸・絹・ナイロンともに染まりました。】 分かりづらい説明ですが、よろしくお願いします。。

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noname#62864
noname#62864
回答No.1

想像ですが、オレンジIIに硫酸を加えると、-OH基がある程度プロトン化されるでしょうし、スルホン酸ナトリウムの部分が硫酸の作用で多少なりともスルホン酸になってしまう可能性もありますので、そういったことが共役系に影響を及ぼして、色が変化したのではないでしょうか。 アニリンブラックの件は、自分の結果を信じるのがよいでしょうし、もしもレポート課題でしたら、そのようにレポートを書くべきでしょう。 一般に、アニリンブラックで染める場合には、塩酸アニリンを付着させた布を用いて、それを酸化することによって、布の上に直接アニリンブラックを生成させているようです。 そういった染め方の場合には、木綿やレーヨンが適しているということでしょう。 ご質問の場合には、どのような染め方を想定しておられるのかわかりませんが、もしも上述の方法と染め方が違うのであれば、生地の適性も変化するかもしれません。

atsuma
質問者

お礼

希硫酸の場合は、そのような場合も考えられるのですね!参考になりました! アニリンブラックは、今回のピクリン酸での染色の時に、染まるはずの絹(動物繊維)が染まらなかったので、アニリンブラックの場合も、染まるはずのないものが何らかの影響で染まってしまった場合を考えたんですが、アニリンブラックに関しては、自分の結果を信じてみます! 回答ありがとうございました。

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