EOS 20D と EOS KISS DNの決定的な違い

質問

EOS 20Dの後継もまだお噂がないようなので20Dをほぼ購入しようと思ってます。
しかし、KISS DEGITAL Nのカタログスペックはかなり20Dに迫るものがり
ちょっと20D派としましては悔しい気もするのですが、カタログに
見えないものでこの両者の大きな違いというのはあるのでしょうか？

私個人的には20Dはしっかりしたデザインと秒間5コマが
魅力的ではあるのですが、買うからにはもっと違いを見つけたい心境です。

どんなご意見でも良いのでお聞かせくださいませ。

回答No.5

capelatta · ベストアンサー

スペックだけ見ればそりゃ似てるけれど（特にエンジン部分は）、全く別物ですよ。
とにかくちょいと弄ってみれば宜しいのに。

そもそも、キヤノンのラインナップは明確な差別化（というかターゲットユーザの切り分け）があります。

ＫｉＳＳシリーズ ＝ 未経験者／コンパクトカメラ組みの取り込み。
だから、インターフェイスはコンパクトラメラに良く似ている。
より小さく、軽く、気張らないでも使えるのが信条。
余計な事はしにくいようになっていると言い換えてもいい。
それ以上の事は望まないが基本性能はしっかりしてる。
が、高度な大口径レンズや大きなストロボを使うにはバランス的に無理がある。

ＥＯＳ○○Ｄ ＝ 従来の一眼レフユーザを対象。
基本ベースはＥＯＳ７。
より高度な撮影に対処出来る様にコストを掛けるべき所に掛けてます。
ですから強度も耐久性もずっと高い。
初心者からディープなハイアマチュアを納得させるだけの懐の深さを持っています。
基本性能＋アルファのアルファ部分が決め手。
技術が上がって行くほどに扱いやすさがキラリと光る。
初代ＥＯＳから受け継がれた血統の正統な継承者。
まさにＥＯＳシリーズの基準／中核。

ＥＯＳ－１Ｄ系
別格。
プロフェッショナルコンセプトのモデル。
ＥＯＳシリーズにおいて、Ｋｉｓｓと対極をなす特殊なカメラ。
このカメラにしか搭載していないギミックが多数。
強度も重さもハンパではない。
制御系も操作系も、初期セッティングのシビアさが強烈。
シャッターストロークなど、Ｋｉｓｓから較べたら無いに等しい。
シャッターボタンに触れていると、カメラを持ってぶらぶらしてるうちに、何枚かシャッターが切れちゃうくらい。
おかげで実質的なタイムラグは雑誌寸評より他と差がある。
全てのレンズ／アクセサリを使用する為に存在するカメラ。
操作系も他のＥＯＳとは異なるので、メーカーを変えるのと同じくらい始めは戸惑う。
ちなみに、このカメラを買うと次期モデルの開発の為の参考としてユーザーアンケート依頼が来ます。
大口径Ｌレンズ等を買った時も同じく来ます。
さすがプロ仕様、扱いが違う。

それぞれ、クラスの間に壁があるかのような違いがある。
だから、Ｋｉｓｓを使って２０Ｄの事は語れないし、２０Ｄを使ったからと言ってＥＯＳ－１系は語れない。
他のメーカーの様に兄弟機とかいう関係ではないです。
共用部分がほとんど無いから。

キヤノンのカメラを選ぶ時は妥協で選んではダメです。
しっかりした目的意識を持って選んで下さいませ。
実際に使ってみればそれぞれに、それなりに使えますが、実はシリーズ間に共通項が少ないのがこのメーカーの特徴です。

お礼

見事です！素晴らしいご意見！待ってましたという感じです。一応、KISS 20D 1D全部触ってきました。私の想定する使用法も夢が広がり定まってないというのも自覚しました。なるほど～　今後もずっと参考にさせていただく意見になると思いました。ありがとうございました。20Dが最もマッチしそうです！