- ベストアンサー
- 暇なときにでも
酸化還元電位について
独学なので、馬鹿な質問をしてしまっていたらすいません。 酸化還元反応で指示薬を考慮する際に、変色電位を考えると本に書かれてあったのですが、滴定の終点で指示薬の色が変わりますが、これは指示薬と酸化還元反応をしていると考えていいのでしょうか? また、あるイオンを酸化していった場合、残っているイオンが0.01%ほどになったときに、指示薬の変色電位に近づくようですが、このように残っているイオンが微量になると、変色するということでしょうか? 酸化還元反応では例えば鉄とニクロム酸などというように酸化還元電位を考えるにしても2種類出てくるのではないかと思うのですが、参考書などは鉄ならば2価と3価の標準電位から、計算して指示薬の変色電位を考えていますが、素人の自分にしてみると、それでいいのと思ってしまうのですが、どうなんでしょうか? この辺のことで何かいい参考書などあるでしょうか?
- gyoubu
- お礼率89% (49/55)
- 化学
- 回答数2
- ありがとう数3
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
- 回答No.1

>>酸化還元反応では例えば鉄とニクロム酸などというように酸化還元電位を考えるにしても2種類出てくるのではないかと思うのですが、 二種類とは何と何でしょう。 「酸化還元電位」は定義があいまいなので、通常「還元電位」を「標準電極電位、E^0」として「水素標準電極(SHE)」に対する電位として定義します。つまり鉄ですと、 Fe(3+) + e- → Fe(2+) +0.771V vs SHE これだけ覚えて下さい。この値の多くのものは「理科年表」丸善刊、に載っています。 濃度と電位の関連はネルンストの式で決まります。 ネルンストの式は酸化還元反応の基本ですので、多少ややこしいと思っても丸暗記しておいた方が便利です。 なお、鉄の酸化をフェナントロリン試薬で見ていたとするとそれは鉄フェナントロリンの錯体の色で見ていますので、フェナントロリンは酸化還元されていません。 この辺りはサイクリックボルタンメトリーなどをやってみると非常によく分かります。 酸化還元を考えるとき電気化学の知識が有るのと無いのでは難易度が桁外れに違います。 できるだけ電気化学も勉強して下さい。 電子移動が反応を決めるという福井先生のフロンティア電子の考え方は今でも立派に通用しますから。 <(_ _)>
その他の回答 (1)
- 回答No.2

>>2種類というのは、鉄の半反応式だけでなくニクロム酸の半反応式もあるのでは、ということです。 はいその通りです。 ただそれらを混ぜて考えると分かり難いので、両半反応正しくは「半電池」を考えその両者の電位が、同じになるような各イオンの濃度になると考えてください。 溶液全体の電位(白金線と標準電極との電位差)はこれらの半電池の起電力と等しくなる「はず」です。
質問者からのお礼
回答ありがとうございました。 両位が同じになるのは参考書なども読み、納得しました。 では酸化還元反応の終点はお互いの電位が等しくなったときと考えていいのですかね?
関連するQ&A
- 酸化還元電位の調節方法を教えてください。
酸化還元電位の調節方法を教えてください。 閉鎖系の水溶液中の酸化還元電位を、できるだけ簡単な方法(試薬の投入や、窒素ガスばっき等)で調節したいのですが、どのような方法がありますか? やっぱり、酸化剤や還元剤を投入する必要があるのでしょうか? 金属酸化物の合成を、酸化還元電位の関数として試してみたいのですが、試薬を用いる場合、共存イオンの影響を考慮せねばならないので、正確な比較ができないと考えてます。 またこういう実験手法が詳しく載ってる実験書や本があれば教えてください。 ご存知の方、よろしくお願い申し上げます。
- ベストアンサー
- 化学
- 酸化還元電位の求め方
標準酸化還元電位から実際の酸化還元電位を求めたいのですが,参考書には例題として, Ag+ + e- = Ag において,Ag+が濃度XXmol/lの場合などの金属の酸化還元電位が紹介されています.この場合,Ag自体は活量1でかまわないので簡単ですが,たとえば, SiF6 2- + 4e- = Si + 6F- などの場合,仕込みのF-濃度が分かっても,SiF6 2-の濃度が不明なので酸化還元電位を求めることができないと思うのですが,どうすれば良いのでしょうか? お教え頂ければと思います.非常に困っているのですが,何か勘違いしておりましたらすみませんが,ご指摘ください. 宜しくお願いします.
- 締切済み
- 化学
- 酸化還元電位の値を教えてください
アルデヒドからカルボン酸になる反応と、アルデヒドからカルボン酸イオンになる反応の酸化還元電位はいくつになるのでしょうか。出来れば、参考文献も教えていただけるとありがたいです。 アルデヒド→カルボン酸 R-CHO + 2OH- → R-COOH + H2O + 2e- アルデヒド→ カルボン酸イオン R-CHO + 3OH- → R-COO- + 2H2O + 2e-
- ベストアンサー
- 化学
- 酸化還元滴定
明日提出のレポートなのにまったくわかりません。 このままでは留年なので、至急おねがいします。 鉄(2)イオン溶液10mlと硫酸(1+4)10mlと水30mlをコニカルビーカーにいれて、0.02M過マンガン酸カリウム標準溶液で滴定する。 この反応の滴定曲線を次の手順で書け。 それぞれの酸化還元対に対応するネルンストの式を書け。 滴定の各段階における電位を求め、滴定曲線をかけ。当量点前後でそれぞれ3,4点ほどとること。 この反応の当量点において、滴下した過マンガン酸イオンのうち未反応のものの割合を次の手順で求めよ。 この酸化還元反応全体の平衡定数Kを各成分の濃度で表せ。ただし、MnO4-,Mn2+,Fe3+,Fe2+以外の成分は濃度一定としてよい。 MnO4-,Fe3+に関する2個のネルンストの式から溶液の電位Eを消去し、整理せよ。 これより、Kを求めよ。 当量点でのMnO4のモル数をmとしてKを表せ。 これより、mを計算し、未反応のMnO4-の割合を求めよ。
- 締切済み
- 化学
- ジフェニルアミンスルホン酸ナトリウム
以前にも質問させて頂いた実験と同じ実験での質問です。 二クロム酸カリウムと硫酸鉄(II)で酸化還元反応を行い、Feの含有率を求めました。その酸化還元滴定の終点を求めるのにジフェニルアミンスルホン酸ナトリウムという内部指示薬を使ったのですが、この指示薬は還元体では無色、酸化体で赤紫とテキストにかいてあります。 そして変色電位は0.83Vともかいてあります。変色電位とはどのようなものなのでしょうか?
- 締切済み
- 化学
- 標準電極電位 酸化還元電位
お世話になります。表題の件に関して、お教えいただきたく、よろしくお願いします。 現在、各化学物質の酸化還元電位を調べているのですが、例えば、過ヨウ素酸と過ヨウ素酸ナトリウムの酸化還元電位値は、同じ値とかんがえてよいのでしょうか?それとも溶液中ではナトリウムイオンも存在することになるので、過ヨウ素酸ナトリウムの場合、過ヨウ素酸とナトリウムイオンの足しあわせ???になるのでしょうか? またネット等で調べてみると、単位が、『V』だったり、『E°/V』だったりしているのですが、これはなにが異なるのでしょうか?単位が違う場合、多少数値が違うようにも見えますが・・・。 最後に、酸化還元電位(標準電極電位)が一覧表になっているページ、もしくは、書籍等があったら、お教えください。
- 締切済み
- 化学
- ヨウ素の酸化還元滴定の問題
よう素を遊離する酸化還元滴定の終点指示のために、クロロホルムや四塩化炭素を用いることもある。 答え○ デンプンならヨウ素デンプン反応の色で終点が分かるのですが、 どうしてクロロホルムや四塩化炭素で終点が分かるのでしょうか? 分かる方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
- ベストアンサー
- 化学
質問者からのお礼
回答ありがとうございました。 一般の無機化学の教科書だけでなく、電気化学も勉強してみます。 2種類というのは、鉄の半反応式だけでなくニクロム酸の半反応式もあるのでは、ということです。