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ロータリーエンジンは何故、マツダだけ?

kikumaroの回答

  • kikumaro
  • ベストアンサー率48% (127/261)
回答No.2

No.1で回答した方に追加で… 昭和30年代に日本の自動車産業(会社)の整理・統合を図ろうと政府が動きました。その時にマツダは何とかして生き残る方法を模索していました。 丁度そのとき、ドイツの小さな研究所(名前は忘れました)がロータリーエンジンの開発に成功したとの報道が流れ、社運を賭けてマツダはこの試作機・版権を超・高額金で買い取りました。 しかしこの試作機がひどいもので、まともなものではなかったそうで、それを基にと言うよりも一から作り変える必要があったと言われています。 回転を上げてもロータリーのアウターが壊れなくなったのは、マツダの何年にも及ぶ研究の成果でしょう。 ただこのエンジンはオイルショック時代には『悪魔のエンジン』とさえ言われたくらいに燃費が悪く、世間的にもそういうイメージがありますよね。 これを払拭する為に『ル・マン』に出場して、イメージの一新と、ロータリーエンジンの燃費の向上を図ろうとしました。でもそこで勝つ為には更に10年もかかりましたけど… 各メーカーでなぜ製造しないのかは分りません。 パテントをマツダが持っているとしても、性能的にいいものであればパテント料金を支払ってでも各メーカーが作ると思われますので、それをやっていないのですから、少なくともパテント料金を支払ってでも製作することがプラスとはならないようですね。 私も以前、FCやFDに乗っていましたが、FCの時にはリッターあたり2.0~2.5Kmの燃費(東京都内)でしたから、結構泣きました。FDではちょっとは改善されていましたけど。 だから今でもマツダは“趣味性の強い車種”にしか搭載しないのではないのでしょうか?

kesorap
質問者

お礼

>少なくともパテント料金を支払ってでも製作することがプラスとはならないようですね。 理屈で考えると、確かにそうですね。 そう言えば、最近、ロータリーは低速のトルクが細いので、車重の軽い車である必要があるようなことを聞きましたし、小さなロータリーエンジン用にシャーシーを設計するのもコストがかかることを考えると、プラットフォームの統合には不向き・・・ってことなんでしょうかね。 ありがとうございました。

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