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心の病気の診断の根拠は?

心の病気が急増しています。新聞に、企業側は「完全治療」を求めるとありました。しかし、心に完全なんてあるのでしょうか?僕が思うに、心はデリケートなもので、誰だって心が不安定になったりします。誰だって落ち込んだりします。誰だって鬱になったりします。それなのに「完全治療」を求めるなんてなんだか人間としておかしいと思います。そんなことを言う人は、「恋愛したことないんじゃないのか」と思いました。正直、憤りを感じます。 そこで疑問に思うのですが、○○病と医師が診断するとき、何を根拠にして診断するのでしょうか?ウイルスや腫瘍などのように見えるものでもなく、「目に見えない心」の病の判断理由を知りたいです。ネットや書籍などで簡単に鬱度チェックができます。そのようにカウンセリング的な、医師の個人的な感覚で判断されるのでしょうか? 心の病について色々と知りたいです。何かアドバイスいただければ幸いです。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.8

こんにちは。 鬱状態治療中の者です。 >企業側は「完全治療」… そんな風に公言する企業もあるんですね。 メンタルヘルスにも力を入れている人に優しい企業なんですよ!と言うアピールなんでしょうか。 先日新聞で「超過労働時間が多い程疲労感・抑鬱傾向が強くなる」と言う記事を読みました。 完全治療をアピールする企業の一方で、「うちの会社で鬱の人って珍しくない」と言う企業もあるみたいですが…。 名の通った企業でも「厳しい労働環境のせいで鬱病になったので労災認定をして欲しい」と、裁判に発展したりしてますね。 私はそう言う中に居る訳ではないのですが、「精神的にハッキリと病気」と「精神的に概ね健康」の間には「精神的に元気な時もあるし不調の期間が少し続く時もある」と言う様なグレーゾーンもあるのではないかと思うので、「完全治療!力入ってます!」と「鬱病認定なんてしません!裁判!」の間で、もう少し大らかにしなやかな対応(…具体的に巧く表現出来ないのですが)って出来たらいいのにな、って思います。 さて、本題です。 >そこで疑問に思うのですが、○○病と医師が診断するとき、 >何を根拠にして診断するのでしょうか? >ウイルスや腫瘍などのように見えるものでもなく、 >「目に見えない心」の病の判断理由を知りたいです。 やはり本人の症状の言葉での訴えや言葉以外の態度等に因るのだと思います。 #5さんの掲げた「DSM-IV」や「ICD-10」が目安になるのではないでしょうか。 ○ ICD-10Fリスト http://www.hosp.go.jp/~kamo/psy/icd-10f.htm ○ 精神障害の分類 八千代病院 http://www.mh-net.com/lecture/disorder/bunrui.html >ネットや書籍などで簡単に鬱度チェックができます。 >そのようにカウンセリング的な、医師の個人的な感覚で >判断されるのでしょうか? 明らかに「○○病」の症状のみに当て嵌まる場合は別ですが、「○○病」と「健康体」との間のグレーゾーンであったり、「○○病」と「△△病」との間のグレーゾーンである場合もあると思います。 前者の場合は日常生活や社会生活に支障があるかどうか(程度の問題)、後者の場合は2つの病名が付く場合もあるでしょうしより主な症状がある方の病名が付くかも知れません。 「□□と言う症状で身体的・肉体的に辛い、日常生活・社会生活に支障がある」と言う様に症状が出ていますから、治療に当たる際には、「○○病」を治療すると言うよりも、「□□と言う症状」の緩和・改善が治療に繋がるのだと思います。 ですので、「○○病」と言う診断は、治療の際に必要不可欠と言うものではないのではないか、と私は思っています。 私の経験談でお話しますと、 学校医に相談した際に、「本人の訴え」から(これは診断ではないのですが)「抑鬱状態」ではないか、と言われました。 その後大学病院精神科で、「SDS」と言う鬱自己評価判定法から抑鬱の度合を測りました。これは、丸を付けるチェックリスト方式で程度を数値化し、得点が50以下は正常、51~60は軽症鬱、61~70は中症鬱、70以上は重症鬱と言う様な分類で、その丸を付けた項目(抑鬱状態像因子)にも注目します。 その他幾つか心理検査を受けましたが、診断名を付ける為のものではありませんでした。 この状態でも診断名は付かず、「抑鬱状態」と言う事になっていました。 クリニックでは、ICD-10で診断名が付けられました。行政に医療費補助の申請を行う為に、診断書が必要になったからです。 今迄にその申請は2度行った事があります。1度目と2度目は別の診断名が付きました。 神経症の範囲内であるが精神病の症状もなくはないと言う事で、鬱病ではありませんが抗鬱剤を、統合失調症ではありませんが抗精神病剤を飲んでいます。「鬱状態」がメインで他にも診断名が付いていますが何故その診断名が付いたのか質問した所、本人の訴えそのものと言うよりは * 「訴えの内容の傾向」 主治医は「本人がどうなりたいか、どうしたいか、と言う訴えに対しての手助け」の立場だと言う為に、患者が「どうしたいか」「何を手伝って欲しいのか」と言う点を主治医に話します。 * 「話し振り」 ゆっくりした口調。口数が多いか少ないか。言いたい事を思う様に表現出来ているか。そもそも頭に表現したい事が浮かぶかどうか。 * 「雰囲気や仕草」 固い表情か柔らかい表情か。固い雰囲気か柔らかい雰囲気か。リラックスしているか否か。姿勢。服装。化粧。身だしなみ。 * 「本人がどんな点に注目しがちか」 * 「本人がどの様な事にこだわるか・大切にするか」 * 「本人がある物事に関してどの様に捉えるか考えるか」 * 「薬の利き方」 抗鬱剤、抗精神病剤、抗不安剤等向精神薬がどの様に効くか、また効かないか。どの種類の薬が効くか。 * 「症状の出方・消え方」 朝・昼・夜・深夜・早朝、どの様な症状がどの様に出るか。どの時間帯に症状が出易いか。 * 「日常生活や社会生活での暮らし振り」 精神症状の他、身体症状や食事、睡眠、入浴、運動、通勤通学etc。 * 「家族関係・人間関係についてどの様に考えるか・どの様に振舞うか」 * 「通院や外出の際どう行動するか」 受診予約時間に訪れるか。外出に関してどの様に思っているか(怖い・面倒・億劫・体が動かない・外出は好き・決まっているから仕様がない、etc)。どの位の頻度の外出があるか。 ざっと大まかに挙げましたが、色んな方向から見ている様でした。 「医師の個人的な感覚」もあったかも知れません。そうではなくて、治療者側には明確な(或いは明確ではない)分類法があったのかも知れませんが、患者側には判りません。 その他に薬についてですが、行政に提出する医療費補助の申請でしたので、勿論、「○○病」の症状を緩和・改善する為に服用する訳ですが、「○○病」に効く薬を服用しているからと言ってイコール「○○病」とは限らないのですが、余りに薬の内容と診断名がかけ離れていても保険の対象にならないので若干考慮する様です。 個人的には、「ピ!ピ!」と血圧計や体温計程度に「鬱状態指数」が測れたら良いのになぁー、とずっと思っています(神経伝達物質計り器?)。 そうしたら、「怠け者だから」「頑張りが足らないから」とか悩まなくて済むだろうに…と。数値で測れないから更に辛いと言う部分は大きいです。 今の状態はグレーゾーンに近い感じなので、特にそう思います。 纏まりにかけ読み辛い文章で申し訳ありませんが、私の思う所と経験について書かせて頂きました。 どこか一部でも参考になれば幸いです。

vagabond_0710
質問者

お礼

こんなにたくさん書いていただき嬉しい限りです! グレーゾーン…そうです。以前お礼に書きましたが、心をモノサシで測ることなんてできないと思うんです。だから当然白黒ハッキリでなくグレーゾーンが存在すると思ってます。そして、「完全治療を求める」と新聞で読んだ瞬間、鬱病者に完全を求めるのは、逆効果だと僕は思いました。常識的に考えれば、言葉の受け取り方の問題ですが…。 >「超過労働時間が多い程疲労感・抑鬱傾向が強くなる」と言う記事を読みました 僕もそう思います。友達を見ていても、明らかに仕事が原因じゃんと思うんです。仕事に時間をとられすぎています。人生ってなんだろう?と僕は悩みました。 「厳しい労働環境のせいで鬱病になったので労災認定」の問題もありますが、僕が一番欲求することは、本来人間の心は不安定なものであって、誰だって気落ちしたりします。つまり誰だって鬱病になる可能性があると思うんです。それを鬱病と聞くと、風邪とかだと寝て休めと言うけど、うつ病と聞くとなんだかはっきりしない感じになって、あまり聞いてはいけないことを聞いたのかな、みたいな雰囲気になるのがおかしいと思います。それとも僕の周りだけでしょうか。 新聞には酷いことに、鬱病の診断書を出したら解雇…も事実あったと書いてあります。なので僕は、社会も会社ももっと心の病について知ってほしいと思うんです。どうしても科学実証主義で、精神的なことを話すと宗教がらみっぽく受け取られ勝ちかもしれませんが、僕は逆にそういうことは平気で友達に話すようになりました。それからは理解あります。 >「ピ!ピ!」と血圧計や体温計程度に「鬱状態指数」が測れたら良いのにな 僕もこれ、欲しいです。^^; おそらく僕もグレーゾーンなのかもしれません。でも最近は、鬱なら鬱でいいじゃんと自分に言い聞かせてひらきなおってます。(笑)たくさんの体験談いただきありがとうございました!

その他の回答 (7)

  • abo55
  • ベストアンサー率56% (228/407)
回答No.7

文章を読む限り非常にお若い方のようですね。 まず、完全治療の意味を誤解なさっているように感じます。企業の求める完全治療とは労務が可能な状態にまで治療するということでしょう。 ですから心を完全無欠にするわけでは無いです。 また、気分的にうつなのとうつ病は別です。 うつ病はホルモンのバランスが崩れ肉体的あるいは日常動作に症状が現れ、結果さらに精神的な負担になる悪循環に陥ります。 ですから医師の診断の中にもその人物が労働が可能か、日常生活に支障が無いかがあります。 どの病気も病理ばかり目が行きますが実際は物事に支障が在るか無いかの方が大事です。 経験者から言えることはこれ位です。

vagabond_0710
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 >文章を読む限り非常にお若い方のようですね 20代です。 >完全治療の意味を誤解なさっているように感じます 常識的に考えれば、仕事ができる=完治だと僕も思います。でも、うつ病患者に完全を求めるのは、逆効果だと思うんです。少なくとも僕はそう感じました。 >実際は物事に支障が在るか無いかの方が大事です ここポイントですね。 今回質問させていただいたきっかけは、まさに気分的うつとうつ病のボーダーラインを知りたいと思ったことから始まりました。その答えが上の、「物事に支障が在るか無いか」ですね!参考になります。経験談、ありがとうございました。

  • pomocc
  • ベストアンサー率42% (142/333)
回答No.6

この患者さんが本当にうつ病なのかどうか、神経症なのかどうか、患者さんの心の姿が見えない医師にとって、確実な診断は難しいと思います。 また心の病気は人によって症状の現れかたが違ったりもするので、まだ解明できていない点も多くあるように感じています。 でも、パニック障害や過呼吸症候などの場合は、発作が起こるので、突然の死ぬかもしれないと思うほどの動悸、不安感、窒息感、呼吸困難、吐き気、離任感に襲われれば、病院に行かなくても、あっ、自分はパニック障害になってしまったって分かります。完治というのは、この発作がなくなったときではないでしょうか。 わたしは、以前、うつ病の人の気持ちが分かりませんでした。誰だって気分が沈むことがあるし、こんなんだったら死にたいなぁって思ってしまうことがあるのだから、うつ病の人は単に甘えて薬に頼っているだけだと思っていました。 ところが、実際、自分の身にうつ病がふりかかったとき、うつ病の辛さが初めて分かりました。うつ病は「病気」であるという認識をはっきりと持ちました。 たんなる気分の沈みとか、疲れやすいとか、そういうのではなく、頭痛とか鼻水のような風邪の症状と同じように、「鬱感」というものが体全体にあり、どんなに鬱感を消したいと思っても消えてくれないからです。 死にたい分けではないのに、体の方からかって「死にたい」という感情が出てきてしまって、自分ではどうすることもできなくなり、ふとんにうずくまってその感情が鎮まるのを待つ以外にできることはありません。 うつ病の苦しみは、これになった人にしか分からず、なればたいていの人は、普通の気分の沈みとかそういうものとはあきらかに違うので、自分がうつ病だという認識を持つと思います。 医学的には、うつ病になると、脳のセロトニンという物質がでなくなるようで、精密には脳の検査をすれば、本当にうつ病であるかどうかは、すぐに分かると思います。でも、脳の検査なんてわざわざする人はほんとんどいないですが。 うつ病の完治は、セロトニンという物質がきちんと出るようになって、体から「鬱感」が消えて、普段の日常生活が送れるようになったときだと思っています。わたしにそういう日は来るのかは分からないですが‥。

vagabond_0710
質問者

お礼

アドバイスいただきありがとうございます。 >パニック障害や過呼吸症候などの場合 日常生活に問題が出れば、僕の場合も自覚ありました。 >うつ病の人は単に甘えて薬に頼っているだけだと思っていました 正直に言えば、僕もそのような先入観がありました。でも、自分の身がうつ病のようになってしまったので今は考えが違います。 >死にたい分けではないのに、体の方からかって「死にたい」という感情が出てきてしまって まさにこの症状です!自殺願望がないのですが、身体が布団の中から出るのを拒みました。普通に考えてありえない長い時間を過ごしました。人と会うのがイヤになっていました。そして僕はそれを時間をかけて治すしかなかったんです。 >わたしにそういう日は来るのかは分からないですが‥ うつ病は再発がないと断言できないので、どこで完治といえるか難しいと新聞の記事を読みました。僕は今、自分は日常生活に問題ないので治ったと思っていますが、しかし仕事をしていない身分なので、はたして社会生活を送ればまた再発する可能性も考えられないこともないです。そのためにも、心の病のことについて、一般的にも、もっと関心を持って知識を深めて欲しいです。とりあえず人のことよりも自分から、と思い質問させていただきました。経験談、ありがとうございました。

noname#11187
noname#11187
回答No.5

詳しくは専門家の方の回答があれば良いのですが… 精神疾患の診断基準として主流になっているものは 一つがDSM-IV。もう一つがICD-10。 DSMの方は、アメリカの精神医学会による精神疾患の分類と診断の手引きで、 日本でも広く使われていると思います。 よくある鬱度チェックシートのようなものも、この診断基準をもとにして作ってあるものが多いと思われます。 ICDの方は「すべての疾患」を統計をとるためにWHOが分類したもので、精神疾患だけに限りません。 精神科医は、上記の国際的な分類と診断法をもとに(参考に)、 個々の患者が抱える症状を分析し、自らの経験則から診断を出していると思います。 よって医師ごとに診断がわかれることも珍しくないそうですね。 ですが「診断」というのはある意味、外部向けのものであって、 実際の治療ではそれほど重要なものではないと思います。 一番大事なことは、病名診断にこだわることではなく、「症状」をどうやって治療していくか、だと思います。 あんまりうまく説明できませんし、専門家ではないので 間違った部分もあるかもしれませんが、参考になれば幸いです。

vagabond_0710
質問者

お礼

とんでもないです。参考になります。 大まかにわけたら、診断方法は2つあるのですね。 ・DSM-IV…アメリカや日本で使われている ・ICD-10…WHOが統計を取るためにある >自らの経験則から診断 やっぱりそうなんですね。 >一番大事なことは、病名診断にこだわることではなく、「症状」をどうやって治療していくか 御もっともです。しかし僕の個人的な意見ですが、日本人は学歴主義もそうだし、中身の本質よりも見かけを大事にするような傾向があるように思えます。輸入文化で内容に関係なく受け入れる文化だったし、流行に弱いのも関係するのかなと勝手に推測してます。なので、心の病と聞くと偏見のような態度もとる人も悲しいことにいるのです。そこで僕はいつも、お前だって気分ダウンしたりするだろう。誰だって失恋みたいな経験をするだろう。なのにうつ病だと言えば変な目で見るのはおかしいじゃないか。そういう心が疲れているのが長くなっただけじゃん。みたいに勝手なことを言っています。そこで少しでも詳しく正しい知識を得たくて質問させていただきました。とても参考になりました。ありがとうございます。

noname#25358
noname#25358
回答No.4

 おっしゃるとおり、現代人の9割は精神疾患を抱えています。  なぜなら、ちょっとでもおかしい奴がいると、すぐ病気だ病気だと騒ぎ出す奴がいるからです。  でも、本当は病気なんじゃないんです。  たとえ病気だったとしても、最終的には本人が気合を入れるしかありません。  それは決して資本主義だとか、現代貧乏症だとかのせいではなく、今生きてる連中1人1人の責任なんです。  誰か踊らされていると感じるなら、他人に迷惑をかけない範囲でそいつの考えを蹴飛ばせばいいだけです。  他人に迷惑をかけないかぎりそんなことできない、と思うなら、他人に踊らされているか、もしくは早く大人になれるよう祈るしかありません。

vagabond_0710
質問者

お礼

二度もアドバイスいただきありがとうございます。 >ちょっとでもおかしい奴がいると、すぐ病気だ病気だと騒ぎ出す奴がいるからです 正直、なんでもかんでも「病気」と言って問題を片付けるのはどうかと僕も思います。そうじゃなくって、もっと深い部分にみんなが関心を示していけば、心の病も受け入れられていくのだと思ってます。 >最終的には本人が気合を入れるしかありません 自分で言うのもなんですが、僕はそうです。 納得できないから内定を蹴ってフリーターをやって、哲学や心理学を独学しています。で結局、日本人の「精神」ってなんだろう?と思い、こちらのサイトでも質問させていただいております。(下記URL先)よろしければそちらの方にも何かアドバイスいただけたら幸いです。 質問:伝統とは何か-世代をこえて受け継がれる精神とは- http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1396265

noname#25358
noname#25358
回答No.3

 えとですね。  病名ごとに基準があるんです。  ・○○ができない  ・ときどき○○したくなる  ・○○してしまう  といった症状がズラーッと書かれた診断シートというのがあって、それに当てはまれば「○○病です」と判断します。  もちろん、専門家ならば誰だって、この方法が極めて不確実であることは理解してます。(理解してなければその人はデモシカ医者です(笑))  無論、診断を間違ったり、治療法を間違ったりする可能性も高いです。  ですが、脳みその中のソフトウェアをスキャニングする技術が存在しない以上、そういう不安定な方法に頼るしかないのが現状なのです。  ゆえに、より高確率で、より効率的に心の病気を治療する方法を探すことが、臨床心理学の当面の目標なんです。

vagabond_0710
質問者

お礼

ご回答いただきありがとうございます。 やはり、基準があるのですね。僕個人的な意見だと、人の心をモノサシで測ることなんてできるのかなと思ってました。しかしやはり、病気と定義できるのであれば基準があるはず。そしてその病気を診断する根拠はどこかなと疑問に思っていました。やはりカウンセリングで判断されるのですね。

vagabond_0710
質問者

補足

社会生活に支障が出ると病気だと思いますが、ニートの存在はもしかして精神病なのかなと思ったりもします。僕自身、そういう時期もあったし。だけどサラリーマンの9割の人は自覚・無自覚に関わらず精神疾患だと心理学者が言っていました。現に僕の友達はやりたいことがないと相談してくるし、ギャンブルなどで自分を誤魔化しているようにも見えます。神経症になった友達もいます。もう、なんだかこの国は資本主義に踊らされているばかりで、肝心の心や精神を忘れてしまったような気がします。たとえ貧しくても精神があれば充実するはず。昔はお金がない時代だってあったわけだし。 自分だけでなく友達にもアドバイスできると思うし、心の病について、もっと理解を深めたいです。他にもこんな診断方法があるよとか、心の病についてご教授いただける方がいらしたら、一言いただけたら幸いです。よろしくお願いします。

noname#126728
noname#126728
回答No.2

なってみれば分かりますが、単なる不調じゃなくて「あきらかにこりゃヘンだ」という症状が出るのです。 「うわッ、やっべ、こりゃ、なんか対処しなきゃ」という「それまでにはなかった症状」が。 例えば私は違いますがパニック障害の人とかいますよね。電車にのっていて急にめまいやドキドキ、酸欠でたっていられなくなるという。 「誰でも不安定になります」とかではないのです。 ただ、別に疾患している人は変人なわけではありません。健康な人でも風邪をひくとくしゃみが出て 、あまりにくしゃみが出るせいで日常に支障がでれば「せきどめください」ってなりますよね。 それと同じです。 「この冷や汗薬で止まりませんかね」とかなるだけのことです。

vagabond_0710
質問者

お礼

ご回答いただきありがとうございます。 >なってみれば分かります 自覚症状の範囲ですが、鬱になったことがあります。病院には行ってないので、正式な鬱病ではありません。ただ自覚の鬱症状で、何ヶ月も引きこもりをしました。その時はバイトもせず当然無職でした。明らかにおかしい症状でした。酷いときは布団の中で24時間以上過ごしていました。このまま死ねば楽なのに、とか思ってましたね。現実より夢の世界の方が気持ちいいのですから。でも自殺願望はありませんでした。現状が辛いからそれから逃れたかっただけだと思ってます。そしてそんな自分がおかしいと自覚してました。携帯が鳴っても取らないし、メールがきても返信もしません。完全孤独になりたかった。人に会いたくない時期が続きました。いろいろと悩んでました。 >「誰でも不安定になります」とかではないのです。 心が不安定にならない人間に出会ったことがありません。そういう人がいたら是非、お会いして色々とお話してみたいです。色々と学べそう。 >疾患している人は変人なわけではありません 僕もそう思います。心にも性格とかで、強い人、敏感な人などあると思いますが、しかし不安定にならない完全な心を持った人間なんていないと思います。つまり誰だって病気になる可能性があると思います。

回答No.1

素人判断ですが・・・。 おっしゃるとおり心には完全なんてないと思いますし、人それぞれ時と場合で変わっていくものだと思います。 自分なりに心の病気というのは~ 社会的にもしくは当人や周りの生活に支障をきたすほどの、精神的な衰弱や偏りなんじゃないでしょうか? で、やはりその精神が弱った原因はあるでしょうから、そこから病名をつけ、それに対処していくと言う形なんじゃないでしょうか? ウィルスや病巣など物理的なものではなく、その原因と症状から病名をつけているのだと思われます。 ともあれ何でもかんでも病気病気としてしまうのも、健康であっても病気になりそうで、チョッとイヤですね^^;

vagabond_0710
質問者

お礼

早速アドバイスいただきありがとうございます。 >人それぞれ時と場合で変わっていくもの 同意です。 >社会的にもしくは当人や周りの生活に支障をきたすほどの、精神的な衰弱や偏りなんじゃないでしょうか? これも同意します。 >やはりその精神が弱った原因 たとえば会社の仕事場とか人間関係とかにあると僕は思います。 >ともあれ何でもかんでも病気病気としてしまうのも、健康であっても病気になりそうで、チョッとイヤですね そうですよね。もし、医師が患者との会話の上で判断するのなら、極端な話、ウソをつき続ければ「自分は病人だ」と公に言える人も出てくると思います。医師を騙せた場合ですが。 医師の診断はどのようにされるのか、ご存知の方いらしたら、ご教授お願いします。

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