秋田文庫のサイボーグ００９

質問

サイボーグ009を買うかどうか悩んでます。聞くところによると作者の石ノ森氏が完結前に亡くなってしまったらしいのですが、最後まで読んだときに変な感じ（？）にならないでしょうか？また、合計で一万円はすると思いますが、ズバリ、価値はあるでしょうか？御願いします

回答No.3

Yumikoit

私は、秋田書店コミックス全１５巻(文庫ではない)とメディアファクトリーの廉価版全３１巻を持っています。

違和感はないと思いますよ。
というのは、他の方も書いていらっしゃいますがサイボーグ００９のストーリィには
　初期：ヨミ編までのひとつの完結したストーリィ。
　　　　秋田書店コミックスだと６巻まで。
　　　　メディアファクトリー廉価版だと１０巻まで。
　　　　秋田文庫では判りません。

とそれ以降のストーリィ展開にはっきりした違いがあるからです。数年前にアニメ化した際のメインストーリィはこの初期のストーリィがメインになっています。

ここで実際に完結にならなかった経緯は、色々なところで書かれていますので(ファンからの講義があまりにも大きすぎたので…)割愛しますが、以降の作品はオムニバス形式の短編が多くなります。
少女向けの雑誌やその他、いくつもの雑誌に平行して掲載したという理由もあるようですね。
いちばん長いので、「海底ピラミッド編(単行本３冊分)」くらいじゃないのかな。

「天使編」とそれのリメイクとしての「神々の闘い編」はいずれも００９の完結編として氏が書き始めたといわれていますが、いずれも確かにストーリィとして未完で、特に「神々の闘い編」の方は描写に試験的な色々な技巧が凝らされていて、それまでの００９のストーリィとは一線を画していると思います。
しかし、これらもそういったオムニバス短編のひとつとして捉えれば別に違和感はないと思いますよ。

むしろ、これらの未完のストーリィのあとに、休止期間を経て描かれた短編の方が、力が抜けてるっていうのか、００９達の個々人のエピソードとか沢山あって、私は好きですね。

回答No.2

memoko

確かに「天使編」はそうでしょう。
しかし、それまでのお話は間違いなく名作です。
中学の時に、友達の家で１巻、２巻を読ませてもらい、そのままはまって全巻そろえました。
秋田書店の通常のコミックスです。
連載した雑誌がいろいろなので、お話は終わっては始まり、また新しいお話が始まっては終わり……という流れです。
その最後のお話が、プロローグだけ……なので、なんなら「天使編」だけ心の中で無視するという手段も（あ、熱心なファンから何か飛んできそう）
一番、最初の最終回はすぐに来ます。２巻か３巻か忘れましたが。あまりにも有名な最終回。
あれから後はすべて「特典映像」と思う……という手段もありますよ。（……うーん……自分で言っといて、ヘンなコメント）

回答No.1

noname#15025

サイボーグ００９は石ノ森章太郎氏が最終編としていた「天使編」の途中で連載を中断。そのままになりました。
天使編はほとんどプロローグのみです。
謎かけしたまま終わっています。
ちなみにサンデーコミックス版では天使編が収録されています。読むと確実に「変」な感じがします。なんせプロローグのみですから。