横溝征史とアガサクリスティの作品に関して

このQ&Aのポイント
  • 横溝征史とアガサクリスティの作品について短編で類似のトリックが使われているか気になる
  • 具体的な作品名は不明だが、夫婦と女友達が関与する殺人トリックについて触れる
  • 横溝征史とアガサクリスティの作品は異なる設定だが、似たようなトリックが使われているか疑問
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横溝征史とアガサクリスティの作品に関して

どちらも短編で、アガサクリスティの方はミセスマープルのシリーズだったと思うんですが、ほとんど同じトリックを使った作品があったように思います 現在その本が手元にないので具体的な作品名はわからないですが、トリックの内容は、 夫婦とその女友達が偶然を装い海水浴にきて、奥さんの方を殺しておいて、女友達が奥さんのフリをしてアリバイを作り、死体は海流で他の海岸に流れ着くようにする・・・といったようなものだったと思います (ちょっと違うかもしれませんが、おおまかこのような感じです) 横溝征史とアガサクリスティの作品は、それぞれ細かい設定は違うんですがほぼおなじトリックです これは問題にならなったのかなと気になりました ご存知の方いらっしゃったら教えて下さい

  • yen10
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質問者が選んだベストアンサー

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  • chatea
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回答No.1

クリスティの『火曜クラブ』の中にある「舗道の血痕」と横溝正史の『赤い水泳着』(このたびようやく文庫化されました)の「赤い水泳着」の相似ですね。 発表年代を考えると、クリスティの『火曜クラブ』は1927~1931年の間に執筆されたもので、「舗道の血痕」は1928年ごろに書かれたと推察できます(単行本になる前に雑誌に掲載されていたため)。 一方、横溝正史の『赤い水泳着』は1929年の発表です。 で、当時の状況を考えてもクリスティの作品、それも雑誌に載っただけのものが1年で和訳される、あるいは逆に横溝正史の作品が英訳されている可能性はありません。 ですので、シンクロシニティではありませんが、恐るべき偶然でしょう。 こうしたことはまれにあるようで、詳細は忘れましたが、海外でも似たようなケースがあったようです(2人の作家がほとんど同一のトリックを考え、ほとんど同時期に発表した)。 これもそうしたケースの1つでしょう。

yen10
質問者

お礼

時代考証を含めた細かい説明ありがとうございます 横溝征史さんはものすごく熱意をもってトリックや作品の質にこだわった方だというようなことを何かで読みましたので、まさか他の作家の物を盗むようなことはしないだろうとは思いましたが、偶然の一致ですか・・・ なんていうか、すごいことですね

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