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ドクターの生活
こんばんは。当方M2の文系大学院生で、来年は博士課程進学を目指し、将来的には研究職に就きたいと考えている者です。 今日なんとか学術振興会特別研究員の募集要項を書き上げ、大学に提出してきました。何度も担当教官にコメントをいただき、自分なりにですがちゃんと自分の研究内容を書き表せたと思います。またこれまでの業績は雑誌掲載3本、国内学会発表4本です。 ただ、学術振興会特別研究員に受かるのは全申請者中約10%くらいのものと聞きました。そして、僕はそんな中で受かる自信はありません。でも僕は博士課程に進みたいのです。 そこで、学術振興会からの基金を受けないで博士課程で研究を続けてる方々はどのようにして研究生活を送ってられるのか教えてください(特に金銭的な面に関して)。よろしくお願いします。
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特別研究員、通るといいですね。私もむかし、やっていました。通ると通らないとでは、経済的には大違いですが、通ったからといって将来の研究職が保証されたことには全然ならないというのが難しいところです。逆に言えば、仮に特別研究員に縁がなかったとしても研究職になれないわけでもないと思いますが。 奨学金は、要するに借金ですから、返さなければなりません。文系研究職の就職事情から考えると(といってもジャンルによって全然違いますが)、最初から全額返済の覚悟で借りなければならないでしょう。少し度胸が要りますね。 ここからが本題です (^^; 有り体に言えば、金のない奴は研究を続けられません(と私は敬愛していた先生に言われました)。質問者さんは修士ですでに周囲の院生よりも多くの業績を出しているということのようですから、研究職につくための投資と割り切ってもらって、恥や外聞などは捨てて、親のすねをかじり尽くすべきでしょう。 親のすねをかじれない人は、結婚しましょう。できるだけ高収入で、都会で一人暮らしをしている、田舎の土地持ちのお嬢さんがいいでしょう。間違っても院生同士で結婚してはいけません。あなたは主夫としてハウスキーピングを引き受け、そのかわり生活の基盤を保証される。炊事洗濯買い物にマッサージなど、精一杯尽くしましょう。それでもあなたには十分な研究時間が残るはずです。 結婚の見込みがない人は、バイトしかありません。いちばんいいのは、もちろん予備校です。将来大学で講義をするときの練習にもなります。うまくすれば時給1万円もありえます。問題は、そういう待遇のポストはアルバイトの情報誌なんかには載っていないというところです。自分で目星をつけた予備校に売り込みにいかなければなりません。小説家志望の人が出版社に原稿を直接持ち込むようなものですね。度胸も、実力も、運も必要でしょう。ときどき、予備校界にはまりこんでしまう人もいますから、くれぐれも気をつけましょう。 ここまで書いて、思いついたことがあります。今はあちこちの大学院がCOEのプロジェクトを持っていますが、あなたの周辺にはCOEの有給研究員(任期付き)はありませんか? 研究の分野が合えば、お得だと聞いたことがあります。以上、駄文長文失礼いたしました。
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- sntk
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私自身の経験じゃないですが、私の先輩、友人および後輩のことを書かせていただきます。 あと、理系なのでちゃんと参考になるか分かりませんが。 ほとんどの人が育英会(今は名称が変わっていますよね)の奨学金をもらっていますよ。月々十数万もらってるみたいですよ。奨学金以外に家庭教師を週1回したりしている人もいます。1人暮らしの人は生活費(親からは学費のみ援助してもらう)に、自宅通いの人は学費にあてていましす。皆さんこれで3年間過ごしていますよ。 学振がなくてもみんな素晴らしい結果を残していますよ。
お礼
コメントありがとうございます。どうしても育英の奨学金は重要になってしまうようですね。全額返済する覚悟で望みたいと思います…。
お礼
現実的なアドバイスありがとうございます。COEですか。調べてみます。予備校でのバイトについても考えてみます。