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日本の就職状況
アメリカに住んでいます。 最近 とある集まりで 日本人の方がアメリカ人に 「日本では学歴社会はもう終わった。今年の大手会社の新入社員の採用も一流大学の成績の良い学生よりも 三流大学のやる気のある学生の方が有利だった。」と言っていました。 「大学で専門(エンジニア等)を勉強した学生は会社では使い物にならないから 会社がイチから教育した方が良い」とも言っていました。 本当なのでしょうか? それなら大学卒ではなく高校卒を雇えば良いのではと思うのですが。
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本当にそうですよね、もし事実なら高卒を採用するのが一番効率的ですよね。 残念ながら実際はまるで逆ですよね。 従って、その発言をされた方の意見が間違っているか、または、ある特殊な状況の中で起こった出来事であって普遍的ではない、と言えると思います。 文系の場合ですが、毎年、人気企業のベスト10に入っている会社の人事担当者から聞いたのですが、一応建前としては 「ウチは学歴に拘らず実力のある人材を求める、従ってウチのエントリーシートには学校名を記入する欄はない」 と説明する事になっていますが、実際にはキチンと学校名で振分けるシステムになっているそうです。 考えれば、たかだか数回の面接で本当に会社の将来を任せられる人材かどうか、神様でもあるまいし、判断できるわけがありませんよね。 従って、数十倍の競争率になった場合、まず大学名である程度絞って、それから個々人の実力をリクルーターや面接官の判断で採用を決定していくわけです。 そうでないと、数千人もの応募者 「全員」 に何回も面接を行なう必要に迫られ、人事に何人担当者がいても手が回らない事になります。 これが人気企業の新人採用に関する実態だと思われます。 ただし、出身大学 「だけ」 で決定される事がないのも事実ですので、東大卒が落ちて私大卒が合格するケースもあるはずです。 と言って、 「東大卒より私大卒の方が有利だ」 という事にはならないのも事実です。 学歴偏重は厳として存在しますし、決して悪い事ではないように私は思っております。 ところで、ご質問に紹介された発言ですが、この方の会社では一体どのようにして新卒の学生を選び、内定を出しておられるのか、訊いてみたいですね。
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- mwatana2
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あくまで個人の意見ですが、極端学歴偏重はなくってきと思います。ライブドアの堀江さんも大学中退ですから。 ただ一般的にいって一流大学で優秀な人と三流大学のやる気のある人を比べたらやっぱり一流大学でしょうね。 「やる気」のあるという言葉を使ってますが、客観的な事実を見れば「一流大学に入った」こと、またそこで優秀な成績をのこしたことっていうのは実力があったんだと思いますよ。周りに見せる「やる気」という意味では、確かにかける部分があるとは思いますが、やっぱりどの企業も優秀で実力がある人がほしいでしょうね。 ただ、日本は伝統的には見せるやる気というものをあまり重視してこなかったように思いますが、これからのサラリーマンはとても必要だと思います。 自分をプレゼンテーションする能力っていうのも実力の一つとみなされてきているんだといえますね。 また、実際仕事の現場ではその力が大きくものをいうことも多々あると思います。 そういう意味で、知識偏重の人材ではなくバランスのとれた意欲的な学生のほうがいつの世も望まれていると思います。
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マイクロソフトのビルゲイツも中退ですよね。(彼は一応 ハーバード大学に行ってましたが。) アメリカの一流大学に入るには学力だけでなく スポーツ・音楽・奉仕活動等でも活躍している学生が求められます。 エッセーも願書と共に提出しなければならないし 日本とは又違った意味で大学受験は大変です。能力のある者は 何をしても優秀な場合が多いようです。高校時代 全米で数学上位3位だった人を知っていますが 彼は水泳チームで毎日3時間の練習の上 チェロのレッスンも取っていました。 一流大学はバランスの取れた(全てに秀でた)学生を探しているのです。 日本の会社もそのようになって来ているのだとしたら 良い事だと思います。
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建前と言う事もあるのですか。 ご丁寧な説明有難うございます。 その方は 日系の銀行で働いておられます。 むかしの銀行は学歴主義でしたが 今は違うらしいです。 (少なくともアメリカ現地採用の場合は違うらしいです。) アメリカの証券会社で働いている方が 一流大学で化学工学(B.S)を修得後 石油会社に勤務。その後 一流ビジネススクールでMBAを取り証券会社に就職。そして今 オペレーション・リサーチのマスターを習得する為 ビジネススクールの夜間部に通っていると言う話が出たとき 「日本では・・・」と話し出したのです。 若しかしたら その方の銀行の新しい方針なのかもしれませんね。 今度お会いすることがあったら 訊ねてみます。