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南極観測隊について

南極観測隊に大変興味があります。南極観測隊にはたくさんの職種があるようですが、どれも高度で専門的な技術、知識を持っていないと参加はできないのでしょうか?南極観測隊の募集はいつ、どのようにして行われているのでしょうか?どこでその情報を得ることができるのか教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。

みんなの回答

  • mr_eve
  • ベストアンサー率39% (23/58)
回答No.4

#3のmr_eveです。はい、実は元越冬隊員です。  ご質問のドーム旅行隊ですが、これは10月から翌年1月まで内陸奥地にある「ドームふじ観測拠点(ドーム基地)」で越冬するチームのことです。越冬隊の中から、さらに専門研究者や掘削技術者、支援隊員からなり10人くらいのパーティーになります。ドーム隊としたほうがわかりやすかったかもしれませんね。 つまり、旅行だけではなく現地で生活するからです。  ドーム基地は、昭和基地から約1000kmの距離で約1ヶ月かかります。ちなみに、その間入浴できません。標高3810mで、気温は平均-54℃、最低気温は-80℃ちかくにもなることがあります。 少し歩けば息が上がると言ってました。  現在そこでは、氷床の深層掘削調査が行われています。南極は平均2000mにもなる氷(=氷床)に覆われており、大陸は海面下まで押し下げられています。この3000mを越える氷床を掘削し氷のサンプルを採取します。氷には何十万年も大昔の空気がカプセルになって保存されており、その空気成分を分析するのです。ちなみに2500mで35万年前の空気が採取され、仮に3000m底は100万年前になるだろうと言われています。余談でした。  なお、南極観測隊のいう「旅行」というのは「観測旅行」などのことで、一般的な観光旅行や修学旅行とは意味が違います。言ってみれば探検です。 軍隊で言うところの「行軍」と同じですかね。ちなみに私はドーム隊ではありません。  それから環境保全ですが「関係機関」というのもまた微妙な表現ですよね(笑)。 機が熟しましたら極地研に問い合わせてみるといいと思います。行動力がモノを言う世界だと思いますよ。

参考URL:
http://www.nipr.ac.jp/japan/outline/t10_observation_3.html
alamako
質問者

お礼

mr_eveさま ご丁寧なお返事どうもありがとうございました。ドーム旅行隊のこと、よく分かりました。それから氷床の掘削調査のワクワクするようなお話まで教えていただき、ありがとうございます。元越冬隊員の方とこのようなやり取りができたことにとても感激しております。この投稿をしたのはだいぶ前だったので気持ちはおさまっていたのですが、mr_eveさまの回答を読んだらまた気持ちが盛り上がってきてしまいました。(笑) いつか行けることを夢見て・・・どうもありがとうございました。

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  • mr_eve
  • ベストアンサー率39% (23/58)
回答No.3

 観測隊は大きく分けて夏隊と越冬隊があり、それぞれ「観測系」と「設営系」にまた分けられます。観測系は"主として"国内でも極域自然科学について研究している者(元国立大、極地研、気象庁など)ですので、自ずと限られてきます。 一方設営系は、機械(車両・電気・水道)、調理、医療(医師)、通信、航空(今はないはず)、建築、環境保全、フィールドアシスタント、庶務とあり、一部メーカーの技術者や有資格者である必要がありますが、それ以外ではまだ応募の余地が残されています。 私としては、昭和基地には絶対に看護師さんが必要だと考えます。なぜなら、医師は2名だけですので対処しきれない場面もあるかもしれないからです。また、必ず2名の医師がいるとは限りません。野外調査などで医師が1名必要とされる場合もありますし、医師がケガをしたら・・・。隊員としても、看護婦さん(あえてこう呼ばせてもらいました)がいると心強いです。 話が逸れましたが、FAや環境保全として応募することも可能かなと思います。看護師経験があれば極地研側としても優遇したくなると思うのですが(私見)。 体については、どこにも一切問題ない健康体であれば大丈夫だと思います。女性でも健康体であれば大丈夫です。現に、45次では女性は4名、そのうち3名はなんとドーム旅行隊です。特別、筋肉モリモリの屈強な女性ではありません。  問題は精神面でしょう。検査で心理面も詳しく見られますが、そういう事ではありません。 閉ざされた空間で少数の同じメンバーで1年間生活するのです。特に5~7月くらいは「極夜期」と言われる太陽の登らない時期があり、睡眠障害なども手伝って精神的に参る可能性があります。誰も困りません、自分が一番つらい状況になります。 またそれだけ長い時間苦楽を共にしていると色々な事があります。ワガママを抑えて助け合う精神が必要かと思います。 必要なのはその覚悟かと思います。それでも行きたい!と思う気持ちです。  独立行政法人化後、観測隊への門は広くなった気がします。私も応援してます。

alamako
質問者

お礼

ご丁寧なご回答をどうもありがとうございました。観測隊経験者なのですね。私は今、環境保護に関心があり、社会人学生として大学で学んでいます。環境保全の職種で南極へ行けたらいいですが、調べてみたら「関係機関より」と書かれていましたのでこれも難しそうですね。でもおっしゃるように、行きたい、という気持ちが大事ですね。諦めないでチャンスをつかみたいと思います。それから、よろしければ教えていただきたいのですが、ドーム旅行隊とはなんですか?

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  • mhouga
  • ベストアンサー率64% (89/138)
回答No.2

身内が医師として参加し、現在極地研究所で隊員の選考にあたっています。 夏期のみの滞在より越冬隊の方が選考はきびしく、専門分野において知識や技術のみならず、閉鎖空間で心身共に異常をきたさず研究生活を続けられる、強靭な精神力、体力が必要です。他人と上手くやってゆけるコミュニケーション能力、繊細な気遣いも必要です。最近は女性も行けるようになりましたし、生活の面での不都合も少しずつ改善されてきているとはいえ、なかなか大変であることは事実でしょうね。 観測隊員の募集は昨年の場合11~12月に募集され、面接や健康診断が行われるようです。 http://www.nipr.ac.jp/jare/topics/bosyu/index.html 国立極地研究所のURLを載せておきます。 夢がかなうといいですね。応援しています。

参考URL:
http://www.nipr.ac.jp/japan/
alamako
質問者

お礼

ご丁寧な回答どうもありがとうございました。私は女性で、持っている資格は看護師くらいなのですが、観測隊には看護師は必要ないようで、、、やはり夢のままで終わりそうですね。(笑)ありがとうございました。

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noname#15025
noname#15025
回答No.1

南極観測隊は一般公募される訳では無いようです。 まず国立極地研究所の所員から選抜されます。 あとは総務省(無線関係)、建設会社(建築関係)、海上保安庁、気象庁(極地気象)各大学(研究内容によって。多分文部科学省で?)、医科大学、病院?(医療関係者)などから選抜されるようです。あと新聞社(報道関係) 詳しくは文部科学省へどうぞ。 基本的に南極でしかできない研究をしに行くので、専門的な知識は当然です。 一番手っ取り早いのは国立極地研究所に入って研究員になる事ですかねえ? 行くだけなら海上自衛隊に入って「南極観測船」に配属されればいけますが。

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