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指揮者になりたい小学生
小学校5年生の息子がいます。 バイオリンは小学二年のときから 趣味程度に習っています。 鈴木メソッドでの練習で譜読は未だできません。 しかし最近 将来指揮者もしくは オーケストラで演奏したいと言っています。 音楽の道がとても厳しいのは想像できます。 我が家は特別お金持ちでもありません。 しかし 本人が本気でやりたいのであれば 道を閉ざすつもりはありません。 中学受験をする準備を進めてきたのですが いっそ音楽高校などへ進んだ方がよいのでしょうか? 今後どのようなプロセスを踏ませていけばよいのか 具体的にまったく分かりません。 ご存知の方 どうかご指導ください よろしくお願いいたします。
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小学校5年生で、指揮者になる夢があるというのは、とても素敵ですね。 ヴァイオリンの方は趣味程度ということなので、プロになるのは相当な努力が必要だと思います。 しかし、10代でほぼ将来的なことが決まってしまう弦楽器とは違い、指揮者はわりと遅咲きの方が多いように思います。 私が音大生時代に一緒に勉強していた友達の中には、一度普通の大学を卒業してから、再入学した指揮科の人が、2人いました。その頃で、20代後半だったと思います。しかし努力の結果、一人はプロオーケストラの指揮者に、もう一人も、色々な所で活躍しているようです。 できるだけ早いうちに、始めておきたいものとしては ・ピアノ 他の方も書いていらっしゃるように、何段もあるスコア譜を、ピアノで弾けることが必要になってきます。 ・ソルフェージュ 特に聴音。オーケストラの音を、すべて聴きわける耳が必要です。 また、鈴木メソードは、楽器を演奏することにおいては、いいところも沢山あると思いますが、オーケストラとなると読譜に比重がかかります。私が昔入っていたジュニアオケで、膨大な音数のオケ譜に、すべて指番号を書かないと弾けない子がいました。年齢的にも、そろそろ考えられた方がいいと思います。 そして、やはり、学校のお勉強もしっかりされることをお勧めいたします。指揮者になるのにも必要ですし、本人の気が変わることや、無限にある今後の可能性にも支えになると思いますので。 大変ですけれど、素晴らしい職業だと思います。是非がんばってください!
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- kitanoms
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指揮者に必要なものは、まずもってオーケストラのメンバーがついてくる音楽性と人間性、これには長い期間の修練が必要です。指揮者に求められる技術としては棒の振り方もありますが、それ以上に必要なのは鋭敏な耳です。読譜力は当然大切です。お子様のソルフェージュ力はどんなものでしょうか?No.1の回答にも例が示されていますが、指揮者への道はさまざまです。日本ではありませんがヨーロッパではオペラ劇場からのたたき上げの人もまだいます。コレペティ(オペラの練習ピアノ)なんかもできるほうがいいので、やっていないのならヴァイオリンだけでなくピアノも習っておいたほうがよいでしょう。幅広い知識が求められるので、高校は普通科のほうがよいのでは…。 しかし、“「音楽の道へ」なんて話したら笑われてしまうかもしれません。やはり優秀なお子さんには、先生からお声がかかるのでしょうから。”ということは必ずしも言えません。特に男の子ですから、好きなことならこれからまだまだ力がつきます。間口の広い勉強をされることをお勧めします。
お礼
kitanomsさま 具体的な例をありがとうございます。 bu-claさんもおっしゃっていましたが 「幅広い知識」が大切なのですね。 ソルフェージュも譜読もまだまだなので しっかりやらせていきたいと思います。 ここで相談しても「もう遅いよ」と一蹴されるかもと 思っていただけに、あたたかいアドバイスありがたく 参考にさせていただきます。
- bu-cla
- ベストアンサー率31% (143/459)
指揮者になるには・・・。ピアノがオーケストラのスコアをパッと見て弾ける。作曲家なみの和声の知識を持つ。後はカリスマ的なものが必要でしょうか。 音楽大学、芸術大学には指揮科というものがあります。そこに入るには前述のピアノのテクニックと和声の知識が必要です(しかも生半可なものでなく)。また、現在プロ指揮者で活動されてる方には、楽器を演奏されてて、途中から指揮に転向されている方もおられます。 なんにせよ、今は習っているバイオリンをしっかり練習するのが良いのでは。オーケストラで演奏するのも、大変な倍率の競争を勝ち抜かなければいけませんし。音楽高校もよいのですが、それよりも人間としての一般常識を身につけるのがいいです。音楽ばかりの視野の狭い人間よりも、幅広い人間性の人のほうが奏でる音楽はすばらしいと思ってます。 現実ですが、音楽するにはかなりお金が要ります(泣)。レッスン代なり、楽器代なり、演奏を聴きにいったりで結構いります。私立の音楽大学やと、びっくりする授業料です。そこらへんを一度調べられたらいかがでしょうか。 結論。楽器をひたすら練習する→指揮も先生について練習する→下積みをしっかり経験する→コンクールで入賞なりする→デビュー。 と言う流れでしょうか。でも現実はまたちがうでしょうし、他にもいろんな流れがあります。指揮者の方の書かれた本を読んでも参考になるかと思われます。まとまり無くてすいません。
お礼
bu-claさん 早速のアドバイスありがとうございます。 やはり現実問題として、かなり厳しい世界のようですね(カリスマ的・金銭的にも)。 まずはバイオリンをしっかり練習して、先生にも相談した方が良いのかな? でも・・・「音楽の道へ」なんて話したら笑われてしまうかもしれません。 やはり優秀なお子さんには、先生からお声がかかるのでしょうから。 とにかく 流れが分かって参考になりました! ありがとうございました。
お礼
tyutulipさん お友達のお話し、心強い限りです。 塾との時間的なスケジュールが合わず ちょうど今月で鈴木メソードをやめ、 他のバイオリン教室に移動するところです。 最初は譜読に苦労するのでは、とためらっていたのですが、 こちらでイロイロお話しを伺っていて今回の移動は 正解だったように感じます。 このまま中学受験をし、いろいろ体験していきながら それでも本人が望むのならば、応援していきたいと思います。 ピアノ・ソルフェージュは受験終了後にしっかりやらせていきます。 温かいアドバイス、ありがとうございました。