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薬学部?化学科?

私は理系の科目、特に化学や生物が好きです。 なので大学もその方向に進みたいのですが、どの学部に行くかとても迷っています。 最初は化学科に進もうと思ったんですが、資格が取れる薬学部に魅力も感じてきました。 それに薬学部は化学と生物の両方が学べると聞いて、いいなぁと思いました。 でも実際薬学に興味があるのか分かりません。 要項などを見ると楽しそうだとは思うんですが、実際学んでみないと分からないなぁという感じです。 どちらかというと化学科の方が興味がありますが、就職の点でもやはり薬学部が捨て切れません。。 皆さん回答お願いします。

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  • betagamma
  • ベストアンサー率34% (195/558)
回答No.7

化学と薬学は、だいぶ違うようですよ。 自分は情報系ですが、化学にも友人が何人かいます。 化学をやっている人は、薬系のことをやっている人もいますが、それは化学のホンの一部にすぎず、工学的な内容をやっている人が多いみたいです。 それから、化学をやりたいからといって、化学科を狙うのは、ちょっと短絡的すぎです。薬学は、どの大学も薬学部で一つですが、化学は、工学部の化学と理学部の化学に別れています。 工学部の化学は、 生命化学:有機・生命に関連のあることがらがメイン 応用化学:化学の応用で工学的に使えるものは何でも 工業化学:工場でどうやって大量の化学反応を起こすかを研究 でも、生命化学といっても、必ずしも生命に関わるわけではないみたいですよ。サークルの先輩は、生命化学科なのに、高分子・液晶ゲルの研究をしています。 僕は今大学3年ですが、高校時代から化学をやりたい、といって、早稲田の応用化学に入った友達がいます。その人は、1,2年の頃は生命化学に興味がある、とか言っていましたが、最近は無機に落ち着いたみたいで、今は触媒化学=自動車の窒素酸化物を取り除くフィルターとか、燃料電池とか、あの変のことをやっています。とにかく応用化学は、広いです。 理学部の純粋な化学科は、工業製品としてではなく、学問として化学をやるところなので、かなりおもむきが違うようです。 応用化学に言った人は、毎日毎日実験実験だったらしいのですが、驚いたことに、理論については情報系の私の必修科目よりも全然やっていませんでした。 理論、というのは、今はまだ分からないかもしれませんが、量子化学という分野があって、たとえばH2OだったらH2Oの分子の電子軌道がどのようになっているかを理論的に計算できるわけです。 シュレディンガー方程式という偏微分方程式を解けばよいわけですが、手計算で解けるものではなく、コンピューターで近似解を求める、とかいう話になります。 で、その近似解をどうやって求めよう?誰か数学に詳しい人やってくれ!というわけで、自分のような情報系の人間と協力して、素早く計算するソフトウェアを開発することになるわけです。 理学部化学科は、そういった既存の理論では理解できない仕組みを探しているところらしいです。まあ、もっとも、正確に解明されていない化学反応なんて、やまほどあるようですが。

noname#9947
質問者

お礼

とても参考になる回答ありがとうございました。 大学の要項を読むだけでは分からない生の声が聞けて本当にありがたいです。 大学の学問は奥が深いですね。 そんな風に化学系と情報系が繋がっているなんて、おもしろいと思いました。 あなたの回答を読んでいたら、化学への興味が更にふくらみました。 もっと自分で考えてみたいと思います。

その他の回答 (9)

  • yuki26
  • ベストアンサー率60% (3/5)
回答No.10

国立薬学部卒です。大学で薬剤師国家試験の勉強をさせてもらえるのは、私立大学だけだと思います。私の卒業した大学では、入学時に国立大学薬学部は薬剤師を養成するところではなく、研究者を養成するところだと言われました。なので国家試験の勉強は大学では全くさせてもらえず自分で勝手にやらなければなりませんでした。それでももともと皆、勉強はできるので過去問を3回やっておけば大丈夫と言われていて、大学院進学が決まっていてあまり真剣に勉強しなかった人以外は大抵国家試験に合格していました。 あと皆さん言われていますが、高校での好きな科目で決めるより、将来どういう職業につきたいのかをよく考えて決めることをお勧めします。 私は数学が大好きだったので、最初は理学部数学科を希望していましたが、親に薬剤師を勧めらていろいろ考え薬学に決めました。大学に入ってから教養で数学の授業を受けて、それまで高校であれほど大好きだった数学が格段に難しく、自分が思っていたものではなかったので数学を選ばなくてよかったと思いました。 就職については卒業時の時代によりどうなるかはわかりませんが、(私の頃は製薬会社の研究、開発、病院薬剤師、大学院博士課程から助手といったところでした)結婚して専業主婦になっても子供が小学校に入学してパートしたいなあと思った時に薬剤師の資格があるといい条件で仕事が見つかると思います。ただ、それまでに調剤経験をしておくことは必要だと思いますが、多少のブランクはなんとかなるもんです。

noname#9947
質問者

お礼

国立大は研究者を養成するところだとは聞いていましたが、そこまでだとは思っていませんでした。 研究にも興味はありますが、やはり資格を取りたいという気持ちが私は強いですね。 結婚したいので、子供が出来た後も仕事が出来るのはかなりの強みですよね。 好きな科目で決めるより、先の先の将来まで考えて決めたほうがいいんですね。 とても参考になりました。ありがとうございます。

  • takkochan
  • ベストアンサー率28% (205/732)
回答No.9

私は、高3の時、第一志望の薬学部に落ち、第二志望の理工学部化学科に行きました。有機の研究室を出て、他大学の理学部化学科の大学院を修了後、製薬会社に研究職で入りました。この会社の新人教育でほとんどの薬学系の科目は学びました(大学の先生を会社が呼び講義を受ける)。 結論。薬学部有利は薬剤師になる場合のみ。他の進路なら本人次第。どちらでも同じです。 こういう進路に進みたいからと言う議論は大いに結構です。指針が無ければ進めませんから。但し、学生のうちは良いけれども社会にでたら道をさえぎられることは多々あります。私も有機化学を専攻しましたが、現在は微生物が専門です。微生物をはじめていじり始めたのは27歳でした。 経験から思うこと。挫折したときは可能な範囲での進路変更を受け入れる。こうすると、気が楽になりますし、進路変更も容易です。正直言って、高3時の希望など当てにならないと言うのが、現在学生を指導していての実感です。自分がやりたいようにやればどちらでもOKです。

  • tree5555
  • ベストアンサー率23% (7/30)
回答No.8

薬学部のものです。薬学部か化学科どちらがいいという質問には答えられませんが薬学部の事は知っているので少し書いてみようと思います。 薬学では確かに化学、生物、さらには物理から自分の好きな分野を選べるので確かに魅力的ですね、私も化学が好きだった事と資格が取れるということがあり薬学部に行きましたが、今は生物系の事に興味をもちはじめ、将来は生化学とかを専攻したいと思っています。 ただ薬学部では薬剤師国家試験のための勉強もやりますので、純粋に化学、生物のみを勉強して卒業できると言うわけではなく、薬の事についてもかなり勉強します。 また薬学部に入るにはかなり勉強するということを覚悟しないといけないと思います、他の学部に比べかなり授業数が多いですからね(六年制になればすこしはらくになるかもしれません)。 就職の事をのべますと薬学部は確かに就職には強いでしょう、ただこれは長続きはしないと言われています。今は入学する人たちは恐らく大丈夫でしょうが、近いうちに薬剤師は供給過剰になるといわれています。これは薬学部の人気にあやかろうと薬学部がそこらじゅうの大学で作られたのが主な原因だとおもいます。 薬学部を卒業した後の薬剤師以外の進路としてはMR(営業職)研究者、開発者が主なものです、MRになるのは簡単ですが研究者になるのはかなり難しいです、大企業の製薬会社の研究職につくには東大、京大などの大学院をでなくいとなかなか難しいと思います。 参考になれば幸いです。

noname#9947
質問者

お礼

現役の薬学部の方の意見が聞けてとても嬉しいです。 本音は化学などを更に勉強したいんですが、就職が心配なんですよね・。。 私は女なので子供が出来たら仕事も出来なくなるし、資格を持っていたほうが復帰することも少し楽かなぁと考えています。 でも薬の勉強をしたことないので、もしも自分に合わなかったらどうしよう、という心配もあります。 もっと自分でいろいろ考えてみたいと思います。 ありがとうございました。

  • satioku
  • ベストアンサー率22% (13/57)
回答No.6

応用化学科卒です。漠然と化学だと…大学中に進みたい方向が見つかり、就職活動も有効に出来ればいいですけどね。化学と言っても幅が広いですからね。有機系・無機系・分析系・物理系といったように。言い方が変かも知れませんが、薬学部はとりあえず皆が薬剤師を目指し(薬剤師になりたくて入るから当たり前なんですけど)、企業で研究開発や、MR(営業)するか、病院などにて調剤するか、ドラッグストアーで働くか…といった選択肢で将来が決まります(6年通って資格とるから給料かかなり良い)。 その点、化学科は選択肢の幅が広いぶん(良い言い方をすれば“つぶしが利く”)、自分の方向性をしっかり見つめていないと、どうしていいのかわからなくなりかねません。 ですので、化学科へ進学するのであれば、後悔しないように信念をもって…信念を見つけるように心がけて居てください。

noname#9947
質問者

お礼

私はまだまだ浅いですよね。。 漠然と化学が好きということしか自分でも分からなくて。。 いろいろ調べたりもしてるんですが、実際に勉強してみないと分からないなと思うばかりです。 このまま化学の方に進んで自分の方向性が見つからなかったら・・・という不安が化学への道を閉ざしています。。 なので更にいろいろ調べてみたいと思います。 ありがとうございました。

noname#12004
noname#12004
回答No.5

再編集のつもりが2回送信してしまいました。 失礼致しました。

noname#12004
noname#12004
回答No.4

薬剤師になりたいのであれば薬学部に進学。その際、総合大学に進み、理学部化学科の学生と交流する。もしくは単科大学へ進んだとしても、他大学の学生と交流する。そうすれば知的好奇心を満足させるとともに就職も有利になります。 ただしあなたが本当に薬学に興味があればの話です。興味のない学問を学ぶのはつらいですよ?(薬学は理論化学より応用科学だろうし)

noname#12004
noname#12004
回答No.3

薬剤師になりたいのであれば薬学部に進学。その際、総合大学に進み、理学部化学科の学生と交流する。もしくは単科大学へ進んだとしても、他大学の学生と交流する。そうすれば知的好奇心を満足させるとともに就職も有利になります。 ただしあなたが薬学に興味があればの話です。興味のない学問を学ぶのはつらいですよ?

noname#9947
質問者

お礼

たしかにそういう方法もありますよね。 自分では考えてもいないことでした。 ありがとうございます。

  • mizu_atsu
  • ベストアンサー率41% (180/433)
回答No.2

どちらに進んだほうがあなたにとって良いかどうかは私にはわかりませんが >就職の点でもやはり薬学部が捨て切れません 薬学の方が就職に有利、と思っているのでしょうか? 確かに資格はとれるでしょう。 しかし、現在薬剤師は大変供給過剰です。 ほんとうに有利かどうかはちょっと考えものです。 将来パートとかに役立つ、と思うかもしれませんが 実際に働けるのは継続して薬剤師の仕事をしている人もしくは 仕事をしていなくても勉強を続けているひとです。 なぜなら薬は絶えず変わっていくからです。 昔の知識は役に立たなくなることも多々あるのです。 今後薬学部は6年制になるようです。 そうなれば難しくなり希少価値も上がるかもしれませんが これまでに卒業した人がいなくなるわけではないですしね。 就職云々よりも行きたいところに行くべきと思います。

noname#9947
質問者

お礼

必ずしも資格を取ることが有利ではないんですね。。 それを考えると薬学の魅力も薄れてきますね。。 貴重な意見ありがとうございました、¥。

回答No.1

こんにちは。 将来はどのような仕事に就こうと考えているのですか?

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