小説読みの皆さん、「当たり」ってどのくらいありますか？

質問

すみません、タイトルの意味がわかりにくくて。小説好きの皆さんにお伺いしたいのです。

わたしは本が好きですが、小説はあまり読みません。読むジャンルとしてはミステリと歴史物とファンタジーくらいで、その中でもごくごく狭い範囲に留まっています。
狭い範囲に留まる理由は「初めてのものを読むのがコワイ」からです。

初めての本を読んで、つまらないと
このくらい→　　＿|￣|○。。。。
ヘコみますし、その作家が上手くても肌に合わないとヘコみます。本によりますが、その後二日くらい「どうしてあの本はつまらなかったんだろう？何がイヤだったんだろう？」と考えてしまう。
……すると考えた結果を誰かに話したくなる。しかし「面白かった！」という話なら、まあしやすいものですが、「つまらなかった」話を他人にしてしまうのはやはり宜しくない……。
何だか重苦しいものを内部に抱えることになります(^_^;)。

小説読みの皆さんは初めての本を読むときに、同じようなリスクを感じながら、それでも果敢に挑戦なさっておられるのでしょうか？
そして、初めての小説を読んで、それが気に入る割合ってだいたいのところ何割くらいですか？
ひょっとして「面白い小説に出会える確率」というのは、わたしが期待しているよりかなり低いものなんでしょうか。「この作家の作品をもっと読みたい」と思うことって……十回に一回もないんですけど、普通ですか？

ついでに、もし「面白い小説に出会うコツ」というものをお持ちでしたら、それも教えていただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。

回答No.4

ele

今晩は。

読んだことの無い作家の場合に、当りは２割ぐらいです。ですから一度気に入った作家の場合はずっと追いかけることになります。途中で「がっかり」することも多々ありますが。

あてにならないのは書評とベストセラー。世間の評判よりも自分の感覚が大事だと思います。

海外物の新しい作家は訳者や解説者が知っているからとかで選択するようにしています。でも、新し物好きでもあるのでお気に入りになる作家に出会える機会だと思ってはずれ覚悟で読んでます。こればっかりは本屋で手にとって「びびっと」くるようなことは無いので自分で読んでみるしかないと思います。

「面白い小説に出会うコツ」は数多く読むことだと思います。ヘコむのは次にいい作品に出会うための試練だと思ってください。「金と時間を返してもらいたい」と思うことはありますけど。

あとは特定の人のこの辺のお薦めが自分に合うということを見極めることだと思います。まったく同じ嗜好の人はいないと思いますが、特定の分野やテイストに関しては同じような嗜好の人がいると思いますので。（友人であったり、作家や翻訳家や...。）

他人と「つまらなかった本」の話をして盛り上がるのは相手も同じように「つまらなかった」と思うときです。そんな人のお薦めの作品のどういったものが自分向きかを知ることは大事だと思います。

上記の「たわごとも」１割ぐらい（希望は１０割）は参考になると思って考えてみてください。

お礼

＞途中で「がっかり」
これもイヤなものですよね～。そのせいで、好きであればあるだけ、手を出すのがコワくなったりします。大好きな作家の別名での作品を先日初めて買ったのですが、ここまで来るのに十年以上？イケマセンね、こんな気の長いことでは。

実はベストセラーは避けて通っています。読まず嫌いというか偏見だが(^_^;)。
「びびっとくる」というのは幻想ですかねえ？ある程度中身を読んでしまうと、大抵のものは買いたくなくなりそうで、けっこうタイトル買いをしています。

そうなんですよね、作家から作家を辿って当たりだった時はほんとに得したな、と。一回だけその経験がありますが、……小説分野ではありませんでした。
＞特定の分野やテイストに関しては同じような嗜好の人
これがわかるようになれればなあ……。

＞ヘコむのは次にいい作品に出会うための試練だと思ってください。
この試練に耐えられるほどの気丈さがわたしにはないかも(T_T)。打率1割以下で試練ばっかりというのもけっこうツライとか。弱音吐きまくり。

ご回答ありがとうございました。