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ケルダール法について

kakasiの回答

  • kakasi
  • ベストアンサー率60% (26/43)
回答No.5

こんにちは。 畜産関係の研究者でケルダールを20年以上やっています (^^ゞ 一般的なサンプリング量の目安としては、まずは AOACで調べるとよいのではないでしょうか。 (#4のrei00さんの回答にJ AOACが紹介されていますが、Journalではない分厚い本) サンプリング量は#1のkeitaroさんの例では0.2gとなっていますが、飼料関係では1mmのふるいを通したサンプルで1~2g程度がサンプリング誤差を防ぐために必要と言われています(この辺は恐らくサンプル粒度との関係で経験的に決まったものでしょう)。 また、同じホウ酸吸収法で検出精度を上げるには、使う道具,試薬に応じて工夫することも必要ですね。 例えば、同じ滴定値(例えば1ml)でも10mlの自動ビューレットを使っているのと100mlのを使っている場合では精度が違いますよね。(ビューレットの最大量に近いほうが読みとりの精度が上がります。) #使用する硫酸濃度や蒸留量を調整すれば滴定値はコントロール可能なので、 #私はサンプリング量は専らサンプリング誤差に依存すると考えます。 さらに精度を上げるには、 1)ブランク値、回収率(硫安などを使用)を適宜測定すること。 2)ホウ酸吸収法など指示薬を使う場合、色調の管理(あまり濃くしすぎないほうが敏感)に注意する。 などでしょうか。

hikobae
質問者

お礼

ありがとうございます。 参考にさせていただきます。

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