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HPLC-ICP-MS

ICP-MSは他元素を同時定量できるのが特徴なのに、なぜHPLCで分離してからICPMSにかける必要があるのですか?例えばAsの場合、ICP-MS単独だとAsの総量しか出せないけれど、HPLCと組み合わせると価数の違うもの・MMA・DMAをそれぞれ定量できるから、という事ですか?

  • 化学
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みんなの回答

  • mogula
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回答No.1

ICP-MSを測定するサンプルが純物質の場合は、その物質の組成式に一致するようなデータが得られますが、複数の成分からなる混合物のばあいは、その混合物全体の組成に沿うようなデータになってしまいます。 そこで、事前にHPLCにより、混合物を分離してから、イオン化して測定すれば、HPLCの各ピーク毎にデータが得られるからです。勿論このとき、サンプルが十分単離されるようなHPLCの分離条件を用いる必要があります。 最近は、このようにMSやNMRとLCやGCを組み合わせた装置が良く使われています。たとえば、今回のような LC-MSのほかにも、GC-MS、LC-NMRやLC-NMR-MSなんて装置も売られています。

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