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国際法ではどうなっていますか?

ある国が過去に犯した犯罪に対しては、現在の当該国の人々が責任を負うのが当然で、国際的にもそれは常識になっていると私は思っていたのですが、次のように主張する人の文章に出あいました。 英文の原文とその日本訳を以下に記します。 従軍慰安婦についての文章です。 Apparently they feel this makes the payments "insincere." The major reason, of course, for structuring the fund that way was because all of Japan's international obligations for damages related to World War II had already been settled by the 1951 San Francisco "Treaty of Peace with Japan," signed by all the major powers. Ignoring that treaty's provisions and making new payments could have created a legal nightmare for Japan. On this issue, I'll side with Japan for two major reasons. First, while the comfort women suffered terribly, so did millions of other people during World War II, and few of them are getting special treatment. How is it fair that a former comfort woman gets a payment, while someone who had their limbs blown off, or was enslaved in Siberia does not? World War II was basically one giant atrocity. Sixty million people perished and millions more suffered injuries and other horrors. Trying to micro-divide that gargantuan mess into little victims groups and hand out money to achieve "justice" is simply impossible to achieve fairly, I believe. Second, it has been 65 years since these crimes were committed. None of Japan's current leaders bear any responsibility for what took place in World War II. Demanding that somebody who is not responsible for something apologize for it anyway is perverse to my thinking about justice. Assigning responsibility for past crimes to the present generation of a country causes much of the prejudice and strife in the world today. If people would only focus on the actions of the one in front of them — and leave the crimes of their dead ancestors behind — the whole world could be a much happier place. どうやら彼らは、これでは支払いが「不誠実」になると考えているようだ。もちろん、基金をそのように構成した主な理由は、第二次世界大戦に関連する損害賠償に対する日本の国際的義務はすべて、主要国すべてが署名した1951年のサンフランシスコ「対日平和条約」によってすでに解決されていたためだ。その条約の条項を無視して新たな支払いを行うことは、日本にとって法的な悪夢を生み出す可能性があった。 この問題に関して、私は2つの主な理由から日本側に立つ。第一に、慰安婦はひどい苦しみを受けたが、第二次世界大戦中は他の何百万人もの人々も同じように苦しみ、そのうちのほとんどが特別扱いを受けていない。元慰安婦が支払いを受けられるのに、手足を吹き飛ばされた人やシベリアで奴隷にされた人は受けられないというのは、どう考えても公平ではない。 第二次世界大戦は基本的に巨大な残虐行為だった。6千万人が亡くなり、さらに何百万人が負傷やその他の恐ろしい被害を受けた。その巨大な混乱を小さな被害者グループに細かく分割し、お金を配って「正義」を実現しようとするのは、公平に達成するのは不可能だと私は思います。 第二に、これらの犯罪が行われてから65年が経ちました。現在の日本の指導者は、第二次世界大戦で起こったことに対して何の責任も負っていません。責任のない人に謝罪を要求することは、正義についての私の考えに反しています。 過去の犯罪の責任を国の現在の世代に負わせることは、今日の世界の偏見と争いの多くを引き起こします。人々が目の前の人の行動だけに焦点を当て、亡くなった先祖の犯罪を忘れれば、世界全体がもっと幸せな場所になるはずです。 %%%%%%%%%%%%%%%%%% 彼がこう主張していることからすると、新しい世代へ古い世代の犯した犯罪の責任を必ず負うものではないということですね? このことに関して、国際法などはどう規定しているのでしょうか? あるいは、特に何も規定していないのですか? よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • f272
  • ベストアンサー率46% (8477/18147)
回答No.2

「ある国が過去に犯した犯罪」なんてものはそれを犯罪だと規定する法が確立して初めて意味があるというのが共通理解です。ですが第二次世界大戦に関する東京裁判では事後法によって裁かれました。戦勝国の横暴ですが,誰も文句をつけられません。 損害賠償に関しては個別の条約によって解決されるというのが共通理解です。第二次世界大戦に関して日本はサンフランシスコ平和条約で多くの国と平和条約を結び,その後に各国と賠償に関する条約を結びました。したがって法的にはすでに終わったことです。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11082/34531)
回答No.1

国際法っていうのは原則的に、国家間で守るべきルールというような位置づけです。例えば領海や領土の定義がバラバラだったら揉めるので、共通のルールとしてこう定義して、みんなそれに則って国家運営をしましょうというものです。 慰安婦問題のようなことは個々の国家間の揉め事ですから、それは国際法で解決する問題ではなく、基本的には両国間で解決するべき問題です。ただそれだとどちらかの国が話し合いに乗ってこない場合に相手の国が困るので、その話を国連のような場に持っていって、なんというか「話を大きくする」ことで相手に交渉のテーブルにつかざるを得ないように持っていく、というのはあります。 従軍慰安婦問題は、その本質は「いじめたやつはそのことを覚えてないし終わったことだと思っているが、いじめられたほうはいつまでも根に持っている」ということだと思います。 韓国人て、日本コンプレックスがあるんじゃないかなと思うんですよね。そういう点では甘えているのだと思います。日本なんだから、分かってくれよ、みたいなね。 日本に比べてドイツは責任をちゃんととっているという人もいますけど、ギリシャ危機のとき、ギリシャ人やギリシャ政府は突然にドイツに対して第二次世界大戦のときの謝罪と賠償を要求しました。ギリシャ危機で国家財政のあり方についてEUの中心国であるドイツからあれやこれやと注文をつけられたことにイラついたからです。 またクロアチアとドイツがサッカーで対戦したときは、クロアチアの当時の監督は選手たちに「君たちの父親や祖父が、ドイツ人にどんな目に遭ったかを思い出すんだ。今日、君たちはヤツらの頭の上に爆弾を落としてやれ!」といって鼓舞したといいます。本来はスポーツに政治を持ち込むのはご法度ですが、そういうことは現実としてあるのです。 殴られた側からすれば、殴ったやつが「それはもう昔の話じゃん」といったら、そりゃまあ腹が立ちますよね。

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