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フラワーデモに加害者が参加していたことについて
私は小学校低学年〜ハイティーンにかけての10年以上にわたって、同性の親族(女性)から性的虐待を受けていました。成人したいまも後遺症に悩んでおり、女子トイレで不安を感じたり公衆浴場を避けたりしています。同性から軽く手や肩に触られるボディタッチも悪気がないのはわかっていても怖いです。 もう数年前のことになりますが、加害者が地元で行われたフラワーデモに参加していたことを知り、憤りをおぼえました。 彼女自身に性被害体験があることは知っています。彼女の被害体験について私は繰り返し聴かされており、彼女を気の毒な人だと思っていました。どんな小さなことでも拒もうとすると、彼女は「お前も私を傷つけるのか!信じてたのに!裏切るのか!」と怒り、ときには身体的な暴力もふるいました。反対に「見捨てないでよー」と私の洋服にしがみついて泣き出してしまうこともありました。そういったことの積み重ねで少しずつ心理的な支配が強まっていったように思います。 彼女がデモに参加したと知ったとき、私はまず動揺しました。そして憤ってもかまわないのかどうかとても迷いました。彼女の加害の事実をもって被害者としての側面を否定してしまうことになるのではないかと思ったからです。私は自分がどうしようもないミソジニストだと感じ、ずっと己を恥じています。それでも、怒りがわいてくることを止められないのです。 心の悩みをネット上で打ち明けるときまって、カウンセリングに行くことをすすめられます。親切なアドバイスはたとえ知らない人からでも、気にかけてもらえていると感じて嬉しいです。でも、私にとっては年上の女性と扉のしまった小さな部屋で一対一で向き合って過ごすという状況そのものがフラッシュバックの引き金となる。だからといって男性のカウンセラーを希望して奇妙に思われもしかしたら問いただされ、自分が「女に犯されて(直接的な言い回しでごめんなさい。でもあれはまさに侵襲でした)、擬似夫・擬似彼氏にされた女」であることを知られてしまうのも怖い。なかなか踏み出せません。私は虐待以来、自分が普通の女の子とはちがう「若い女の姿かたちをした化け物」になってしまったと感じています。 これを書いてどうしたいのか、自分でもよくわかりません。彼女への怒りをもつ自分を肯定してもらい「あなたはミソジニストじゃないよ」と断言してほしいのか、あるいは子ども時代の私が彼女を拒めなかったことについて責めないで寄り添ってほしいのか、はたまた「そんな奴とっとと告発しちまえ!」と煽ってほしいのか。本当は相談というより、気持ちを吐き出し、自分の存在をインターネット上に刻みつけたいだけかもしれません。ごめんなさい。
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質問者が選んだベストアンサー
あなたに性的虐待をした女性が実は性被害体験があったことと、その女性があなたに性的虐待という行為をしたことはまったく別の問題であると思います。 あなたがその女性に性被害者として同情する気持ちは分かりますがかと言ってその女性があなたに対して性的虐待をしていいという理由にはならないからです。 あなたはその女性から受けた性的虐待のため深いトラウマを負いとても生き辛い人生になっていると思います。 またその一方であなたに性加害をしたその女性がフラワーデモに参加しているのを知れば複雑な心中になり憤りを感じるのは当然です。 これはしっかりと自分の気持ちと向き合い「許せない」と思う自分の気持ちを認め、「許せない自分を許せばいい」と思います。 PS. カウンセリングについてですがカウンセリングは必ずしも部屋の中で対面式でやるものだけではありません。 今はネットを利用したリモート方式や電話カウンセリング、直接会話をしなくても済むメールカウンセリングもありますので試みるのも良いと思います。
お礼
>あなたに性的虐待をした女性が実は性被害体験があったことと、その女性があなたに性的虐待という行為をしたことはまったく別の問題であると思います。 彼女から私へおこなわれた加害についての怒りを自覚するとき、その激しさが彼女へ加害した人たち(男性)の暴力性(マチズモ、有害な男性性)とよく似ているのではないかと不安になります。「私は男性から性被害を受けたこともあるのに、彼女から受けた被害のほうが自分にとってはより大きなダメージに感じられるなんて、私はミソジニーを内面化したいわゆる名誉男性なのではないか」という思考もありますし、実際に、フェミニズムを標榜する知人からそれに近いことを言われてしまったこともありました。 一方で、私が男性から受けた被害以上に彼女から受けた被害に強い衝撃を受け深刻なトラウマになってしまったのは、「女性だけの空間であっても気持ちが休まらない」「女性同士で集まっても安心感を得ることができない」状態にあるためと、「自身が男性に見立てられて性的に利用されたために女性性を剥奪された」と感じているからであり、女性を憎みたいがために彼女の行為に怒っているわけではないとも思います。私の怒りは正当であり、非難されるいわれのないものだと胸を張って言えるように今後なりたいです。 >今はネットを利用したリモート方式や電話カウンセリング、直接会話をしなくても済むメールカウンセリングもありますので試みるのも良いと思います。 教えて頂きありがとうございます。なんらかの形で、このこととじっくり向き合わねばならないとずっと感じていたのは間違いないので、自分に合ったやり方を探してみようと思います。 丁寧な回答をいただき、ありがとうございました。