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平和学習は必要か?
誤解を恐れないように言うと自分から興味を持って学ぶというのは良いと思うんですが、学校で先生が平和教育をするのが良いのかな?と思っているんです。 太平洋戦争を経験した人は殆ど失くなり、生きている人も御高齢になりました。 僕は平和教育はなるべくしない方が良いという考えなのです。理由は10代という大人と子供の間の多感な時期に、そういうショッキングな話をするのは心の病気とかトラウマになると思うのです。 考えてみると小学生の国語の教科書にも「ちいちゃんのかげおくり」とか載っていました。何度も何度も悲しい戦争の話をすることに意味があるのか? 核兵器の被害を受けた唯一の国が日本です。一方でアメリカとかロシア、中国、北朝鮮などは核兵器を持っています。 教育って言うのは何を教えれば良いのか、確かに難しいです。毎年、広島・長崎での平和祈念式典が行われています。 歴史のことを言うと「温故知新」だとか「賢者は歴史に学ぶ」と常套句が言われます。 僕も歴史は日本史・世界史を問わずまぁまぁ好きですよ。しかし、この教科を重点的に学ばせるというのは、あまり良くないんじゃないかと思うんですよね。 個人的には英語とか数学、現代文の勉強の方が重要だと思っています。 まぁ、多くの人が微分積分なんかより現代社会とかの方が重要だと感じていると思いますし、又ニュースも大切だと思っているかもしれません。 しかし、ニュースは下らないと思っています。ニュースは最近ではオリンピックのことばかり言っているし、他にも野球とかサッカーなど大人の目線から見ると下らないです。 話が逸れましたね、済みません。 平和学習というのは必要だと思いますか? 回答宜しくお願いします。
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それを「平和学習」と呼ぶかどうかはさておき、日本の歴史を教える中で、1945年に敗戦を迎えたあの戦争に関する教育は必要不可欠です。「自分から興味を持って学ぶのが良い」ことはいうまでもありませんが、そのきっかけとなるものが必要だからです。 回答者は戦後の生まれなので直接あの戦争を体験したわけではありませんが、親の世代は出征経験があったり勤労学徒として工場などに動員された経験があったりし、本土空襲の体験などと合わせて戦争の話を聞く機会は数多くありました。学校の先生も年配の男の先生の中には戦場で戦った経験がある人がいて、大学で学んだ学科にはその学科に在学中に学徒動員で出征した教授が2人いました。 しかしご指摘の通り、「太平洋戦争を経験した人は殆ど失くなり、生きている人も御高齢になりました。」直接当事者の話を聞ける機会が減っているからこそ、学校で教師が教える必要があります。 >僕は平和教育はなるべくしない方が良いという考えなのです。理由は10代という大人と子供の間の多感な時期に、そういうショッキングな話をするのは心の病気とかトラウマになると思うのです。 そのような児童・生徒がいるとしたら、それは教え方の問題であって、平和教育を「なるべくしない」理由にはなりません。戦争は「過去の悲惨で不幸なできごと」というだけでなく、ウクライナやパレスチナの現状をみてもわかるように「今も大勢の人々が生命を奪われ続けている現実そのもの」です。過去の戦争を学ばなければ、現在の国際情勢の緊張やその極限としての戦争について考えることも十分できません。過去に目をつぶるものは現在にも目を向けることができないのです。 もちろん現在行われている「平和教育」の内容が適切かどうかということは、これまで述べたことは全く別の問題で、さまざまな課題があることは確かですが、だからといって「平和学習は不要」ということにはならない、というのが回答者の考えです。 回答者は九州の出身で、小学校の修学旅行で長崎の原爆資料館を見学してその悲惨さに衝撃を受けました。被爆から20年余しか経っていなかったころです。そのころ子ども向けのノンフィクション全集で、アメリカが原爆投下の前に、世界初の核実験を長崎に投下されたのと同じプルトニウムを使用した原子爆弾で行ってその威力を十分理解していたことを知り、なんとも言えない気持ちになりました。あれから60年近く経ちました。
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- takochann2
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いろんな視点から一つの事実を学び、様々な考え方を聞くことは有益だと思います。そういう歴史ならば社会で生きるため有益でしょう。個人的には英語は無用で、数学と国語と理科を重視うすべきだと思います。
お礼