統合失調症の判断基準はなんですか

質問

本当に統合失調症なのか、疑っています。ひどい症状の頃もありましたが、入院して薬を開始したら、すぐに落ちつきました。統合失調症の発症原因は、まだよく分かっていないようですが、遺伝という説もあるようです。家族や親戚に遺伝するような人はいません。発症当時、強いストレスがかかっていたように思います。不安障害と診断されていました。もしも本当に統合失調症なのなら、それが原因なのかなと思っていますが、不安障害のストレスが引き金で、統合失調症に発展することはあるのでしょうか。病院には毎月通っていますが、自分が病気という認識がほとんどなく、薬も飲んだら飲まなかったりです。医師に、本当に統合失調症なんですか？と聞いても、おそらくそうです、のような返答です。このまま再燃をおそれて薬を飲み続けるべきなのか、いつも疑問に思っています。入院していた時も、毎月の通院のときも、おそらく統合失調症なんだろうなという方々を見かけますが、目がどこも見ていないような、抜け殻のような、方もいます。何かが見えているのかもしれませんが、突然、何もないところに向かって怒鳴りだす人もいます。自分は、なんか違うな、本当に統合失調症なんだろうか、と疑問です。どういうところで、判断しているのでしょうか。一生薬かそうでないかは、大きく違います。必要ないなら薬も飲みたくありません。

回答No.1

takochann2 · ベストアンサー

ヒトは様々ですから教科書の様な典型的な状態になるのはむしろ稀です。いくつかの疾患の中間の様な病態になることもしばしばです。そのような状態でも適切な治療を実施できるのが専門家です。また治療開始後の症状は修飾されよくわからなくなりますし、うまく治療できれば普通に社会生活も送れるようになります。
　自分の方が普通っぽく思うのなら、上手く治療が出来ているんだなと、考えましょう。必要ない薬は出しません。信頼しましょう。
　精神的ストレスは発症のきっかけになります。

お礼

いつもありがとうございます。
毎度ですが、不信感？のようなことばかり言っている気がします。
信頼するしかないですね。
必要ない薬は出さない。信頼しなきゃなとは思います。
ご回答ありがとうございます。

回答No.2

JP002086

双極性障害の親類を看ています。

診断をするには、診断基準があります。
現在、精神疾患の診断を行うにあたり使用されているのは、アメリカのアメリカ精神医学会（APA）が発行している「DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル」が用いられています。
それと、最近ではカルテの電子化が進み、カルテに記載するためのコードで「ＩＣＤ－１０（国際疾病分類第10版）」を用いて電子カルテに入力します。
これらは、「統計を取って分類された結果の診断基準」ですので、「どの様（過去から）にして今に至ったか？」がありません。
（現在の症状からの判断基準なので）
また、「精神疾患に関しての原因に関して一切判っていない。」と言うのが現時点での研究結果です（途中経過は出ていますが）。
ＰＴＳＤ（心的外傷後ストレス障害）の様に、原因がわかっている疾患は別です。

統合失調症の症状に関しては、患者の年齢によっては「統合失調症と双極性障害１型」と区別が付かなかったり「統合失調症と認知症」の区別が付かなかったり（発症時の症状が一緒なので）します。
そのため、年齢と体重とＭＲＩの検査によって、処方される薬や量について変わります。
時には、劇的な急変に対処するために、筋肉注射もあります。
上記に書いた通りの事も有り、医師として答えられるのは、
＞おそらくそうです
としか答えられないのです。

服薬に関しては、大昔は多種類の薬を服用させて抑えるやり方でしたが、現時点では「単剤」（メインの薬と副作用を抑える薬の数種類）にして症状を抑える治療法に変わっています。
処方に関しては、薬事法の改定もあり「依存性の高い物」と病院の薬事局で鍵付きで処方管理が厳しい「麻薬性の薬物」に関しては、２週間の変更は有りませんが、殆どが３０日間の処方が可能となっています。

治療法としては、大昔「ロボトミー手術」と言うのがありました。
この手術は、現在、一切行われていませんが、どの様な事だったのか？を知りたい場合は検索してみてください。

＞必要ないなら薬も飲みたくありません。

診察前に待合室等に居ると思うのですが、目に映る方々は「服用していて、あの状態でやっと保たれている」と思ってください。
何度か薬物依存に関する専門医と話していたのですが、脳の伝達物質が異常な状態になった場合、正常値に（血液の成分検査の結果から）戻った状態にならないと頓服にならない。と思ってください。

ご参考にどうぞ

お礼

ありがとうございます。
「服用してあの状態でやっと保たれている」
自分はまだ運がよかったほうなのかもしれません。急性期の状態から、今はなんとか普通に暮らせるまでになりました。
なかなか頓服にはならないんですね。
服薬のおかげと思い、医師を信頼しないといけないと思いました。
ご回答ありがとうございました。