溶接の計算について分かりやすく解説

このQ&Aのポイント
  • 溶接部にかかる曲げ応力の公式で気になる『hl(h+b)』について解説します。
  • 溶接の計算で重要な要素であるbについて詳しく説明します。
  • 溶接の計算において、公式の分母である『hl(h+b)』がどのような意味を持つかを解説します。
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  • 締切済み

溶接の計算について

溶接部にかかる曲げ応力の公式で、写真のようなものがあるのですが、公式の分母が『hl(h+b)』でbが数式に絡んでくるのかが分かりません。 是非教えていただけたらと思っています。

みんなの回答

  • ohkawa3
  • ベストアンサー率59% (1344/2264)
回答No.1

図の向きにモーメント荷重が加わったとき、板厚bの上側の溶接部には引張力、下側には圧縮力が加わります。 モーメント荷重を「引張力」に変換するには、モーメントを「働き幅」で除算することで求められます。 この「働き幅」が(h+b)です。上側と下側の隅肉溶接部の中心距離を「働き幅」と考えている訳です。 板厚が厚い方が、「働き幅」が大きくなるので、「引張力」は小さくなります。 さらに、上記のように求めた「引張力」を、隅肉溶接部の断面積で除算することで「引張応力」が求められます。 曲げ応力の公式は、上記の2段階を、一括して一つの式に表したものです。

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