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蒸気機関の軍艦とガスタービン機関の軍艦について

石炭や重油を燃料にする蒸気機関の軍艦とガスタービン機関の軍艦について質問です。 以下の画像は、蒸気機関で動く蒸気船内部の構造ですが、現在の艦船、特に軍艦の動力機関は、ガスタービン機関が主力なのですが、ここで質問です。 では石炭や重油を燃料にする蒸気機関の軍艦を改造すれば、ガスタービン機関搭載の軍艦のように、高速度の出力を生み出すことはできるのでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • teppou
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回答No.1

 古い設計の軍艦(艦船)に最新の機関を搭載すれば最高速度が上がるかどうかは何とも言えません。  艦船の設計は、非常に多くの条件の最大公約数的にものを求める作業だからです。(艦船に限りませんが。)  軍艦が蒸気機関で設計されていたのは日露戦争(1904~05)までで日露戦争の翌年(1906)に蒸気タービンを搭載したイギリスのドレッドノートが竣工しています。  日露戦争当時の日本の駆逐艦は、30ノット出せたそうで、今考えても意外に高速ですね。  現在の海自の護衛艦は40ノットかそれ以上の速度が出るようですが、旧日本海軍の駆逐艦 島風型も40ノットをわずかに超える速度が出たそうです。(当然蒸気タービン機関です。)  艦船にとって40ノットの壁は大きく、機関の出力の問題だけでは解決できないもののようです。  日露戦争当時の駆逐艦にガスタービン機関を搭載すれば30ノット以上は出せると思われますが、40ノットに届くのはむつかしいのではないでしょうか。  因みにご質問文に添付の写真は、日露戦争当時の日本の連合艦隊旗艦の三笠の物だと思われます。

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