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留学の意味って何ですか?

兄弟や友達、知人など私の周囲でも何人かが留学に行ってましたが、その後特に海外とは関係のない仕事をしているのを見ていて、留学に行った意味は何なのだろうと感じました。 留学に興味はあるのですが、どうせ行くなら将来的に役立つような経験にしたいです。 留学した経験は今の仕事にどんな風に役立ってますか? また、留学に行ってよかったことは何ですか? 是非聞きたいです。

専門家の回答 ( 1 )

回答No.3

僕は世界を巡って写真を撮影してますけど、本当に海外に行きだしたのは、留学がきっかけです。 それができるようになった理由は、留学を通じて英語が話せるようになったという事は単純に大きいです。アメリカで学んだ事として写真のスキルとかはなくはないんですが、コミュニケーションとか海外での立ち振る舞いに関することを一番学んだし、それが一番大きかったです。 また自分の専門的な部分でいうと、日本の中だけでやっていた頃には、外国の人は写真のどの部分を評価するのかとか、そういう視点というのはなかったんですよね。 例えば日本の美術大学だと、写真は写っている内容を評価するんですが、アメリカの美術大学だと全く違って、写真が商品としてアートの市場でちゃんと成立するかどうかっていう点が重視されます。極端な話、写っているものは人それぞれの感性だからあまり評価の軸にならないというか。 単純に考え方の違いで、どちらが良いとかではないんですが。 ただ、行けばすぐわかることなんですけど、やっぱりこういう話を日本ですると今でも「なるほど」と言われるので、やっぱりあまり知られていないんだなとは思います。そのぐらいのことでもインターネットの時代になった今でもやっぱり伝わってないし、行った人しか分からないことはやっぱり多々あると思うんです。 そして留学を経験したことで、自分の国際的な立ち位置というか、日本人であることを客観的に見れるようになりました。 日本人ってちょっと変わっていて、アジア人だけどあまりアジア人という感覚がない。それが欧米に行くと日本は中国や台湾、韓国なんかと同じグループのアジアなんだな、というのを割と肌で感じます。そうなってきたときに、欧米やそれ以外の国の人たちとどう向き合うべきかというのが見えてくるし、それを一言でいうと国際感覚という言葉になるのでしょうけど、端的に視野は広がったと思います。そういった経験はある意味では写真のスキル云々よりも、今の自分の活動のベースになっていると思います。

OKWAVEスペシャル回答者 佐藤 健寿(@OKW_Special001) プロフィール

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