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今、あなたが一番好きな本をおしえてください。

potedoraの回答

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  • potedora
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回答No.17

「ときめきに死す」丸山健二 栄光の一瞬を求めるテロリスト志望の青年の物語。 サスペンスタッチで緊張感を持って最後まで 読めるところが好きです。 私が新刊を必ず購入する唯一の作家です。 「バビロンに行きて歌え」池澤夏樹 東京に密入国した中東の元兵士がふれあう 様々な人間をオムニバス形式で描いてあります。 バイオレンスや倒錯愛に流れやすい最近の 日本文学とは違い純粋に人と人との交わりを描いて いるところが好きです。 「永遠なる序章」椎名麟三 病気による死の宣告を受けた青年が、その宣告ゆえに 本来的に生きることに目覚める戦後文学を代表する 作品です。 基本的に戦後文学が好きなのですが、これはその中でも一番好きです。 典型的な文学青年のごとく太宰にはまっていた時期 がありますが、結局死んでしまう太宰では何か物足 りないと感じていたとき、死にたいけど死にたくない 自分という存在をすごくうまく表現された気がして 何度も繰り返し読みました。 ストーリーの説明だけだと黒澤明の「生きる」みたいですが 主人公はひねくれ者なのでぜんぜん違います。 どちらかというとカミュやサルトルなど実存文学に 近いです。 「悪霊」ドストエフスキー 主役のスタヴローギンよりキリーロフが好きでした。 本当の自由を得るためには自殺する勇気が必要という 奇妙な思想は当時の自分にはぴったりでした。 まだまだいっぱいありますが、きりがないので。 一番ということですが、あえていえば「永遠なる序章」 でしょうか。 年齢は34です。

koga_s
質問者

お礼

ありがとうございます。お恥ずかしい話ですが、ドストエフスキー以外は読んだことがありませんでした。でもpotedoraさんの解説からしますと、どれもとても面白そうです。私も2,3年前は太宰にはまっていたのですが、何か物足りないと感じていたところなので、「永遠なる序章」を是非読んでみたいと思います。参考になりました。

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