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原子が励起した後光子が必ず一つだけ放出される理由

高校物理では,原子が励起した後,光子が一つ放出される,とあります. ここで,励起した原子が必ず一つだけ光子を放出する,という事実の 説明は聞いたことがないのですが,何か明確な理由があるのでしょうか. 複数の光子が放出されてもいいと思います.

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • nananotanu
  • ベストアンサー率31% (714/2263)
回答No.2

高校の範囲ではないだけで、実際に複数出ることはあります。良いセンスをされていますね。 例https://astro-dic.jp/two-photon-continuum-emission-two-photon-decay/

kt11235
質問者

お礼

反例を挙げていただき,ありがとうございます. 最も求めていた答えです.

その他の回答 (1)

  • tetsumyi
  • ベストアンサー率26% (1858/7097)
回答No.1

原子の中で電子はエネルギーに応じた電子雲の形となりますが、これが励起されると1つ上のレベルに上がります。 つまりその途中の段階はあり得ないのです。 つまり1つ下のエネルギーレベルに一瞬で落ち込むときに光の形で放出するのですからそれに応じた光子を放出するのですから1つの光子となります。 またこれは電子雲の大きさ程度の波長の光と考えられ、2つ出すには波長が2倍となりますがこんな光は電子雲から出ません。

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